あなたは幼馴染 後編

「さっき優ちゃんが言った事ってホント?」


さっき?沢山言ったけどどれだろう(汗)


「私はにゃんにゃんが幸せならそれでいいんだ
でも嫌がる事をして不幸にするやつは
例え恋人であっても許さない!て言うのは自己満かな(;´-∀-)」


「優ちゃんは幸せにならなくてもいいの?」

「私は・・・・私の事はどうでもいいの
昔っからにゃんにゃんの方が大事だからさアハッ」

「ところで恋人って誰の事?(бвб) 」

「え?二人は付き合ってるんだよね?」

「うん、殆ど毎日付き合って貰ってる
だってコスメやファッションの事よく知ってるんだもん
毎日新しい発見が出来て楽しいの(бвб) 」

「ん?朝も迎えに来てるよね?」

「だって朝一で情報交換したいじゃん」

「ちょっと待って話が見えないんだけど」

「どこが?」

「だって私と全然遊んでくれなくなったでしょ」

「学校では話してると思うけど?」

「そ、そうだけど・・・休みの日とか遊びに来なくなったし・・」

「それは優ちゃんがクラブや試合でいないし
急に休みになっても陽菜は約束しちゃってるから仕方ない」


確かにそうだった・・・(;´-∀-)


「で、でも学校から帰って来てもここへ来なくなったし(;´-∀-)」

「ここに来なくても優ちゃんが陽菜の部屋に来てるじゃん」

「それは宿題を教える為で・・・」

「ついでにデザートまで食べて帰ってるよね?」

「はい、いつも美味しいお菓子ありがとうございます
おばさんお菓子作り上手だよね」

「あれは陽菜が全部作ってるの!」

「うそ・・・・でも美味しいよ?」

「陽菜が作ったらまずいって言うの!?(怒)」

「いや違う、そうじゃなくて作る暇無いんじゃないかなーて(;´-∀-)」

「優ちゃんが帰ってから次の日のお菓子作ってるの!」

「え・・・なんで?どうして?」

「バカ優子の鈍感(怒)」


陽菜の顔が目の前に来たと思ったら
肉厚で柔らかい何かが私の唇に触れた


「・・・・・・・・(;´-∀-)」

「目を閉じてよねバカ」

「も、も、も、もう一回!」

「陽菜からはもう二度としない(怒)」

「そんなぁ(。-∀-)」

「だから、陽菜からは!って言ってるの!
ほんとどうしてこうも鈍いのかな」

「ん?私からはしても良いって事?」

「聞くなバカ」

「あぁぁぁぁにゃんにゃん好きだぁぁぁぁ」

「知ってる(бвб) 」



その後はいい加減にしてって怒られるまでキスしまくったよね(-∀-`) 




(みーちゃん)


「おはよう・・・て、どういう事?」

「みーちゃんこのバカ何とかして(汗)」


いつものように教室に来たらいつもじゃない光景が目の前にあった


「またまた〜バカバカ言いながら大島さんの事大好きなくせに(-∀-`) 」


そういう優子は陽菜の膝の上に座って抱きついてるんだけど
久しぶりに見たなこの光景
中学一年生の時以来かな?
二年三年と陽菜とはクラスが違って
毎日文句言ってたっけ
なのになんで私はずっと同じなんだ?


「アハハハハゆっぴーは面白いね(*`ω´) 」

「ゆっぴー?」

「変なあだ名付けるんだよこの人酷いでしょ」

「なんで三人仲良くなってんの?」

「私とにゃんにゃんは恋人同士でこっちの
無駄に背が高い人は情報提供者なだけだよ(笑)」


恋人?誰と誰が?


「ちびっこの無駄な抵抗(笑)」

「うるさいぞ、用がない時はどっかいけ」

「篠田の席ここなんだけど(*`ω´) 」

「今日席替えしてもらえるように先生に嘆願する」

「先週席替えしたばっかだから無理だね(笑)」

「どうして私の席はあんな端っこなんだよぉ(。-∀-)」


「陽菜って麻里子と付き合ってるんだよね?」

「違うんだよ峯岸君(-∀-`) 」


あんた誰?


「付き合うって言うのはショッピングなどに付き合うと言う意味でも使われる
だから恋人同士じゃないんだよ(-∀-`) 」

「優子が大騒ぎしてたんでしょ(怒)」

「みーちゃんが告白してる所を見たって言ったからだろ」


原因は私だったの?


「アハハハさーて一時間目は何の授業だったかなぁ〜」



しれーと自分の席へ逃れたら逃げんなよガチャピン!
て言われたからちんちくりんは黙れ
て言い返したらにゃんにゃ〜んて言いながらまた甘えてた


まあ、二人が幸せなら峯岸も幸せです(ΘωΘ) 



・・・・なんでだ?



