「あぁ〜あ、あの頃は可愛かったのになぁー(бвб)」
「今は可愛くないっていうの」
「身長は可愛いけど中身は変態のおっさん」
「ひどいなぁーこんなに愛してあげてるのに」
そう言ってまた陽菜の胸を触ってくる
「もうおしまい、帰んなきゃ」
「泊まっていってよ」
「ダーメこれはけじめだから」
そう言うとベッドから出て下着を付け出す陽菜
で、陽菜と体の関係になったのはあれからひと月後だったかな
もちろん窓から海が見える可愛くて安い・・・ホテルを探した
結局初めは奪われて・・・数回目に奪い返したら
なんかそれがしっくりいって・・・・病みつきになって
陽菜の体の虜になった
「送っていく」
「いいよ、1人で帰れるから」
「ダーメ、にゃんにゃん喧嘩弱いじゃん」
そう、陽菜は特殊な能力を持っていてクイーンになったけど
基本喧嘩はしない・・・ていうか一人だと弱い
だから麻里子が常にガードしていたけど今はキングの私がいるから
麻里子には朝の通学中だけ任せている
「むぅ・・・・仕方ないじゃん」
で、学生の前では無理にカッコつけてるけど
実はめちゃくちゃ可愛いザ・女子系
「でも優子がここまで化けるなんて
優希さんでもわからなかっただろうね」
「自分でも驚いてるからねー(-∀-`)」
「ねえ」
「ん?」
「陽菜が卒業したらクイーンは誰にするの」
「そりゃーボンキュッボンでお肌ピチピチの新入生(-∀-`)」
「・・・・・・・・・・バカ(怒)」
「アハッ嘘に決まってるだろ
私が愛してるのは陽菜だけなんだから」
「絶対に浮気するでしょ」
「しないよ(-∀-`)」
「もし浮気したら陽菜も浮気するんだからね」
「し、しないって(汗)」
「情報網凄いんだから」
「わかってるって(汗)」
そう、いつの間にかみーちゃんとも仲良くなっていた
初めは頭の中を覗くと言って脅されてたはずなのに
今ではLINEを交換していてメイクを教えてあげたり
美味しいお店を教え合ったり・・・
だから凄い情報通(私限定)になった陽菜
ちょっと告白されてデレッとした顔をしたもんなら
一週間は体を触らせて貰えないから困る
そして
「クイーン、卒業おめでとう(-∀-`)」
「ありがとうございます(бвб)」
「二人もおめでとう」
「キング!ありがとうございます」
「と呼びあうのももう終わり
今から二人とは友達で陽菜は・・・・・」
「ふふ、ただの恋人だね優ちゃん(бвб)」
「お、おう(-∀-`)」
「玲奈と柏木は後一年しっかりとキングに仕えるように(*`ω´)」
「はい」
卒業式が終わり残ったのは素早い動きの柏木と喧嘩っ早い玲奈だけ
「さ〜てとクイーン候補は在校生にいないから新入生を待つとして
四天王の残り二人はどんな感じ?」
「目ぼしい人物をロックしています」
「わかったそっちは二人に任せる」
「かしこまりました」
私もキングが板についたよなー(-∀-`)
もちろん卒業したから陽菜たちは送ってくれないわけで
ゆきりんと玲奈が送ってくれている
「一人で大丈夫だけど」
「いえ、何かあったら先代クイーンと先代キングに申し訳が立ちませんから」
「卒業したら陽菜はもう襲われなくても済むの?」
「学校に関係なくなるので大丈夫かと思います」
「そっか、安心した(-∀-`) 」
もう、あんな変身はさせたくないもんね
マンションの入り口まで帰ると引っ越しのトラックが止まっていたから
「ここでいいよ」
「でも」
「中へ入れば大丈夫だから」
「わかりました、ではまた朝お迎えにあがります」
「アハッよろしくね」
風のように帰っていったゆきりんと
怠そうに歩いて帰る玲奈
対照的な二人だけど意外に仲がいいから不思議だ