アイドルヲタクですけどなにか? 20

月曜日、恐る恐る会社へ


「小嶋さんおはようございます」

「おはよう(бвб) 」

「お、小嶋今日は早いじゃん(*`ω´) 」

「いつもと変わりません!」


そう、いつもと変わらない部署のみんな

指原君は男子で固まって談話中


「仕事始まったら金曜日の報告よろ(*`ω´) 」

「え!?金曜日のですか(汗)」

「ん?出張金曜日じゃなかったっけ?」

「あぁ・・・金曜でしたね」

「ふ〜ん・・・指原さん後で小嶋と第一会議室に来て」

「わかりました」


朝礼が終わり指原君と一緒に会議室へ・・・
行く途中


「あのう・・・・」

「ん?」

「駅でのことなんだけど」

「・・・あぁぁ大島さん?」

「う、うん・・・」

「大島さんのあんな顔見たの初めてだったよ(笑)」

「そのう・・・(汗)」

「誰にも言わないよ、ヲタクは口が堅いから(笑)」

「ありがとう(бвб) 」


ふぅ・・・一安心


篠田主任に結果報告終了


「そう言えば地震で新幹線止まってたみたいだけど
どうやって帰って来たの?」

「遠回り(бвб)?」

「名古屋経由か・・・・まあ、宿泊するよりは安いから経理にあげといて」


宿泊費は実費か〜


「二人で泊まってたりして(*`ω´) 」


この人どうしてこういう事には鋭いのかな(汗)


「ま、まさかだよねえ(汗)」

「だ、だよな(汗)」

「篠田に嘘が通用すると思う?」

「思いません(汗)」


仕方なく本当の事を全部・・・一部を除いて報告

ツインしか空いてなくて一緒に泊まったと言う事にした
まさかダブルだったなんて言えないでしょ(汗)


「ワクワクしてきた(*`ω´) 」

「はい?」

「同期で結婚とか多いからね(*`ω´) 」

「そういうは事ありません!」

「まあ、恋愛は沢山、いろいろとしておいた方がいいよ」

「篠田主任は多すぎです(怒)」

「そうなんですか?」

「試してみる?」

「千葉・・・・」

「なーんてねアハハハハ冗談だよほら仕事に戻って(汗)」


絶対に大島さんに言ってやるんだから


その後も指原君との関係は今まで通りで

たまにご飯食べに行ったりカラオケ行ったり


そして指原君のここでの仕事も残すところ一週間になっていた


「今週の土曜日なんだけど、お世話になったのもかねて
夕飯ご馳走させてくれないかな」

「お世話なんてしてないよ
反対にヲタ活出来てこっちがお礼しないとなのに」

「それは俺の方だよ、でも仕事ではマジで世話になったからいいだろ?」

「そこまで言うなら・・・」




「と言う話になって土曜は会えない(бвб) 」

「それってデートじゃん(;´-∀-)」

「違うよ、今までだって二人でごはんやカラオケ行ってたのに」

「絶対に怪しい!」

「心配し過ぎだって(笑)」

「どんなに遅くなっても待ってるから部屋に来て」

「もしかしたらカラオケでオールするかもだよ(бвб) 」

「その時は私も行く!」

「歌とかわかんないでしょ(笑)」

「ずっと聞いてるもん」


もん、とか可愛いでしかないんだけど(汗)


「じゃー食事が終わったら連絡するね」

「まってる(-∀-`) 」


本当に心配性なんだから
大丈夫なのにね(бвб)

アイドルヲタクですけどなにか? 19

米原から在来線で名古屋駅へそこから新幹線で東京へ


「やっと着いた(бвб) 」

「お疲れ様(笑)」


新幹線の改札口を出て


「お疲れ様、また月曜日にね」


別れの挨拶


「陽菜!!」


陽菜を呼ぶ声に振り返ると大島さんが凄い勢いで走って来て


「帰ろう」


陽菜の手首を取り大島さんの家の線へ歩き出した

指原君絶対におかしいって思ったよね(汗)


