月の女神 27

苦しかったのは一瞬で

抱かれているときは何も考えられないくらい気持ちよくて
初めてなのに私って変態さんなのかなって
終わってから少し落ち込んだ


すごく優しい陽菜様の事が
もっともっと好きになってしまった

人を好きになると
どうしてこんな感情が沸いてくるんだろ・・・



「・・・・・心ここにあらずみたいだけど
後悔してる?」

「いいえ、たぶん・・・ヤキモチ・・です」


「ヤキモチ?」


「陽菜様が他の人を・・・・
私じゃない他の人にもって思うと涙が出そうです」

「そんなに思ってくれてるんだ
でももう優ちゃん以外抱かないから安心して」

「でも、もしまた相手から迫ってきたら
陽菜様は・・・・」

「今までは断るのも邪魔くさいし
抱いてあげたら満足して帰ってくれるから
暇つぶしにしてただけ
でも
陽菜が抱きたいって思って抱いたのは優ちゃんが初めてで
こんなに幸せな気持ちになったのも初めて」

「うぅぅ・・・好きです」


そう言って陽菜様に抱き付く


「陽菜も好き・・・(手放したくない)」

「え?なんて」

「何でもない、今日はもう寝よう(бвб)」

「はい」


そう言うと私の頭を撫でてくれて
抱きついたままいつの間にか眠っていた


どこか遠くで音楽がなっている・・・
この曲なんという曲だろう

・・・・違うこれ着信音だ(;´-∀-)
どうして携帯が鳴るの?
電波は来てないはずなのに

この方達には校則なんて無いのか・・・・


目を開けて音のする方を探す


「あった」


画面を見ると写真付きの着信画面で
麻里子様が写っていた


どうしよう・・・勝手に出たらダメだよね


「陽菜様・・・・・陽菜様お電話ですよ(;´-∀-)」

「ん〜ん・・・・スースー」


ダメだこれ


「失礼します」

画面を押すと


「やっと出た、ユッピーだよね」

「はい、陽菜様はまだ寝ておられます」

「やっぱりねもうすぐしたら礼拝の時間だから
たたき起こして(*`ω´) 」

「む、ムリです(;´-∀-)」


礼拝の時間と言う事は朝食過ぎちゃつてるって事?
今何時なの・・・・・・


「うそ・・・・」



もうこんな時間(;´-∀-)


「嘘じゃないからちゃんと起こして連れて来てよ
鍵を開けてくれるんだったら篠田が起こすけど」


ダメ!私も裸だし陽菜様も裸のままだから
入って来られたら見られちゃう(;´-∀-)


「すぐ起こして間に合わせます」

「さーてユッピーに出来るかな
まあ、頑張ってみて
どうしてもダメなら鍵開けてね」

「分かりました」


携帯を切り下着をつけ昨日着てきた服をきる


ちょっと待って・・・私制服部屋じゃん
何やってんだよ私のバカ野郎

早く起こしていったん戻らなきゃ


「陽菜様、起きて下さい」

「・・・・・」

「礼拝が始まっちゃいます」

「・・・・・」

「失礼します」


言葉だけでは起きそうにないから身体をゆすってみる


「・・・・・」


嘘でしょ、どうして起きないの(;´-∀-)

これって麻里子様に頼むしかない系?
だったら最低でも下着!


まずショーツを履かせなきゃだからシーツをめくると


「・・・・・・・綺麗(-∀-`)」


ミロのビーナスの様な 身体をガン見してる私

ハッと我に返り両足にショーツを通す

なるべく中心部分は見ないようにして
あげて行っているといきなり膝を曲げたから
バランスを崩し顔が股間の中央へすっぽり収まってしまった


「・・・・・・んんんん!!」


ショーツから手を放しサイドについて顔を上げると
目と目があって一瞬の沈黙


「朝からシたいの?
ていうかしてくれるの?」

「違います、陽菜様を起こせないから
麻里子様に起こしてもらおうと思ったんですけど
裸のままだからせめて下着をつけようとしてたら
バランスを崩して・・・・すみません(;´-∀-)」

