俺とお前と時々親友♂ 69

優子

やっと片付いた
陽菜はテレビを見て笑ってる

なんかお笑いを見て笑ってる陽菜って新鮮

そうだ、お風呂とかトイレの場所聞いておかないと
広すぎて迷子になっちゃいそう

「はるなートイレとお風呂って何処にあるの?」

「トイレはその右のドアで風呂はその横のドア!」

「えっ! 部屋に両方あるの? 」 

「あたり前だろいちいち出て行くの面倒じゃん」

いやいや、普通は部屋の外に出て・・・・
って、普通じゃないか(笑)

「大きい風呂に入りたいんだったら屋上にあるぜ”!行くか? 」

「いいよ、部屋で入るから・・・」

「外も見えるし行こうぜ 」

「やだ・・・恥ずかしいもん 」 

「もう裸見てんだからいいだろ 」

「じゃー電気消してくれる?」 

「いいぜ 」

んっ?なんかあっさりOKしてくれたけど・・・なんか怪しい

タオルはあるらしいからパジャマと下着を持ってついて行く

階段を上るとドアが二つあって

「こっちが外に出るドアでこっちが風呂のドア」

ドアには鍵があってお風呂に入る時は鍵をかけるらしい

中に入ると脱衣所が6畳ぐらの広さがあって・・
私の部屋とおんなじ広さだじゃん

中へのドアを開けると一面ガラス張りのジャグジー風呂があった・・・

「これって外から見られちゃうじゃん(汗) 」

「そんな分けねえだろ、
マジックミラーになってて外からは一切見えねえよ 」

これじゃー電気付けなくても明るいし・・・

「はるな、恥ずかしいよ」

「見えないから大丈夫だって 」 

「違う・・・明るいから・・・」

「もうあきらめろよ、これから毎日一緒に入るんだから 」

「え〜誰が決めたの 」 

「オレ様(бвб) 」

ぐずぐずしていると

「早くしろよ、脱がしてやろうか?」 

「いい、自分で脱ぐから先に入って向こう向いてて」

「わかったよ、早く来いよ」

「うん」

陽菜と婚約したし一緒に住むんだから仕方ないよね・・
なれなくちゃ

ゆっくりドアを開けると・・・
あっ向こう向いててくれてる

「先に洗っちゃうから向こう向いててね」 

「・・・・」 

早く洗っちゃおう(汗)

頭を洗っていると後ろから声がして

「俺が背中洗ってやるから」

て聞こえたと同時に
大きな手の感触が背中に伝わってきた

俺とお前と時々親友♂ 68

陽菜

はあ・・・やっと今日から俺と優子の甘い生活が、
この可愛いぬいぐるみたちに
囲まれ見守られながらながら・・・って、おい

「何なんだこのぬいぐるみの山は (怒)」  

「私の癒しの素なんだもん」

「だからってベットの上にこんなに置いたら寝れねえだろ(怒)」

「陽菜はこんなにかわいい子達に囲まれて寝たくないの! 」

「寝たくねえよ 」 

「じゃー別々に寝るもん、私下で寝る(怒) 」

口を研がれせてプイッて横を向くコリス・・・

俺は可愛いコリス一人で十分なのに

「わかった、ベットには2つだけ置かせてやるから
後は棚とかソファーに置いておけ」

「えーこの佐江とあっちゃんとお兄ちゃんからもらった3つは譲れない 」

なんで佐江からもらったやつ大事にしてんだよ(怒)