「優ちゃん(汗)」


反応がない


「優ちゃん手が痛い」

「ごめん・・・・」

そう言うと手首から手に移り握り締めたまままた歩く


「地震で新幹線が走ってなくて・・・雨で途中で電車が止まっちゃって」

「部屋に着いてから聞くから今は黙ってて」


凄く怒ってる顔

どうしよう・・・・


電車の中も無言、マンションまでの道も無言で一切顔を見てくれない
エレベーターの中の重い空気


どうしたらいいの(汗)

鍵を開け中に入った瞬間壁に押し付けられ


「んっ・・・んっ・・・ハァハァハァ」


いきなりのキスからまた手を取られベッドへ


「待って昨日お風呂に入ってないの(汗)」

「かまわないもう我慢できない」

「優ちゃっんっ・・まっ・・あんん」


いつもより激しくて何度も意識が遠のく中
殆ど寝てないのもあって何度目かに深い眠りについちゃったらしく
いくら起こしても起きてくれなかったって
起きてから優ちゃんがまた怒ってた(笑)


「何をしてたのか全部教えて」


金沢を出る時からの事を思い出しながらゆっくり話す
勿論同じ部屋で泊まった事も隠さずにね


「本当に何も無かったの?手を握られたとか」

「私の事なんてなんとも思ってないから何も無いよ(笑)」

「そうかな・・・寝てる間にキスされててもわかんないじゃん」

「指原君はそんなことしないって(汗)」

「その呼び方もやだ」

「じゃーなんて呼んだら良いの、指原?」

「おい、とかお前とか?」

「無理だよ(笑)優ちゃん可愛い」



そう言いながら抱きしめるともう一回する?なーんて言うから
お腹すいたっていったら、だよね、と言いながらご飯を作ってくれるらしいから
その間にお風呂に入ることに


「着替え置いておいて良かった」

「何か言ったぁ?」

「何も言ってなーい(笑)」


陽菜の一言一言を逃さないように聞こうとしてくれる優ちゃん
もしかして会社でも全部聞いてる?(汗)


「ふぅ〜さっぱりした・・・えぇぇぇもう四時じゃん(汗)」

「そうだよ、陽菜ぐっすり寝てるし私もうとうとしてたから
今日は寝れないね(-∀-`) 」


ニヤニヤしてる顔が怖いんですけど(汗)


ご飯を食べながら



「指原君にたぶんバレちゃったと思うんだけどどうしよう」

「私は全然OKだよ(-∀-`) 」


陽菜がOKじゃない
だって優ちゃん人気者なのにこんな陽菜と付き合ってるってバレたら・・・


ブルブルぶる、怖くて考えられない(汗)


「陽菜はいやなの?」

「きっとあれこれ噂されるだろうし・・・恨まれるかも(汗)」

「それは私の方だよ(;´-∀-)陽菜超可愛いのにぃ」

「そう言う事言ってくれるの優ちゃんだけだよ(笑)」

「あいつも絶対そう思ってる!」

「あいつ?」

「指原!」

「それは無いって(笑)それと先輩なんだから呼捨てしたらダメでしょ」

「そういう真面目なところも好き(-∀-`) 」


いつもストレートに好きって言ってくれる優ちゃん
恥ずかしくてなかなか言えない陽菜


推しには好き、大好きー!なーんて叫んでたのに
なぜか優ちゃんには言えない・・・どうしてかな(汗)

アイドルヲタクですけどなにか? 18

「小嶋、指原さんちょっと」

「どうして私だけ呼捨てなんですか(怒)」

「小嶋はここの部署でずっと呼び捨てだったでしょ」

「え、みんなの前ではさん付けで呼んでたじゃないですか(怒)」

「そうだったっけ(*`ω´) ?」

「僕も呼び捨てでいいですから」

「どうでもいい事だけどね(*`ω´) 」


いい加減なんだから(怒)