おしまい





あなたは幼馴染 前編

「にゃんにゃん今日の帰りさ」

「ニャロ行くよ」

「あ、麻里ちゃん待って・・・帰りがなに?」

「え、あぁ・・・・なんでもない」

「変な優ちゃん、また明日ねバイバイ」


「はぁ・・・・・」

「バカだね」

「みーちゃん・・・・」

「グズグズしてるから取られちゃうんだよ」

「だってぇ・・・」

「仕方ないから峯岸様が付き合ってあげるよ」

「うっ・・・・有難う(。-∀-)」

「その代わり奢りね(ΘωΘ) 」

「わかった」



陽菜とは二軒隣の幼馴染

幼稚園からずーと一緒でずっと好きだった

同じ高校にも進んでまた一緒に通えると思ったのに
二年生で同じクラスになった篠田さんに告白され
趣味や話が合うからって付き合いだしたんだ


「後悔先に立たず」

「わかってるよ」

「陽菜と優子ってとっくに付き合ってると思ってたのに
まさかただの幼馴染のままだったとは」

「それ言わないでよ(涙)」

私だってまさか陽菜が誰かと付き合うだなんて思っても見なかった

可愛いしスタイルもいいからよく告白はされてたけど
断り続けてたから・・・

なのに出会って一か月もたたない相手と付き合い出すなんて
絶対に冗談か嘘だと思ってたのに
毎朝迎えに来て帰りも一緒に帰って行く二人

私はと言うと腐れ縁のみーちゃんなんかとパンケーキ食べてるだけ


「ちょっと、みーちゃんなんかってなに(怒)」

「人の心覗かないでよね」

「声に出てますけど大島さん」

「どうしたらいい?ねえどうしたらいいの(涙)」

「どうあがいても優子は勝てない」

「なんで?どこが勝てない」

「まず身長、麻里子の方が陽菜より背が高くて
つり合いが取れている」

「うぐっ・・・」

「それと」

「それと?」

「陽菜に対して優しいけど叱るところはちゃんと叱って諭してる
優子は言いなりだったでしょ」

「だってー全部が好きなんだもん」

「だからって我儘させ放題はダメでしょ」

「その我儘がまた可愛いんじゃんか(´-∀-)」

「その結果がこれ(ΘωΘ) 」

「何も言えません・・・」

「諦めて新しい恋探したら?
以外に近くにいるかもよ(ΘωΘ) 」


そう言って私の目をジーと見つめて来るみーちゃん



「どっから見てもガチャピンに似てるよね」

「はぁ・・・もういいよじゃーねご馳走様」

「えぇぇもう帰っちゃうの」

「私だっていつまでも優子に付き合ってられないの」

「そうだよね・・・ありがとうまた明日」


みーちゃんと別れて重い足で家まで帰ってきたら
見たくない二人の姿があった
楽しそうに笑い合いながら何かを話してる


そりゃそうだよね陽菜の家は二軒先なんだから・・

出来るだけ見ないようにしてドアノブに手をかけた時


「やめてよ」


聞き間違えるはずのない陽菜の声がして門を飛び出す


必死に体を離そうとしてる陽菜と
どう見ても力ずくでキスしようとしてる篠田


「何してるんだよ、嫌がってるだろやめろよ(怒)」


二人の間に割って入り引きはがしてやった


「優ちゃん(汗)」

「大島優子・・・・なに、覗き見?(笑)」

「ちげーよ、今帰って来たんだよ」

「ふ〜ん・・・これは私達の問題だから放っておいて貰えるかな」

「そ、それでも陽菜が嫌がってるのに無視できない(怒)」

「あんたはた・だ・の幼馴染でしょ
私達は付き合ってるんだよ」

「た、た例えただの幼馴染でも私にとって陽菜は・・・
陽菜はずっと一番大切な人で・・・
陽菜を不幸にするやつは許さねえ(怒)」


「だってさ(*`ω´) 」

「遅いよバカ(涙)」


そう言って抱き付いて来る陽菜


「へぇ?」


抱きつく相手が違うんじゃ・・・・?


