体育会系のお兄ちゃん、おっとり系のお姉ちゃん
まったく性格の違う兄と姉を持つ私、敦子中学1年生
趣味は食べて寝る事!それ以外は・・・みなみいじり(笑)
仲のいいお隣さんの中で唯一同い年のみなみと私
幼稚園も小学校もずっと一緒に通ったしお昼寝は隣
お風呂だって一緒に入った仲なのに・・・
みなみはどうやらにゃんにゃんを好きみたい・・・
私と話すよりにゃんにゃんと話してる方が楽しそうだし嬉しそう・・・
年の離れた優子を毎日面倒見てあげてるみなみ・・・
どっちかって言うとみなみが遊ばれてるんだけどね(笑)
優子は人懐っこくてすばしっこくてやんちゃだけど凄く可愛い
みなみは大人しいからいつも振り回されてる(笑)
優子はすぐ抱っこ!て言って来る
でもね必ず初めはにゃんにゃんに言うってみんな気づいてるかな?
にゃんにゃんは素直じゃないからすぐ「いやっ!」て言う
そしたらあっちゃん抱っこ!て言って来る
優子本人も気づいてないみたいなんだけどね(笑)
まあ、5歳だから気持ちに正直なんだろうなー
みなみに小さいライバル登場!て所かな
私にしたら優子に頑張ってもらいたい!
ふられたみなみを私が貰ってあげるから(笑)
チップとデールがじゃれあいながら前を歩く姿を見て
「こういう時間て幸せだなーて思うんだよね」(*`ω´)
そうかもしれない、自分がお腹を痛めて産んだ子供じゃないけど
凄く愛しく思えるから自分の子供だともっと思うんだろな〜・・・
「にゃろはさ、ゆっぴーを引き取って後悔してない?」
「なんでそんなこと聞くの 」
「好きだったモデルの仕事も減らしてるし、自分の時間もなかなか取れないでしょ
それにもし、好きな人が出来たら、邪魔になるかもよ・・・」
「邪魔になんてならない 」自分でもびっくりするくらい大きな声が出た
優ちゃんが飛んできて陽菜の足にしがみつき顔を見上げてくる
抱き上げて「優ちゃん楽しい 」
「うん!もうね、いっぱいいっぱい、こーんなくりゃいたのちい 」
手を広げて体で表現しようとするから落としそうになる
これでもかっていう笑顔に出来たかわいい笑窪・・・
その顔がみるみる曇ってきて眉がハの字になっちゃってるじゃん、なんで?
「にゃんにゃんはたのちくないの?」
「なんで?楽しいよ 」
「でも・・・」そう言って陽菜の眉毛を撫でてきて
「かなちいお顔だもん・・・ 」
優ちゃんが悲しいのって陽菜のせいじゃん・・・もう最悪
ごめんねの気持ちを込めて頬に、チュッ
「わぁー!きゃー!」と言って目を大きく見開いて喜ぶ優ちゃん
「優ちゃんが珠理奈とばっかり遊ぶからだよ」
「もう、にゃんにゃんはずっといっちょでちょ!じゅりたんはバイバイ
ちゅるんだからにゃんにゃんはがまんちて、めっ 」
怒られちゃったし エーンて鳴きまねをしたら頭をなでなでしてくれた
もう一度チュッてして下におろすとまた珠理奈と手をつないで歩き出した
「にゃろごめん 」
「ううん、麻里ちゃんが心配してくれてるのわかってるから 」
「もっと頼ってくれていいからね!」
「先輩ママ!頼りにしてます 」
「ところでチップとデールはどこに向かって歩いてるの?」(бвб)
「さあ、さすがのママもそれはわからないな 」
「優ちゃん、どこに行くの?」
「ミッキーたんのおうち 」
て事は、トゥーン・タウンだよね・・・
「まさかの正解 方向あってるよ 」(*`ω´)
あらあら、また制服の学生たちに囲まれちゃってるし・・・
いつになったらたどり着けるのやら
「平日なのに混んでるやん
」
「まだましな方だよね、にゃんにゃん!」
「そうだね、それより、りす、じゃなくてデールとその母、探してよ」
「どこで待ち合わせしてるの?」
「チケット売り場
」
「たかみな探してきて!陽菜と優ちゃんは・・・えっ
優ちゃん?
どこ
優ちゃん
」
さっきまで陽菜の服掴んで横に立ってたのに
やばい
迷子
まさか・・・誘拐
その時入場ゲート付近で「きゃーかわいい
写真撮ってもいいですか!」
なんて言う声が、見ると凄い人だかり・・・
もしかして
人込みをかき分けて前に行くと
手をつないで満面の笑顔でピースをするミニチップとデール
写真を取ろうとしている人達を「はーいちゃんと並んで―
」
と言いながら列を整理している麻里ちゃん・・・・
「ちょっと、勝手に連れて行かないでよビックリするじゃん
」
「ゆっぴーが珠理奈を見つけて走って来たんだよ
見失うニャロが悪い
」
むぅ・・・言い返せない・・・
「チケットは買っておいたから入ろう!」
中に入ってベビーカーを二台借りる、荷物置きにもなるし寝ちゃうと大変だから
エントランスにはミッキーとミニー・ドナルド・デイジーがお出迎え
二人を真ん中に置いて写真撮影
何枚撮ったかわかんないやー
最後は全員入って撮ってもらった
小さい子供が入れるアトラクションは決まってるから
あっちゃんとたかみなとはお昼を予約してある劇場前で待ち合わせをして
一旦別れた