「で、なんですか?」

「そうそう、二人で金沢まで行って欲しいんだけど」

「金沢ですか?どうして」

「不手際があったらしくて向こうに行かないとわからないんだよね」

「それを私達が?」

「二人が携わってる仕事だから
一人で行くより二人の方が早く終わるでしょ」

「確かに・・・」

「今は新幹線も走ってるし日帰りで行けるから
二人でもいいでしょ(*`ω´) 」

「日帰りなら・・・・」

「行きましょう小嶋さん」


きっと聞こえてるだろう大島さんの方を見ることが出来ない


「わかりました、いつですか?」

「今から!と言いた所だけど相手の話を聞いて何がおかしいのか
ちゃんと調べてまとめてから行かないとだから
明日でいいよ(*`ω´) 」」


それでも早いし(汗)


「私今から電話するから指原君は相手の会社について調べて(汗)」

「わかった」


「主任、お昼から第二会議室借りますね」

「予約表に書いておく(*`ω´) 」


バタバタしていてもお昼休憩はしっかりとる


「男と二人でなんて行かせたくない!」

「仕方ないでしょ話を聞いても行かないとわからない事みたいだから」

「帰ってくるとき連絡して、東京駅まで迎えに行く」

「そんな事したら指原君にばれちゃうでしょ」

「そうだけど・・・・」

「心配しないで、大丈夫だから(бвб) 」

「うん・・・・」



次の日朝一番の新幹線に乗り金沢へ


「ドキドキしてきた(бвб) 」

「相手の納得次第だけどコンピューターなら小嶋が
技術的な事なら俺が何とか出来そうだから
夕方には新幹線に乗れるんじゃないかな」

「天気の移り変わりが気になるけど
夜に荒れそうだから絶対夕方には乗りたい」



そう思ってる時に限って話は長引くし雨予報は早くなり
最悪なのは中部地震で新幹線がストップしてしまった


「どうしよう・・・」

「遠回りになるけど名古屋経由で帰ると新幹線の最終には間に合うかも」

「それで行こう」


急いで飛び乗った特急しらさぎ
それからの集中豪雨


(集中豪雨の為この列車は次の米原駅止まりとなります)

「嘘でしょ(汗)」

「名古屋までの電車全部ストップしてる(汗)」


二人でポツンとたたずむ駅ホーム


「とりあえずホテル探すよ」

「うん」


仕方ないよね


丁度近くにあったから構内コンビニ
で傘を買いホテルへ


「ダブル一部屋しか空いてませんね」

「それお願いします」

「指原君?」

「俺他のホテル探してみるから小嶋はここで泊まりな」

「お客さん今日はどこもいっぱいですよ
名古屋行きが全部ここ止まりでこの一部屋も
さっきキャンセルがあって空いたんですから」


「二人で泊まりますので支払いお願いします(бвб) 」



大丈夫指原君はヲタ友で陽菜の事なんてなんとも思ってないから


部屋は意外と広く椅子も2脚あって助かる

傘を買った時に一緒に買った夕飯とお菓子を机の上に置き
カバンを荷物置き場へ


「俺椅子で寝るから小嶋はベッド使って」

「そんな事できないよ(汗)」

「でも・・・・」

「そうだ、明日休みなんだから今日は寝ずにヲタク話しようよ」

「そうだな・・・お、このテレビYouTube見れるぞ」

「これで色々見ながら話せるね(бвб) 」



その時携帯が震えた
大島さんからだ、どうしよう嘘は付きたくない
でもここで電話に出ることはできないし・・・


切れるのを待ってLINEを打つ


(今日帰れなくなりました、今電話できないけど
明日の一番で帰るので心配しないでください)


すぐ既読がついたけど返信は無い



「大丈夫?」

「あ、うん大丈夫それより何から見る?」


お風呂には入らずご飯を食べてベッドに並んで正面のテレビを見ていたら
いつの間にか二人とも寝ていて・・・・

朝5時に目が覚めて目の前に指原君の顔があった時は叫びそうになった

アイドルヲタクですけどなにか? 17

どうしよう・・・


LINEは既読になり待ってますと返事があったから
入れてはくれるだろうけど怒ってるよね?