「今何時?」

「もうすぐ礼拝が始まります」

「もうそんな時間なんだ・・・・」

「はい、私制服忘れたので
一旦戻らないといけないので
お先に失礼します」

「待って!」


ベッドから降りようとしたら止められ


「携帯かして」

「あ、はい」


渡すとどこかに電話をかけだした


「もしもし・・・・起きてるし(怒)
今日礼拝も学校も休むから・・・当たり前でしょ
あっちゃんにでも言っておいてじゃーね」

「休まれるんですか?」

「陽菜バタバタするの嫌いなの」

「では、私はこれで」

「優ちゃんも休むんだよ」

「え?」

「麻里ちゃんに言っておいたから大丈夫」

「でも二人で休むとまたあることない事
噂する子が出てきて
大変なことに(;´-∀-)」

「無い事はないでしょ、抱いたんだから」

「あっ・・・」


そう言うと腕を取られ引っぱられたから
陽菜様の身体に覆いかぶさる体勢になってしまった


「これは必要ない」


そう言うと服を脱がされブラやショーツも脱がされ
あっという間に体勢が入れ替わっていた

月の女神 26

言われた通りバスローブを羽織り
歯を磨いている私


「全然似合わないや(;´-∀-)」


鏡に映る自分が滑稽に見える

髪を乾かしフーと息を吐いてドアを開けると
入る前まで明るかった部屋が薄暗くなっていた


同じバスローブでも陽菜様は似合うんだろうな・・・・
前がはだけ豊満なボディーが目の前に現れたら・・・


変な妄想に行きかけ首を振って振り払う


この前みたいに話だけで・・・
な〜んて事にはならないのはよくわかってる


「はぁ・・・・とりあえず落ち着こう」


小声でも声を出して自分自身に言い聞かせないと
やってられない

ここからはベッドは見えない
見える範囲に陽菜様の姿がないからきっとベッドだ

もう一度深呼吸をして足を踏み出そうとした時

ゆっくり動いてる入口の扉


「おっおっぉっおばけぇぇぇ(;´-∀-)」


しりもちをつき震えていると
私の声を聞き飛んで来てくれた陽菜様は・・・

髪をおろしバスローブに着替えていた(-∀-`)

はぁ・・・やっぱり色っぽい・・・・
じゃないぞ(;´-∀-)

ハッと気づいてもう一度扉を見たら閉まっていた


「どうしたの?」

「今入口の扉が開いて来てたように見えたんですが
見間違いだったみたいです(;´-∀-)」

「え?」


後ろを振り返りドアを見てる陽菜様


「さっき閉めたはずなのに
鍵開いてるじゃん・・・」


「やっぱりお化け(;´-∀-)」

「そんなわけないでしょ」


そう言うと勢いよく扉を引き外を覗く


「やっぱり(怒)」

「やっぱり?」

「アハハハばれちゃった(*`ω´) 」

「バレちゃったじゃないし
ダメだって言ったよね
それとどうして鍵持ってんの(怒)」

「ほら、朝寝坊の多い
ニャロを起こしに来ないといけないから持ってる」

「・・・・だからこの前鍵を探してた時
誰もここまで来ないから開いてても大丈夫だよって
誤魔化したんだ」

「そうだったっけ?」

「返して(怒)」

「朝の礼拝に間に合わなかったらどうするの(汗)」

「才加に預ける」


渋々と言う感じで鍵を返している麻里子様と
身を低くして中へ入ろうとしてる恵様


「見えてるんだけど(怒)」

「あらん、見えちゃってた(笑)」

「丸見えだし」

「せめて音声だけでもダメかしらん」

「ダメに決まってるでしょ
ほらもう帰って
じゃないと妹は一人につき一人にするからね(怒)」

「今帰ろうと思ってたんだよねめーたん(*`ω´) 」

「そ、そうよ(汗)子猫ちゃん達良い夜をね」


返事をせず頭だけ下げると
2人は自分の部屋へ戻って行った・・・たぶん


「鍵を閉めたからもう大丈夫、行こう」

「は、はい・・・」


手を引かれベッドへ


「あ、あのう・・・」

「なに?」

「ルールって変えられるんですか?」

「お姉様制度は各総代の時代時代で変えてもいいんだけど
みんな変えてこなかっただけ
その方がストレス発散になるし
暴動?も起きないからね
まあ、お嬢様が暴動を起こすとは思わないけど(笑)」


そうなんだ・・・変えれるんだ


「お喋りはもうおしまい(бвб) 」


そう言うと私のバスローブの紐を解く陽菜様


「陽菜の紐もほどいて」


ゴクリと喉がなるとフフフと笑われた(汗)


