可愛い恋人   12

保育園の鞄から手帳とお手紙を取り出す

手帳には今日の保育園での出来事や様子が書かれてあって何してたかが
よくわかる、書いてるのはかしわげちゃん

優ちゃん初登園なのにもうみんなと仲良くなったみたいで
活発で走り回ってました。て書いたあった

そりゃ疲れて寝ちゃうよね

最後に水筒を持たせてくださいて書いてある・・・子供用の水筒なんて無いし

今からドンキに走る?・・・でも優ちゃんおいて行けないし・・・・・

こういう時の・・・

「もしもし麻里ちゃん!寝てた?よかった、あのね子供用の水筒余分にないよね
えっあるの それでいいから明日お茶入れて保育園に持ってきてねよろしく!」

よかった珠理奈のお古があったみたい

お手紙を見ると・・・来週の月曜日遠足なんだ

お弁当を持たせてくださいだって・・・

子供のお弁当なんて作ったことないんだけど

急いで携帯で調べると・・・キャラ弁かー、難しそー・・・

あっこれなら出来そう

日曜日に材料を買いに行って、お弁当箱と・・・水筒も新しいのがいいよね

ふー子供を育てるってホント大変だ

可愛い恋人   11

撮影が少し押しちゃってお迎えが7時になっちゃった

「遅くなりました」

6時を過ぎると子供たちは一つの部屋に集められ、
先生も夜勤の先生が来て見てくれる

優ちゃんを探していると「にゃんにゃーん!」猛スピードで突進してくる

「優ちゃんただいま 」何とか受け止めて抱き上げると

「あらん、美人なママさんだわね

えっ!この人保母さんなの どう見ても夜のお姉さんにしか見えないんだけど

「お世話になってます」とりあえず挨拶をすると

「いいわよん、優ちゃん可愛いからいくらでも見ちゃうわ

なんか、危ないんですけど・・・

帰る用意をさせて、お手紙とて手帳と汚れ物と・・・忘れ物は無いかな・・

「優ちゃん先生に挨拶は」

「めーたん、ちゃようなりゃ」

「こら、ちゃんと先生って言わないとダメでしょ」

「あらん、いいのよ、子供たちみんなにめーたんて呼ばせてるんだから
優ちゃんママもめーたんて読んでね

「あっ・・・はい・・・

夜、預けて大丈夫かな

めーたんのせいで遅くなっちゃって帰ったら8時過ぎてた

簡単なご飯にしよう・・・

「優ちゃんパスタでいい?」  「ぱちゅた??」

「スパゲティーだよ」

「優子、みーとちゅぱべちぃーちゅき

確かレトルトのソース買ってあったよね・・・

「すぐ作るからTV見ててね」  「はーい」

あったあった、麺をゆでて、ソースも温めて・・・出来上がり!

「出来たからおいで」

自分の椅子によじ登って一人で座る優ちゃん、身軽だね!

「いたらきまちゅ」

フォークで突き刺すけどなかなかすくえなくて必死に戦ってるのが可愛い

「優ちゃん、フォークをこうやって立ててくるくるすると、ほら集まってきた!」

「わーほんとだーにゃんにゃんちゅごいね

「優ちゃんもやってごらん」うんと頷いて挑戦すると・・・

「優ちゃん上手!」エヘヘと笑って口に持っていき頬張る

「たのちいね 」 「そうだね

今日は少なめに入れたから全部食べれたみたい

「ごちちょうちゃまでちた」 口を拭いてあげて

「じゃーお風呂に入ろうか!」 「はーい 」 んーいい返事

お風呂から上がると10時過ぎちゃ てて、髪の毛を乾かしていると
頭がこくんこくんとしだしたから

「優ちゃんもうちょっとだから寝ないで!」

叫びもむなしく完全に二つ折れに・・・

何とか最後まで乾かしてベットに運ぶ・・・今日は小さい電気を点けておいた

わがままな女神   79

陽菜

お寿司屋さんから優ちゃんとは反対方向に歩き出したんだけど

せっかく出て来たんだしショッピングでもして帰ろ!
て思って引き返した

少し歩いていると・・・あれ?麻里子じゃん!
何でこんな所にいるんだろう?誰かに声かけてるし
女の子をナンパしてるのかな(笑)

麻里ちゃんの体がずれて小さい女の子が見えた・・・・えっ!?
優ちゃん?

手を掴まれて無理やり引っ張られてる感じだったから
少しほっとしてる自分がいる(汗)


カフェの前で止まり何やら少しもめてる?
帰ろうとしてるように見えた優ちゃんだけど
なにか言われて中に入って行った・・・・むう・・・

どうしよう、入って行ったら変だよね・・・

まあ、公共の場だし大丈夫だと思うけど・・・
麻里ちゃんの事だからトイレに連れ込んでとか・・・(汗)

あれこれ妄想していたら優ちゃんが一人で出てきたから一安心(бвб)

きっとバイトへ行くんだろうなー・・・

姿が見えなくなってから中に入ると

「ニャロ、やっほー(*`ω´)」

「どういうつもり?」

「暇そうにしてたから時間つぶしに誘っただけだよ(*`ω´)」

「陽菜が居たの気づいてたでしょ」

「どうかなー(笑)」

「優ちゃんは陽菜のなんだから取らないでよね(бвб)」

「ゆっぴーから来たらわかんないよ(笑)」

「そんな事絶対無いから(怒)」

「世の中に絶対はないんだよ」

「・・・・・とにかく麻里ちゃんからは手を出さないでよね」

「ハイハイ、手は出しませんが口は出します(*`ω´)」

もう・・・注意しとかないと優ちゃん根負けしちゃいそうで怖い(汗)

もっと陽菜にメロメロにしとかなきゃ
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