「ふぅ〜・・・」

息を吐きだしチャイムを押す

カチャッっと鍵の開く音

ドアが開き


「いらっしゃい待ってたよ(-∀-`) 」


いつもと変わらない笑顔の大島さんが居た


「どうしたの早く入って」

「う、うんお邪魔しますあ、ケーキ買ってきた」

「ありがとう冷蔵庫に入れとくね」


変わらな過ぎて反対に怖い


「もう出来るから座って待ってて」

「何か手伝うよ」

「盛り付けるだけだから座ってて」

「うん」


言われた通りに座る

テーブルの上にはサラダやオードブルがすでに置いてあった


「はい、スープそうだサラダ取り分けてくれる」

「うん」


用意されていたお皿に取り分けドレッシングをかける


「これ手作りなの?」

「そうだよ、簡単に出来るから今度レシピあげる」


少し違和感


「はい、メインディッシュのステーキ(-∀-`) 」


ちょっと豪華すぎない?


「お肉には赤ワインだよね」


そう言ってワインを出してくるんだけどこんな事初めて


「カンパーイ!」


グラスをカチンと鳴らしごくごくと一気に飲み干してしまった


「・・・・・・(бвб) 」

「どうしたの?食べて食べて」

「う、うん・・・美味しい」


どの料理も凄く美味しい


「作ってみたかったらレシピ書いてあげるから言ってね」


レシピをくれるの?教えてくれるんじゃなくて?


今日の事いつ言おうか迷って
食事が終わってからの方がいいかなって思ってたけど
ワインの進み具合が早いから酔ったら困るし
半分程食べたところで言う事にした


「今日の事だけど」

「うん、仕方ないよね所詮私は推しに似てるだけだし
それに女だし」

「何言ってるの?」

「最後の晩餐なんだから小嶋さんも飲んで」

「最後のって・・・どうして、陽菜の事嫌いになった?」

「違うでしょ、小嶋さんが指原さんの事を好きになったんでしょ」

「違う!陽菜が好きなのは優ちゃんだけだよ」

「無理しなくていよ、凄く楽しそうに話しながら歩いてたし
あんな笑顔私見たことないもん」

「それは・・・」

「ほら言えないでしょ」

「今はまだ言えないけど・・・お願い陽菜を信じて」

「どうして言えないの、何も無いなら言えるはずでしょ」


本人がかくしてるのに
陽菜の口から指原君はヲタクです!て言えるわけない


「本当に何も無いけど陽菜の口からは言えない・・・
お願い信じて陽菜嘘ついた事無いでしょ」

「・・・・・本当に私が好き?」

「うん」

「中島優子よりも?」

「そ、それは・・・憧れの好きは違うでしょ
リアルで好きなのは優ちゃんだけ」


「陽菜・・・・」


やつと名前で呼んでくれた

で、なぜか裸で抱き合ってる二人



「いつか話してね」

「うん」

「冷めちゃったね」



誰のせい?とは言わない


「温めようか?」

「今食べたら太っちゃう(汗)」

「じゃーラップして冷蔵庫に入れとかなきゃ」


そう言うと裸のままベッドから出て行く優ちゃん


「何か羽織ったら(汗)」

「すぐすむから、それにまた脱ぐの邪魔くさいし(-∀-`) 」


その姿をじっと見ている陽菜も陽菜だ


「スタイルいいよね(бвб) 」

「え、何か言った?」

「何も言って無ーい(бвб) 」


優子もスタイルよかったよね・・・写真集また見よう


ごそごそっと入ってきて陽菜に抱き付いてくる



「んっ・・・ちょっと(汗)」

「ん?」

「またするの(汗)」

「ほら、出し惜しみしたら私の愛に気づかないかもしれないでしょ(-∀-`) 」


やっぱりまだ根に持ってんじゃん(汗)

そう言われると拒否することも出来ず
寝て起きてまた・・・を繰り返し・・・



「お腹すいた(бвб)」

「やだ、まだ離したくない」



こんなに甘えん坊だったっけ?