「失礼します(;´-∀-)」


座ってるからか紐を解いただけでは前がはだけない
自分としては良いけど
陽菜様のはだける妄想をしてたから少し残念


私の襟元を持ち肩からずらしていくのをされるままにしていたら


「陽菜にも同じようにして」


コクリと頷き同じようにゆっくりずらしていくと目の前に・・・・


「ゴクリ」


また喉がなってしまった(;´-∀-)


「陽菜が脱ぐのは優ちゃんだけだからね」

「へぇ?」

「相手は脱がすけど
陽菜は服を着たままだから麻里ちゃん達に
は見られてないから安心して」

「私にだけに・・・・」

「シッ」


そう言うと顔が近づいて来たから
目を閉じると唇に暖かいものが触れるのと同時に
バスローブを脱がされていた


やっぱり慣れてるんだ・・・・

そう考えたらなんだかまた苦しくなった

月の女神 25

着替えと貰ったパジャマを持って特別寮へ



「こんばんは(;´-∀-)」

「お待ちしておりました」


執事さんが出迎えてくれてテーブルの椅子を引いてくれる


「お預かりさせていただきます」


持っていた袋を手渡し
料理が運ばれてくるのを待つ間
無表情の陽菜様と向かい合わせで
どこを見ていいかわからないでいた


「陽菜じゃいや?」

「へぇっ?」

「初めてが陽菜じゃいやなのかなーて」

「え、あ、えーと(;´-∀-)」


執事さん、それも男性がいるところで
そういう話は恥ずかしくて戸惑い
目が泳ぎまくってしまう(;´-∀-)


「やっぱり嫌なんだ・・・・」

「そうじゃないんですが(;´-∀-)」

「お嬢様、大島様は私に聞かれているのが
恥ずかしいのだと思いますよ」

「そうなの?」


コクンと頷くと


「そっか、じゃーこの話は食事の後でね」

「ありがとうございます(-∀-`) 」



さすが執事さん気持ちを読むのもすごいけど
常識もありそう

そう言えばお父さんも執事だったんだっけ
物知りでいいお父さんだった思い出しかないから
執事さんは一般常識も持った人なんだろう



「ごちそうさまでした(бвб)」

「ごちそうさまでした
今日も美味しかったです(-∀-`) 」


「ありがとうございます
それでは私はこれで失礼いたします」


全て片付け出て行った執事さん
部屋に残された私たち


「・・・・・・・(;´-∀-)」

「・・・・・・(бвб)」


どうしたらいいの(;´-∀-)


「さっきのお話の続きだけど
優ちゃんは初めてでしょ?
それを会って一月ほどしかたたない人に
されるのって嫌だよね」


「・・・・」

「陽菜だって嫌だったもん」

「あのう・・・どういう意味ですか?」

「花嫁修業の一環として
将来の旦那様を喜ばす術を叩き込まれるの
それがこの学園の・・・特別校舎の真の目的
勿論一般校舎の学生は知らない」

「そんなぁ・・・」

「だからお母様はお姉様制度を作って
おじいさまの政策に抵抗してたんだと思う
何にも変わらなかったみたいだけどね
現にまだあるんだから」

「もしかして土曜日と日曜日ですか?」

「そう、だから一般校舎の人は
こっちに来てはいけないって言う決まりがあるの」


そうだったんだ・・・・・酷いよ
政略結婚させられるわ
その人に奉仕するために無理やり・・・
そんな事あっちゃいけないのに(怒)


「こんな陽菜は嫌い?」

「嫌いだなんてあり得ないです
陽菜様は何があったって陽菜様だし
今日までお話しさせていただいていて
凄く良い方だなーて
私の事を好きになってくれたらいいのにって
ずっと思ってました!」


