お母さんに今日も泊めてもらうとメールを打ち
携帯を直す
陽菜さんは今入浴中・・・
あの陽菜さんが愛してると言ってくれた
私もあい・・・してるけど・・・
陽菜さんが苦しまなければいけないのなら私は・・・
私が出来ることは・・・
「ふぅー気持ちよかった
優子も入っといで」
「はい」
いつものナイトガウンに身を包み美しい陽菜さん
そう言えばまだ裸を見たことが無い
いつも裸になるのは私だけで
陽菜さんは決して脱がないから
お風呂だって必ず別々に入るし・・
まさか吸血鬼って人間とどこか違う所があるのかな?
もしかして尻尾が生えてるとか?
・・・それは悪魔か(笑)
まさか体は血のように真っ赤な色をしてるとか?
いや・・・見えてる所は私よりも白くて綺麗な肌だった・・・
何故なんだろうか・・・・
何か見せたくない理由でもあるんだろうか・・・
今度一緒にお風呂入りたいって言って見ようかな(-∀-`)
・・・・ムリムリムリ(汗)言えるわけないじゃん(汗)
そんな事を考えていたら
「遅い(怒)いつまだ入ってんの(怒)」
「申し訳ございません(汗)」
はぁ・・・また怒られた(汗)
急いで上がりタオルで体を覆って出て行く
「何考えてたの」
「それは・・・・」
「陽菜に隠し事しても無駄なんだけど
疲れさせたいなら黙ってればいいけど」
「いえ、そんな事おもってません
ただ・・陽菜さんは何故いつも何かを着たまま
私を抱くのかなって・・・」
「なに?私の裸を見たいって事?(笑)」
「ちがっ・・・・わないけど・・・絶対に見たいわけじゃ・・・
ただなんだか寂しいなって・・・
あい・・・・し合ってるなら二人共裸の方が
なんていうか・・・そのう・・・(汗)」
「そんな照れながら言わないでよね
すぐ襲いたくなるでしょ」
「今教えていただけるんですか?」
「裸の分だけね」
ゴクリ・・・
「人間が吸血鬼の裸を見ると・・・・」
「見ると・・・」
「吸血鬼になるの(бвб) 」
「・・・へぇ?見ただけで?
じゃー美優紀専務は見たからなっちゃったんですか?」
「というのは冗談で(笑)」
「陽菜さん(怒)」
「怒った顔も可愛いよ(бвб)」
「うっ・・・真面目に教えて下さい(怒)」
「体だけの関係の好きじゃなくて
心から愛してしまうの」
「心から愛して・・・しまう?」
「陽菜の為ならなんでもする操り人形みたいな感じかな
自分の意思なんて存在しなくなる」
「・・・・今までにそう言う人いたんですか?」
「私にはいないよ、人間には見せてないから」
人間には・・・と言う事は・・・
「そりゃー陽菜もこの年になるまで何もないなんて事無いじゃん」
そうですよね・・・・
「あ、ダメです読んだら疲れちゃいます(汗)」
「読んでないって(笑)心の声漏れてるの気づいてないの(笑)」
「え・・・うそ(汗)」
「耳もいいから呟いた声もばっちり聞こえちゃう(笑)」
「気を付けます(汗)」
「でもね、体を見てないのに
心から陽菜の事を愛してくれてる人間には
その能力は発揮されない」
「じゃー私が見ても大丈夫なんですね」
「本当に心から愛してくれているならね
もし、愛してると勘違いしているなら
操り人形になっちゃうよ、それでも見たい?」
「もしかして・・・だから見せなかったんですか?
私の為に・・・・」
「だって、そんな優子はいやだもん
優子の意思で愛されたかったから」
「陽菜さん・・・・私自信あります
だから見せて下さい!!
あ、いやっ・・・違うくて(汗)」
「ふふふそんなに見たかったの(笑)」
「そ、そう言う意味じゃ(汗)」
「もし操り人形になったら…吸血鬼にしちゃうよ
愛せないなら誰の物にもしたくないから」
「あのう・・・もしかして美優紀専務は見たんじゃ」
「だから誰にも見せてないって
みるきーは復讐の為に吸血鬼になりたいって言ったの
自分の人生なんてどうでもいいからって
その気持ちわかるからしてあげただけ」
やっぱり今聞きたい何故姉妹なのかを