「もうお昼だよ、夕飯も半分だったしお腹減って死んじゃう」

「陽菜に死なれたら困るからおかず温める(笑)」

「今度はちゃんと服着てよ」

「あはは(-∀-`) 陽菜はお風呂入ってきて」

「そうしようかな・・・ん?・・どうしてじっとしてるの?」

「気にせずどうぞ(-∀-`) 」

「・・・・・・向こう向いてて」

「何回も見てるんだから気にせずどうぞ(-∀-`) 」

「気になるし(汗)」

「なんだったら着せてあげようか?」

「変態(怒)」

「アハハハ好きな人からの変態呼ばわりってゾクゾクする」


こんなに危ない人だったの?

アイドルヲタクですけどなにか? 16

サイリュウム持った
うちわ持った
Tシャツは中に着てる

あ、タオル忘れてた(汗)

DVDは指原君が持ってきてくれるって言ってたけど
一枚カバンに入れた


久しぶり過ぎてドキドキ

待ち合わせ時間より30分も早く着いてしまったのに
もう待ってる指原君


「はや〜い」

「小嶋さんも早いじゃん(笑)」

「ワクワクしすぎて早く出ちゃった」

「俺も(笑)予約時間より早いけど空いてるだろうから行こう」

「うん」


お昼はカラオケ内で注文して食べることに
ドリンクは飲み放題だしその方が安くつくからね


「まずはこのコンサートからでいいかな」

「うわぁー懐かし〜まだ初期メンがみんないるころだ」

「だろう、月に一度は見てるんだ」

「すご(笑)」


申し訳ないけど推しが出てない曲は早送り

だからか一時間半で次のコンサートに


「それ二番目に好きなやつだー」

「そうなんだ、と言う事は一番好きなのはどれなの?」

「じゃーん・・・これ」


持って来たDVDを見せる


「お、それ俺も好き、心友が卒業する時の泣き顔とコメントが
なんとも言えないよな」

「でしょ、辛いはずなのにそれまでのパフォーマンスがまた最高なの」

「其れ先に見る?」

「いいよあとで」

「でもこれ見たら時間足りないよ」

「だよね・・・」

「来週の水曜日早く終わりそうだから終わってからまた来る?」

「いいの?」

「そのかわり夕飯はまたここだけどな」

「慣れてる(笑)」


ボックスによって違うだろうけど
ここの食事はボックスにしては美味しいから

来るとここで済ませちゃう事がよくあった

と言うかここで済ませてた(笑)



どうしよう、楽しくて仕方がないんだけど


久しぶりにサイリュウムとうちわを振りすぎて
腕が筋肉痛になりそう(笑)


声だってかれそうな勢い


二本目のコンサートが終わったのが丁度四時半


「疲れた~」

「延長する?短いのもあるけど」

「ごめん、夜約束があるから」

「そっか、じゃー水曜日な」

「うん」


グッズをカバンに入れ二人で外に出る

約束は7時だからまだ時間はたっぷりある


「そうだ、指原君こんど」

「小嶋さん?」


後ろから聞こえるはずのない大好きな人の声に
ゆっくり振り返る


「たしか・・・大島さんだったかな」

「指原さんこんにちは大島です」

「こんにちは」

「土曜日に打ち合わせですか?」

「いや、打ち合わせと言うか何というか・・・」

「あぁ・・・野暮な事を聞いちゃいましたね」

「ちがっ(汗)」

「私、急いでるのでこれで失礼します」


急ぎ足で行ってしまった優ちゃん


「なんかイライラしてたみたいだけど俺何かしたかな?」

「大丈夫だと思う、私急いでるからまた月曜日」

「おう、またな」


どうしよう、絶対に誤解してるし怒ってるよね

すぐLINEしたけど既読がつかない


(7時に行くね)


それだけ打って急いで家に帰った
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