 「佐江のはダメ」

「嫌だ!これは小学生の時お父さんが単身赴任で寂しくて泣いてた私に
佐江がお小遣いためてお父さんだと思えって買ってくれた大事なぬいぐるみなの」

・・・佐江に負けた気分だけど仕方ねえ  

「じゃー3つ置いとけ」

「陽菜ありがとう♪ 」

コンコン 

「何だ?」 

「お食事の用意が出来ました」 

「すぐ行く!」

「優子飯行くぞ」

「うん 」

ダイニングに行くとお袋しかいなくて

「おやじと兄貴は仕事か?」

「そうよ、毎日遅くて」 

「あの・・・今日からよろしくお願いします 」

「いらっしゃい 自分の家だと思って遠慮無く何でも言ってね」

「はい、ありがとうございます 」

もちろん席は俺の隣で

「いただきます、凄いいつもこんなの食べてるの?」

「俺、めったに家で喰わないから知らねえ」

「そうね、陽菜と一緒に食事をするなんていつぶりかしら・・
これも優子ちゃんのおかげね」

「いえ・・そんな事・・
お母さんはいつも一人で食事してらしたんですか?」

「そうね、主人も陸も毎日遅いから・・・」 

「これからは3人ですね 」

「まあ、嬉しいこと言ってくれるわね 」

お袋に寂しい思いさせてたのかと思うと心が痛い・・・
それから俺の小さい時の話とか
ぐれた時はどうしようかと思ったとか二人で話が盛り上がってるし

「俺の話ばっかりしてんなよ 」 

「だって陽菜の事もっと知りたいんだもん」

「今日はこれくらいにしましょう、
また陽菜がいない時にいろいろ教えてあげるわね 」

「わー楽しみ♪ 」 

「優子が1人の時なんてねえし 」

なんかお袋に優子を取られた気分だ

「今日美味しい紅茶の葉が手に入ったんだけど後でどうかしら?」

「ダメダメ、荷物まだ片付いてないんだから 」

「すいません、明日練習昼までなので
3時のおやつタイムの時に頂きます」

「じゃー美味しいケーキ用意しておくわね 」

「あっ、優子あんまり甘いものとか
フルーツ苦手だからチーズケーキでいいよ」

「そうなの、じゃーチーズケーキ用意しとくわね」

「アハ(-∀-`) ありがとうございます」

「おやすみなさい 」 

「お休み 」

ふーやっと二人っきりになれる お袋には悪いけど

俺の息子も我慢の限界に来てるからな
これから毎日楽しみだ(бвб) 

俺とお前と時々親友♂ 67

優子

とうとう今日から陽菜と一緒に住むのか・・・

クラブが終わるの遅くなっちゃって帰って来たのが1時半過ぎてた

早くお風呂入って着替えなきゃ陽菜が来ちゃう(汗)

お風呂から上がると陽菜が居て荷物も積み終わっていた・・・
まだ2時になってないのに(笑)

陽菜が急かすからお母さんとの別れを惜しみながら
外に出て車に乗り込むと

いきなり抱き寄せられてキスされて右手が胸に・・・

必死で抵抗するとムッとする陽菜
 だって車の中でとか嫌だもん

いくら見えないからって・・・私にはまだ無理だもん

陽菜は私の体が目あてで体だけが好きなんだろうか・・・

これから毎日一緒に居るのに拒否したりしたら嫌われちゃうのかな

そしたらまた他の人と・・・

 今度はたぶん耐えられないと思う

陽菜が他の女の人と歩いたり触ったりキスしたり・・・

 ダメ考えただけでも泣きそうになる

信じていいんだよね?  信じてるからね陽菜!