「さーてと邪魔者の篠田は帰るとするか
ニャロまた明日付き合ってね(*`ω´) 」


「うん、麻里ちゃんありがとう(бвб) 」

「どういう事?付き合ってるんだよね」

「うん付き合ってる、とりあえず家に入ろう(бвб) 」


家と言うのは誰もいない私の家
陽菜の家はお母さんや弟がいるからね

私の家は父子家庭でお兄ちゃんはクラブで遅いからいつも一人



「何か飲む?」

「いらない」

「部屋へ行く?」

「うん」


高校に入ってからあまり行き来しなくなった二人の部屋
あいつから告白されてからは全くだったっけ・・・


何を聞けばいいんだろう
だってさっきも付き合ってるって言ってたし・・・


沈黙を破ったのは陽菜だった




クリスマス

「にゃんにゃん、今年もツリー飾ったから遊びに来てね」

「いやで〜す(бвб) 」

「え、なんで?」

「新婚の家へ遊びに行けるほど陽菜は強くない」

「だ、か、ら!何度も言ってるでしょ偽装結婚だって(;´-∀-)」

「ちょっとドラマ見て言葉覚えたからって
陽菜は騙されないんだから(怒)」

「部屋に来てくれたらわかるって
全然変わってないしにゃんにゃんとの
思い出の品ばっかり置いてあるから(;´-∀-)」

「そんな事言って週刊誌に撮られたくせに」

「あれは、先に野呂ちゃんが出て行ったのに
誰も気づかなくて写真撮られなかっただけで
三人でゲームしてただけなんだよ(;´-∀-)」

「嘘っぽい・・・・」

「信じてよぉー(。-∀-)
私は今も昔もにゃんにゃん一筋だって知ってるでしょ!」

「人間は心変わりする生き物です(бвб) 」

「それはにゃんにゃんじゃん!若い彼氏作りやがって
大島さんがどれだけ泣いたか知らないだろ(怒)」

「はl?馬鹿じゃないの
みんなビジネスで付き合ってる人達です」

「そんな事言って、くるもの拒まずなの知ってるんだぞ!」

「はぁ・・・・陽菜って信用無いんだね・・・
もう優子とは会わない、じゃーねさようなら」

「待って!うそだからにゃんにゃんは心優しいから
みんなウェルカムだけどちゃんと一枚壁を作って
それ以上入り込まないようにしてるのは知ってる
でも、でも、部屋にあげたり
二人っきりで会うとかは嫌なんだ(。-∀-)」

「二人っきりで会った事なんて無いし」

「誕生日プレゼント抱えてマンションに入って行ってたじゃん」

「それいつの話?」

「初めて週刊誌に撮られた時!」

「そんな昔の事よく覚えてるね、暇なの?」

「陽菜の事ならなんだって覚えてるの(怒)」

「いつもありがとう(бвб) 」

「デジャブ(;´-∀-)」

「いつもウーバーばかりだからイブは手料理お願いね」

「もちろんだけどチキンはケンタを予約・・・て言うか
イブに来てくれるの?」

「ダメなの?」

「ダメじゃ無ーい!!!!て言うか誤魔化された感が半端ない(;´-∀-)」

「嫌なの?(бвб) 」

「嫌じゃないです・・・・・」

「お揃いのパジャマ持って行くね」

「マジ!お泊まりしてくれるの?けむし大丈夫なの?」

「けむちゃんもお友達の家にお泊まり」

「どうしようお泊まりとか久しぶり過ぎて寝るの勿体ないから寝ない」

「陽菜は寝まーす」

「グフフフフ寝かせませんよ陽菜さん」

「キモイんだけど」

「そこも好きなくせに(-∀-`) 」

「うん(бвб) 」

「ぐはっ・・・心臓持たないかもしれない(;´-∀-)」

「何作ろうかなぁー、あ、洋食にはやっぱワインだよね♪」

「ワインはみーちゃんが持って来るって言ってた」

「はい?」

「ピザは誰が持って来るって言ってたかな?」

「あのう・・・・小嶋さん?」

「4,5人来るから多めに買っておいてね(бвб) 」

「嘘だろうがぁぁぁぁ(。-∀-)」



おしまい


メリークリスマス!

