峯岸


「なーんだ結局付き合っちゃったのか」

「そうなんだよーねー
大島さんの大きな愛が愛しの姫にやっと伝わったんだよね(´-∀-)」

「みーちゃんにはしゃべんなくていいから」

「こらこら、毎回試合について行ってあげてたのは誰かな」

「無理やりじゃないもん」

「あんたね・・・
明日9時に迎えに来てねー
とか言われたら約束してたっけ?
てなるでしょ」

「暇なんだからいいじゃん」

「私も何かと忙しいんだよ、小嶋さん」

「恋人いないのに?」

「選んでるだけですぅ―」

「へぇー(бвб)」

「な、なによ(汗)」

「まあまあ、これからもうちの小嶋さんと仲良くしてあげてね」

「おーおーもう恋人気取りですか」

「だって、恋人になったんだもんねぇ(´-∀-)」

「ねぇ(бвб)」

そう言って見つめ合ってるお二人さん

「もういいから早く教室戻ったら」

「チャイムが鳴り終わるまで近くにいるのー」

「そんな事したら先生来るよ」

「大島さんの駿足を生かせばなんて事無い(-∀-`) 」

「へいへい、そう言えば一組はこの時間
移動教室じゃなかったっけ」

「あ・・・・・そうだったー(汗)
にゃんにゃんごめんね、少しだけ早く行くね
寂しいだろうけど泣いたらダメだよ」

「お前バカだろう」

「みーちゃんは煩い!
優ちゃん待ってるね」

「だぁー最初のキンで飛び出してくるから待ってて」

「うん・・・バイバイ」

デレデレした優子といつもより少し優しい陽菜

やっと付き合ってくれたよー
もうね、何かあるたびに呼び出されたり電話かかってきたり

私はあんた達の子守じゃないちゅうの


陽菜がデート?した時も
相手とどうやって知り合ったのだとか
どこの誰なんだとか
本人に直接聞けばいいのに夜遅くに電話かかってきて
全然切ってくれないし

陽菜は陽菜で
試合の度にかっこよかったという話から
撮った写真を永遠と送り付けてくる

私もその場にいて優子を見てたって言うのに
いいから見て!なーんてね


やっと私に安らぎが戻って来るのかー・・・

少し寂しい気もするけど
平和な日常が送れるんだー・・・

幸せ(ΘωΘ)

て思っていたのに・・・