理不尽な養育に怒りもあったんだと思う

言葉が次々出てきて
一気にまくしたててしまった


「陽菜の事本当に好きなの?」

「え!?」

「今の言い方だったら
陽菜の事好きだから好きになって欲しいって事だよね?」

「そうなんですか?(;´-∀-)」

「なにそれ(笑)今優ちゃんが言ったんだよ」

「ですよね・・・・私ずっと思ってました
陽菜様が私を妹に指名して下さったのは
お母様の事があったからだって
私の事を気に入ってくれたからじゃないんだって・・・」

「・・・・・・・」

「大丈夫です
こうやって可愛がってくださってますし
あと半年もしたら卒業されて
私はまた元の生活に戻るんだって
ちゃんとわかってますから」

「そっか(бвб) 」


ほら、やっぱりそうだったんだ
陽菜様は私の事なんてなんとも思ってないんだ
好きになったのは私だけ・・・・


やばい、泣いちゃうかも


「すみません・・・
やっぱり部屋に戻ります
それとこれお返しします」


特別寮へ入るための鍵になる妹の証を
テーブルの上に置きパジャマの入った袋を持とうとしたら
袋を取り上げられた


「返してください」

「やだ(бвб)」

「これ以上好きになる前に
私を解放してください(。-∀-)」

「手放すわけないじゃん
陽菜が好きでもない妹の為に
わざわざあんな汚い一般寮に出向くと思う?
それも二度もだよ」

「えっ?」

「いくら泣いたからってこの陽菜が
初めて見る子を部屋に入れると思う?」

「入れないと思います・・・」

「だよね・・・」

「だよねって(;´-∀-)」

「陽菜だってどうして入れたのか不思議だった
その場しのぎの嘘かも知れない言葉を信じるなんてね
でも話を聞いていて納得した
お母様達が陽菜と優ちゃんを出合わせてくれたんだって
この時の為に陽菜は今まで妹を作らなかったんだってね」

「でもそれはさっきも言いましたが
お母さん達の事があったからで」

「違うよ、お母様達の事は過去の事で
今の陽菜と優ちゃんは現在進行形
陽菜がこんなに誰かを好きになることなんて
あり得ないんだから感謝してよ」

「陽菜様って私の事好きなんですか?」

「さっきから言ってるんだけど(笑)」

「大島優子の事をですよ?」

「そう、今目の前にいる
大島優子の事が大好き(бвб)
優ちゃんは?


「私も、私も陽菜様の事が大好きです(。-∀-)」

「両想いだね(бвб) 」

「はい(。-∀-)」

「だったら抱いてもいいよね」

「はい(。-∀-)・・・・えっ?」

「今はいって言ったからもう逃げれないよ」


陽菜様の顔が女神じゃなく
いたずらっ子の様な顔に変わる


「あ、あのう・・・」

「お風呂まだだよね」

「はい(汗)」

「先に入る?」

「いえ、陽菜様が先に入って下さい」

「一緒に入る?」

「とんでもない(;´-∀-)」

「ふふ、ホントはね陽菜もう入ったの
だから優ちゃん入っておいで」

「では、お借りします」

「あ、どうせ脱がせるんだから
何も着無くていいからね
あ、でも脱がすのも有りか(бвб) 」


一人でなにやらブツブツ言われてるけど
こういう時はどうしたらいいの?


「お揃いのバスローブ用意してあるから
それ着て出てきてね」

「ありがとうございます」


一応一式が入った袋を抱えバスルームへ

やっぱりショーツは履いてた方がいいよね?


あぁぁぁ!!どうすればいいんだぁぁぁー(;´-∀-)

月の女神 24

この前のお泊りの時ははっきり言われてなかったし
何もないと自分に言い聞かせていたから
大丈夫だったけど

今回は違う


だって宣言されたんだもん
これって絶対でしょ?