「夜は二人っきりだよ優ちゃん(бвб) 」

「にゃんにゃ〜ん(-∀-`) 」




展示会

「にゃんにゃん来たよ~(-∀-`) 」

「いらっしゃいませ、お越しいただきありがとうございます」

「・・・・・なんか怒ってる?(;´-∀-)」

「陽菜が悪者みたいじゃん」

「へぇ?」

「招待状毎回ちゃんと送ってるから届いてるよね」

「はい届いてます(;´-∀-)」

「最近呼んでくれないってどういう事
優子が忙しくて来てくれないだけでしょ」

「そうです、ごめんなさい(;´-∀-)」

「まあまあ、ハルちゃん落ち着いて優子もファンを喜ばせようと
話を少しだけ盛っただけだから(汗)」

「そのせいで陽菜が優ちゃんの事冷めたような事言われたり
こじゆうも終わりだねとか言われたんだよ」

「事実は私達二人がわかってればいいじゃん(-∀-`) 」

「そんな言葉に騙されないんだから
酉の市だってともちんとだけ撮ってたし
ゆいはんの卒コンだって他の人とは撮ってて
全然陽菜の所に来ないし(怒)」

「でも動画は撮れたじゃん(;´-∀-)」

「あれだって陽菜が呼んだから来てすぐどっかへ行ったくせに(怒)」

「だって呼ばれたんだから仕方ないでしょ
陽菜だってちゃっかりさっしーと撮ってたし
後輩とも撮ってたでしょ」

「全部向こうからだし(怒)」

「私だってそうだよ」

「陽菜が声かけたの優ちゃんだけなのに・・・」

「ごめん(;´-∀-)で、今日は頑張ろうと思って
可愛いワンちゃんとその飼い主であるカメラマンも連れてきたから
たーくさん撮ろう」

「おいおい、俺はついでか?」

「そうでしょ、主役はこの子達(-∀-`) 」

「可愛い(бвб) 」

「うわ〜やっぱ絵になるわ、兄弟みたいだよ」

「どういう事?」

「白黒が一緒(笑)」

「ひど〜い・・・あ、ほんとだ(笑)」

「いいねぇ二人共いい笑顔」

『当たり前だし』




おしまい





すみません一昨日少し書きかけてたのを
非公開にするのを忘れて載せちゃってました(;´-∀-)

酉の市匂わせからのノイエ復活とこじゆう二連発にアダルトリオ
からの時系列遅れてのちんゆう

一年分が一気に来た感じになってしまいましたね
一年後とじゃなくせめて2.3カ月に一度は来て欲しいものです

頑張りを忘れなければツーショットが来るはず・・・・・
そう言うのはすぐ忘れちゃうからなぁー(;´-∀-)


期待せずに待ちましょう(笑)


ぷーな


七夕

「今日も雨だね」

「梅雨だからでしょ」

「夕方から止まないかな」

「天気予報はずっと雨だって」

「雨なのに仕事してて偉いね」

「仕事に雨とか関係ないから」

「・・・・・久しぶりに会えるのに雨だと可哀想だね」

「だれが?」

「今日どうして会いに来たか分かってないの?」

「暇だからご飯作りに来てくれたんでしょ?」

「にゃんにゃんは世界平和をお願いしてるかもしれないけど
私は違うんだからね(怒)」

「何言ってんの?」

「もういい、帰る」

「あ、じゃー鍵渡しておくからあっさりしたものでよろしく」

「私の家に帰るの!(怒)」

「え、ちょっと優子(汗)」



勢いよく仕事場から飛び出して行った優子


「何を怒ってるんだろ?」

「今日って七夕ですよ(汗)」

「うそ・・・・」


最近忙しかったから中々会えてなくて
次いつ会えるって言われて
スケジュール見たら
7日なら夕方に打ち合わせ終わるから会えるって言ったら

私達って織姫と彦星みたいだねってすごく喜んでたのに忘れてた(汗)

だって二週間も前の事なんて覚えてないじゃんね


「今日の打ち合わせ、私達だけで大丈夫なので
行ってあげてください」

「ごめんね、よろしく」


携帯と小さなバックだけ持って外に出ると
入口の横に何かあるのが視界に入った


「こんな所に誰がにも・・・・つじゃないわ(笑)」

「・・・・・・・・」


それは小さな体をより小さく折りたたんでうずくまる愛しい人


「帰ったんじゃなかったの(бвб) 」

「だって・・・・やっと会えたのに帰ったら
次またいつ会えるかわかんないじゃん・・・・」

「ずっと待ってるつもりだったの?」

「追いかけて来てくれるって思ってたから・・・」

「凄い自信(笑)」

「その自信がなくなったらやっていけない」


ハノ字眉が一段と下がってる



「ほら立って」


右手を差し出すと目が倍に開き口角も上がった


「夕飯何作ってくれるの?」

「え、もう帰れるの?」

「誰かさんのおかげ(笑)」

「にゃんにゃんの食べたいもの何でも作ってあげる(-∀-`) 」

「え〜考えるのめんどい」

「私生活めちゃくちゃじゃん(;´-∀-)」

「だったらはいこれ、陽菜の健康管理よろしく」

「い、いいの?」

「好きな時に来て好きなだけいてくれていいよ
あ、けむのお世話もお願いね(бвб) 」

「マスクしたままお世話する(-∀-`) 」


早く見たい生の笑窪は
お家に帰るまでお預け

手を繋いだまま外に出るのは危険だから
外に出る直前に手を放すとまた少しだけ下がる眉


「お家に帰ってからね(бвб) 」


首がもげるかと思うくらい振る優子に笑みがこぼれた


優子は知らないでしょ


世界平和を願った日
家の短冊に書いた願いを


(優ちゃんといつまでも一緒にいれますように)陽菜



完。
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