優子
オリンピックまで後半年、少しなまった体を早く戻さなきゃいけない
そのためにも高地合宿はかかすことが出来ないんだ・・・
ごめんね陽菜、後、半年の辛抱だからね
卒業式には先輩全員来てくれた
教室で5人揃って写真撮影
「外でみんな待ってくれてるから10人で取ろうぜ!」
佐江の一声でグランドに向かう
次にこの10人が揃う事ってあるのかな・・・・
もしかしたらもうないかもしれない(涙)
考えてたら涙が出てきちゃった
「おっ、優子、佐江の為に泣いてくれてるのか(笑)」
「ちがうやろ!高橋の為っすよね」
「そこはみ〜ちゃんでしょ(笑)」
あっちゃん以外はみんな別々の大学・・・
「みんな大好き♪ 」
男子に抱き付くとややこしくなるからみーちゃんに抱き付くと
二人は頭を撫でてくれた(´-∀-)
「その辺にしとかないと向こうから凄い顔した旦那が大変な事になってるよ(笑)」
振り返ると秋元先輩と篠田先輩が陽菜を必死で引きとめていて
その横でさや姉とゆきりんが笑ってる
あーこのメンバー大好きだなー(-∀-`)
「はるな〜♪ 」
手を振って私の方から駆けて行く
「おっ!おう(汗) 」
軽く手をあげて少し照れる陽菜に飛びつくとしっかり受け止めてくれて
「卒業おめでとう!(бвб)」
「ありがとう! これからよろしくね(´-∀-)」
「おう(бвб)」
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と言う事で、Uは終了です
次回からはVをお届けします
ただ100越したから区切っただけなんですけどね(笑)
ぷーな
http://mblg.tv/puna/category/26/?p=21
陽菜
全員見事に合格!
おめでとう! カンパーイ!!
春からは俺と同じ大学に通うんだなー
夫婦はやっぱり一緒じゃないとな(бвб)
「ニャロ、顔がやばいぞまた変な事考えてるだろ(笑)」
「ちげーよ、同じ大学に通えるんだなーて思ってただけだし 」
「大学構内では盛んなよ(*`ω´) 」
「・・・・・」
「まさか(汗)」
「そんな事 少しは・・・麻里ちゃんだってあっちゃんがいるじゃないか」
「篠田は紳士だからそんなことしませーん 」
「絶対 ?」
「・・・・・」
「ほーらみろ(笑)」
「まあ、男のサガだな (*`ω´)」
今のうちに場所を探しておこう♪
「陽菜!篠田先輩となに話してたの?」
「うえっ(汗) だっ、大学の・・・・話・・かな、アハハ(бвб) 」
「ふーん・・・」
うっ・・・疑いのまなざし・・・ 優子もだいぶ鋭くなってきたな(汗)
「いつから本格的な練習を始めるんだ?」
ふー話題替え成功
「来週からかな、野呂姉がまた来てくれるし、徐々に上げてく
それと、卒業式の次の日から・・・」
「どっか行くのか? 」
「うん・・・たぶん高地トレーニングを始めると思う、ごめんね」
「期間は?」
「感覚を取りもどさないといけないからたぶん・・・
入学式の三日前ぐらいには帰ってくると思うんだけど・・・ 」
「・・・はあ?ちょっと待てよ 高校の卒業式って2月の初めで
大学の入学式は4月の初めだぞ!2ケ月もいないのか」
「あはっ、そうなるかなー・・・(´-∀-)」
「あはっ!じゃねえよ・・・俺も行くから 」
「陽菜は春休みに入らなきゃ来ちゃだめだよ 」
「・・・土日ごとに行く 」
「来ても私疲れててすぐ寝ちゃうよ?」
「練習にも休みの日はあるだろ?それに合わせて行くから教えろ!」
「うーん・・・たぶん雨が降ると休みになると思うから天気予報も見とかないと(笑)」
2ケ月も会えないなんて耐えれる分けねえし(怒)
陽菜
センター試験も終わりすぐに伊豆の別荘に来て温泉にのんびり浸かっている
「ハアー気持ちいいね(´-∀-)」
「おばさんみたいだな(笑) 」
「ひどーい!ピチピチの高校生だもん(怒) 」
両頬をプーて膨らませるから指で押してみると
「ブゥー」
「わーおならしやがった(笑)」
「ちがっ(汗) 陽菜が押すからじゃん」
もう!て言いながら肩をバンバン叩いてくる・・・