考えただけでドキドキでお腹なんて空かないから
お昼を食べに行かなくて

なんなら午後の授業も休んじゃって・・・


心配したともちんとともーみが
部屋へ訪ねてきてくれた



「優子大丈夫?保健室へ行ったほうがいいんじゃない?」

「病気じゃないから大丈夫・・・・だと思う(;´-∀-)」

「どういう事?」


ともちん達ならいいよね・・・


「お昼休みにね」

「うん」

「陽菜様がここへ来たの」

「うそ・・・」

「一般寮へ来られるなんて一度でも奇跡なのに
二回も来られるとか優子相当気に入られてるんじゃない?」

「そうなのかな・・・・」

「で、何を病んでるの?」

「今日・・・・泊まりにいかないといけなくなった」

「・・・・・なるほど!」

「何がなるほどなの?ともーみわかんない!(怒)」

「話してたことを向こうから
言ってきたって事でいいんだよね優子?」

「う、うん・・・・・・(;´-∀-)」

「すごいじゃん!いいなぁー女神さまから二度も直接指名されたんだよ
これでもう陰口も叩かれなくなるんじゃない?」

「やめて!みんなには言わないで(;´-∀-)」

「どうして?うらやましがられるよきっと」

「こんな事みんなに言う事じゃないでしょ(;´-∀-)」

「ここでは自慢するのが普通なんだけどなー
それも総代のルナ様にだよ」

「自慢したくないからお願い黙ってて!」

「優子がそう言うなら黙ってるよねともーみ?」

「うん、言わないよ」

「ありがとう(-∀-`) 」

「頑張って」

「う、うん」


何を頑張るのかわからないけどとりあえず返事しておく

そこへ指原さんが帰ってきた


「わ、わぁ(汗)」

「お邪魔してます」

「いらっしゃいませ(汗)」

「もう帰るところ
じゃーね優子、また明日」

「二人ともありがとうね」


二人が出ていくのを見送り部屋へ入ると


「何かあったんですか?」

「え、何もないよ(;´-∀-)どうして?」

「大島さんがここへお友達を呼ぶの珍しいので」

「あぁ・・・・体調悪くて授業休んじゃったから
心配して見に来てくれたんだ」

「大丈夫なんですか?」

「もう大丈夫だよ(-∀-`) 」

「それならよかった」


今日は戻ってこないって言っておいたほうがいいよね・・・・
だって心配するだろうし・・・・


「今日さ・・・・あのう・・・・」

「?」

「夕ご飯食べに行って戻ってこないかもしれないけど
心配しないでね」


「お泊りですねわかりました
楽しんできてくださいね」

「う、うん・・・・」


この前もだけど
明るく言われると
大したことないんじゃないかって思ってしまう
お友達の家にお泊りしに行く感じかな


指原さんのおかげで少しだけ気持ちが楽になった


「なんか、ありがとね(-∀-`) 」

「???」


意味が分からないという顔で見てくる指原さんに
もう一度お礼を言っておいた

月の女神 23

部屋に戻ってからも色々考え事をしていたんだけど

何度考えてもわからなくて
いつの間にか眠ってしまっていたみたい



「優ちゃん・・・優ちゃん」


「陽菜様・・・・・・」



陽菜様が一般寮にそれも私の部屋にいるはずがない

そっか、これは夢か
だったら言ってもいいよね



「体つらいの?」

「体じゃなくて心がつらいです」

「心?どうして」

「陽菜様の事を考えると苦しくて・・・・
他の人を抱いてると聞いた時
何とも言いえないくらい苦しくなって
どうしたらいいかわからないんです」

「陽菜の事・・・・好きなの?」

「好きとかそういう気持ちわからなくて
でも、私だけの陽菜様でいて欲しい
他の誰にも触れさせたくないし
触れないでほしいんです」

「それを好きだって言うんだよゆっぴー(*`ω´)」

「わぁ!麻里子様まで夢に出てきた(;´-∀-)」

「ひどいな〜(笑)夢だと思ってるから
素直に言ってるんだね(*`ω´)」

「(бвб)」

「え・・・・夢じゃないんですか?
じゃーどうしてこんなところへ(;´-∀-)」

「敦子からゆっぴーが朝から授業に出ず
寮に戻ってるらしいって聞いて
ニャロがどうしても行くって聞かなくて
ここに執事は入れないから
篠田がついてきてあげたってわけ
まあ、無理やりともいうけどね(笑)」

「わかった、今夜優ちゃんを抱くから
お泊りの用意してきてね」

「篠田見学してもいい?(*`ω´)」

「はぁ?バカなの(怒)」

「ニャロたまに見せてくれるじゃん」

「あれは勝手に覗いてるのを咎めてないだけ」

「今度も勝手に覗く(*`ω´)」

「ダメに決まってるし(怒)」

「いいよねゆっぴー(*`ω´)
・・・・ゆっぴー?」


今夜抱く?誰を?・・・・わたし?
そういうのって宣言してするものなの?

というか今までのは麻里子様に見せてたの?
まさか陽菜様も他の方のその何ていうか・・・
情事を見てるって事?
そういうの見せ合うものなの?
お互いの裸を・・・・(;´-∀-)


「おーい戻ってこーい(笑)」

「はっ(;´-∀-)」

「大丈夫そうだから戻ってランチしよう(бвб)」

「そうだね、早く戻らないと
敦子はずっと食べてるから篠田が止めないと(笑)」

そう言って部屋を出ていこうとするから


「待って下さい(;´-∀-)」

「拒否はできないからねゆっぴー(*`ω´)」



だれか夢だったと言って〜(泣)
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