陽菜

優ちゃんが部屋から出て行ってゆきりんがすぐに入ってきた

「今優子が佐江ちゃんを呼び出してどこかへ行ったんだけど
嫌な予感が」

確かにあの二人が2人だけで話すなんて不安でしかない

外にでも出かけたのかと思い下に行こうとしたら
優ちゃんの声が聞こえてきた

「トイ・・・「しぃー(бвб)」

部屋は防音だけどトイレは違うから声が漏れてくる

なんでよりにもよってトイレで話すのかな?

聞こえてきた内容は・・・・・・

ゆきりんが弟の暴言に耐え切れずドアを開けちゃったけど
あのまま言い続けてたら佐江に殴られてたかもね(笑)

「えーと・・・・怒ってる?」

「うーん・・・少しだけかな」

「なんで?もしかしたら子供出来てたかもしれないんだぜ」

「それは絶対にないから
優ちゃんが考えそうなことぐらい陽菜がわからないわけないでしょ」

「なんで言い切れるんだよやっぱり俺にはその能力はないのか(汗)」

「違うよ、て言うかその辺はわかんないけど
陽菜が出来ないようにしてるから」

「どうやって?」

「薬飲んでる、優ちゃんがたまにしてないのは気づいてたよ」

「・・・・・・・(怒)」

「仕方ないでしょ、中学生に父親は無理だから」

「そんな事ない!もうすぐ高校生だし
誕生日来たらプロ契約も出来るから
お金だって稼げる」

「陽菜の為なんでしょ、それなら待つって言ったじゃん」

「でも・・・・俺が18になる時陽菜は・・・・」

「27歳・・・かな、おばさんだから嫌になる?」

「なるわけねえだろ、陽菜は何歳になったって
可愛いし綺麗だ!」

「ありがとう、だったらもう少し・・・ね」

「くっ・・・・じゃーさ、18歳になる日から逆算して
子供作ろう!それならいいだろ」

「そんなにうまく出来ないと思うけど・・・」

「高3になったら子作り始めよう!?」

「・・・・わかった、それで優ちゃんが頑張れるなら」

「よっしゃー!!俺頑張るから
それまでにいっぱいお金ためて
産まれてくる子供とにゃんにゃんに
なんでも買ってやれるようになるから」

「ふふふ、期待してるね(бвб)」

「お、おう・・・と言う事でそれまでは薬飲むんだったら
これからはゴムしなくてもいい(-∀-`) ?」

「この薬あんまり飲むと心筋梗塞になりやすいみたいなんだ」

「・・・・なんだとー(汗)
すぐやめろ!今日から飲んじゃダメ!
俺絶対ゴムするから、なんなら二枚するから(汗)」

「そこまでしなくてもいいけど(笑)
薬はやめるね」

「俺より先に死んだら許さないかんな(怒)」

「それは・・・ムリだよ9つも上だよ」

「女の方が寿命長いから大丈夫(-∀-`) 」

「優ちゃんとは少しでも長生きして一緒に居たい(бвб)」

「・・・・・・・・・・・♪」

「きゃっ!(汗)」

「今日はまだ大丈夫だろ?(-∀-`) 」

「ちょっと・・・・(汗)」

「出しつくすぞー♪」

うそでしょ〜(泣)