「はぁはぁはぁ・・・」

指を抜き後処理をして上に上がってくると
陽菜の頬をペロッと舐めるコリス

「しょっぱい(笑)」

「っ・・・・」

「陽菜可愛かったよ」

そう言うと唇にキスを落としてきた

肩を強く押し

「なんでこんな事するの(怒)」

「さっきも言ったでしょこれが私達ペットの仕事だよ
ご主人様を喜ばせてあげるの(-∀-`) 」

「うそ・・・・・(汗)」

「気持ちよかったでしょ?またして欲しいって思ったでしょ?」

確かに気持ちよかったけど・・・

高校の時初めて付き合った人に
見た目は綺麗だけど抱いてても面白くない、て言われ捨てられ

大学の時は頑張って演技してたのに
ワザとらしくてうざいって言われて捨てられた

エッチしてても全然気持ち良くならないし
好きにもなれなかったからいいんだけど・・・

なのになんで?

コリスは女の子で、昨日知り合ったばかりなのに

初めて頂点に達したと思う

イクのがこんなに気持ちのいいものだなんて知らなかった・・・

陽菜って女の子が好きだったの?
それともコリスが上手すぎるの?

「にゃん・・・にゃん?」

眉毛をハの字に下げて自身なさげに声をかけてくる

「毎日ご飯作るし、なんだったら掃除も洗濯もするから
返品しないで!お願いします(汗)」

ベットの上に土下座して手は頭の上でお願いのポーズ

そっか・・・一週間のお試し期間だったっけ・・・忘れてた(笑)

「コリスは陽菜が初めてのご主人様?」

「うえっ!えーと・・・何人目だったっけなーアハッ(汗)」

「どうして返品されたの?」

「知らないよ、もっともっとて言うから頑張って激しくすると
もう少し大人しいペットがいいとか・・・
もっと大きくてかっこいいペットがいいとか・・・
仕方ないじゃん顔は替えれないし身長だって伸びないし・・・
大人しくしてたら面白くないとか(怒)
じゃーどうすればよかったんだよ!」

大きな目をうるうるさせて必死に話す姿が愛しくて
無意識にギュっと抱きしめていた

「はるな・・・え?」

「コリスはそのままで十分可愛いしかっこいいよ
小さい方がこうやって陽菜の胸にすっぽり収まるし
それに・・・・気持ちよかった(汗)」

「ほんと?私上手かった?」

「う、うん…(汗)」

「じゃーさ、ずーと飼ってくれる?」

「え?う〜ん・・・飼うって言うか、一緒に住む?」

「住む住む!ずーと一緒に住む!」

「ずーとは困るけど・・・ちゃんと仕事見つけて
独り立ち出来るまで手助けしてあげるね」

「やったー!気が変わんないうちに・・・
明日契約しに行こうね(´-∀-)」

「でも、一週間経ってないよ」

「前倒しはいつでもいいんだよ(-∀-`) 」

「そうなんだー、じゃー明日行こうね(бвб)」

「わーい!!お礼にもう一戦頑張っちゃう(´-∀-)」

「えっちょっ、まっ・・・あん♪」


おしまい