俺とお前と時々親友♂ 66

陽菜

待ちに待った日曜日

クラブ昼過ぎまであるから夕方に来て!
って言われたけどそんなに待てるわけがなく
2時に迎えに行くから!とメールして今玄関の前に立っている

チャイムを鳴らすとお母さんが出てきて

「ごめんなさいねさっき帰って来たところで
今お風呂入ってるから先に荷物
運んどいて貰えるかしら」

「分かりました」 

「段ボールに入れてあるからお願いね」

「ハイ、お前ら運び出せ」

「小嶋君、優子の事お願いね、あの子結構寂しがり屋だし元気そうだけど
体調を崩しやすいから気を付けてやってね」

「はい! 」

「もしもあの子を泣かせるようなことがあれば
すぐに取り返しに行くからね 」

「大丈夫です 」 

「たまには返してね(笑) 」 

「1日ぐらいなら・・・(бвб)」

「まあ、よっぽど離れたくないのね (笑)」 

「すいません・・・」

「あっ!陽菜来てくれてたの」

バスルームから優子が出てきた

髪の毛が濡れていて頬が少し赤くてTシャツに短パン・・・
くぅー可愛い

抱きしめたいけどお母さんの目の前だし心を落ち着かせて

「早く用意しろよ」 

「ごめんねもう少し待っててね 」

「いつでも取りに来れるんだから全部じゃなくてもいいぞ」 

「うん、わかった」

「車に乗って待ってるから」 

「ハーイ!」

「じゃー失礼します」 

「小嶋君またね 」 

外に出て車に乗り込む

5分ほどして優子が出てきた
ドライバーがドアを開けると乗り込んでくる

「遅い(怒) 」 

「だから夕方にしてって言ったのに・・・ 」

「俺は早くこうしたかったんだ!」

優子を抱き寄せてキスをする

「んん・・・・」

ついでに胸も触っちゃえ

「ん・・・!やっ!」

必死で抵抗するコリス 

「何で嫌なんだよ(怒) 」

「ドライバーさんいるし(汗) 」

「あっ向こうからは見えないし音も聞こえないから
安心してエッチ出来るぞ(*^^)v 」

「車でなんてやだもん ・・」

「ちょっ、泣くなよ、冗談だし、嬉しくてよ、つい・・・・(汗)」

はあ・・・気持ちが先走っちまう どんだけ好きなんだよ俺

俺とお前と時々親友♂ 65

陽菜

何とかみんなに認めてもらえて婚約

結婚は俺の頭とこれからの行動次第か・・・
 一番やばいな・・・心配だ (汗)

しかーし、俺は一番大切なことを忘れていた
 そう一緒に住むと言う事!

婚約したんだからいいよな、毎日するために・・・
だけじゃないけど一緒にいたいからだけど

結婚するんだから毎日したって・・・
うーんどうしようか・・・

優子陽菜の家に来てくれるかな?
 それが一番いいんだけど優子のお母さんが
1人になっちまうし・・・
だー考えてたって何にも始まらない
聞くのが早いよな!

クラブの帰り道

「なあ優子」 

「なあに?」 

「一緒に住もうぜ(бвб) 」

「 えっ?・・高校生だから無理だよ (汗)」 

「俺が住むって言ったら住むんだよ(怒) 」

「陽菜わがまま・・・(汗) 」 

「で!俺んちに来てくれないか!」

「でもお母さんが・・・」 

「優子が嫌じゃないんだったらお母さんに聞いてみろよ」

「うん・・・今日帰ったら聞いてみるね」 

「そっか♪ 返事聞いたら電話くれよな」

「うん・・・」 

「じゃー電話!待ってるからな!」 

「うん・・・ありがとうバイバイ」

いつものように抱きしめてキスして別れた

一緒に住むともうバイバイしなくていいんだよな
キスだったおはようとおやすみだろ
最低2回は出来るし抱きしめたまんま寝れるしエッチも・・・・
やばい顔が戻らねえ


その日は風呂に入る時も携帯を肌身離さず持ってるのに・・・
なんで鳴らねえんだ?

かかって来ねえじゃんか、
あいつ何やってんだよまさか反対されて泣いてるとか・・

こっちから電話するのもしゃくに障るし・・・
ムウ・・携帯を見つめていると

I want you♪♪

 きたー!!

「もしもし、陽菜?」 

「おう、どうした」

平静を装って大人な対応

「お母さんと話してたら遅くなっちゃって・・・ごめんね」

「いや、全然待ってなかったし、忘れてたわアハハハ」 

「そうなんだちょっとさみしいな・・」

くぅー可愛いことを言いやがって  

「でっどうなった?」

「あっ、小嶋君のお家なら安心だからお願いしちゃおうかしらって言われた」

「そっそうか仕方ねえな(бвб) 」

ガッツポーズを作りながら言葉は冷静に

「でね、お母さん一人になっちゃうからお父さんが単身赴任してる大阪に
行こうかしらって言うの」 

「いいんじゃないか」 

「でも、私一人になっちゃうから寂しい 」

「ばか、俺がいるだろうそれに大阪なんか
PJ飛ばしてすぐ連れてってやるから」

「私なんかの為に使わなくていいよ(汗)」

「優子はもう俺の家族同然なんだから私なんかって言うな 」

「うん・・・ありがとう、陽菜 」

「じゃー明日引っ越して来いよ 」 

「えっ? それは早すぎるよ(汗) 」

「何でだよ 俺と一緒にいたくないのかよ(怒) 」

「もう少しお母さんと一緒にいたいから
一週間後の次の日曜日でもいいかな?」

「・・・仕方ねえなー 」 

はあ・・・一週間も我慢しないといけないのか

「じゃー日曜日車で迎えに行くから、荷物最低限のものだけもってこい
後から買い足していけばいいから」

「うん、用意しとくね 」 

「また明日な」 

「うん、おやすみなさい(-∀-`) 」 

「おう!おやすみ」

一週間後にはここに優子が・・・( *´艸`)
あっ、お袋に言っとかないと

はあ・・・早く時間よ進んでくれー
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