くそー可愛いじゃねえか・・・ 危ない危ない襲いそうになるぜ
「冬の露天風呂もいいよな(бвб) 」
「そうだねー、幸せー(´-∀-)」
「星は綺麗だし、辺りは静かだし、優子は可愛いし」
「何それ(笑)」
「優子の声辺りに響きそうだな 」
「そんなに大きい声出さないよ?」
「夜の声我慢できるかな(ニヤニヤ)」
「もう(怒)今日はしないから 」
プイッて向こうを向く
「ちょっ(汗) 機嫌直せよ・・・ ごめん、ふざけ過ぎた(汗) 」
恐る恐る顔を覗き込むと・・・
「な!?何笑ってんだよ、お前なー焦るだろ(怒) 」
「しかえし(ベェー) 」
「このやろー♪ 」
バシャバシャお湯の掛け合いをして少しの間じゃれてみた(笑)
「のぼせそうだから上がろうぜ」
「うん!」
部屋に行くと食事の用意がしてあって
温かい食べ物を順番に運んでくれる
「旅館みたいだね、誰が作ってくれてるの?」
「確かここを使うときだけ泊まり込みで来てくれる管理人の夫婦」
「ふーん、どこで寝泊まりするの?」
「隣棟に部屋があるからそこだと思う」
「ふーん・・・あっ、ありがとうございます凄くおいしいです(-∀-`) 」
俺が産まれる前から管理してくれてる夫婦・・・年取ったよな
「あの陽菜坊ちゃんが、かわいらしいお嫁さん貰って
私達も嬉しくてね、ゆっくりしてくださいな」
「あのってどんなんだよーまあ、小さいころから悪がきだったけどさ」
「中学校に上がってからは来て下さらなかったからね
立派になられて・・・嬉しいんですよ(涙)」
「優子って言います、私温泉大好きでちょくちょく来ますから
これから、よろしくお願いします」
「嬉しいねー待ってますよ」
「はい!絶対来ますから♪ 」
優子が温泉好きとは知らなかったけど気に入ってくれてよかった
次は2.5人で来れたらいいな(бвб)
優子
自己採点すると・・・・まあまあかな(´-∀-)
「さすがだな、去年の俺より点数いいぞ!」
「たまたまだよ 」
「まあそんなに謙遜するなって、明日も頑張れよ 」
「うん、ありがとう(-∀-`) 」
「先風呂入って来いよ」
「一緒じゃなくてもいいの?」
「一人の方がゆっくり入れるだろ?」
「そうだね、陽菜と入ると・・・ 」
「なんだよ・・・ 上がる前に一声かけてくれよな」
「うん!」
何でだろ?入ってくるのかな?
ゆっくりぬくもって
「陽菜ーもうすぐ上がるよ〜」
「おぉー」
・・・・・・・・あれ?入ってこないのかな?
髪も乾かして部屋の戻ると、あれ?陽菜がいない
部屋のドアが開き
「おっ!丁度いいタイミングか?眠りやすいように
ホットミルク作ってきてやったぜ 」
「わぁーありがとう♪ もしかして・・・・」
「そう、俺様が作ってやったんだからゆっくり味わって飲めよ(бвб) 」
偉そうな口調なのに少し照れながら言う陽菜
「うん(-∀-`) 」
カップを受け取りソファーに座ってフーフーしていると
「子供みたいだな(笑)」
「だって熱そうなんだもん 」
「アハハハ!俺風呂入ってくるけど先に寝てていいからな」
「まだ時間早いし待ってる」
そうかって、嬉しそうにバスルームに入って行った
もう熱くないかな・・・そっとカップに口を付けてすすると・・・
「美味しい 」
少し甘くしてあって体の芯から温まって行く感じがした
ゆっくり味わって飲んでいると
カチャッ
「はやっ!しっかりぬくもらなきゃ風邪ひくよ(笑)」
「ひいたら優子に看病してもらうから嬉しい 」
「もう・・・ 陽菜も何か飲む?作ってくるよ」
「俺はいい、さっさと寝ようぜ」
残ったミルクを飲みほしてベットに入るといきなりキスしてくる陽菜
「赤ちゃんの味がする(笑) 」
「だってミルク飲んでたもん・・・陽菜ありがとう、凄く美味しかったよ
体だってポカポカ♪ 」
「優子は俺の湯たんぽだからな 」
「なにそれ(笑)」
「明日も頑張れよ(бвб) 」
「うん、これで頑張れる(´-∀-)」
おでこにチュッてしてくれて
「お休み(бвб)」
「お休み陽菜(´-∀-)」
陽菜の匂いに包まれて眠りについた