好きと言い続けた結果 20 優子

どうしよう・・・とうとう知られてしまった(汗)

もう今までのように会えないよー・・・

はぁ・・・なんで今までみたいに誤魔化さなかったんだ!
好きなんて挨拶だったじゃないか

ずっと言い続けてたのに信用されなかったんだぞ
今更好きなんて・・・笑って誤魔化せたのに(汗)

あぁぁぁどうしよう・・・そうしたらいいんだー

頭抱えながら歩いていてふと我に返る

・・・・自転車・・・忘れたじゃないかぁー!!

もう何やってんだよ(怒)バカ優子!

来た道を引き返し小嶋さんのマンションの前に止めてあった自転車・・・・・

誰だよ私の自転車に座ってんの(怒)

顔の見えるところまで行き慌ててまた引き返そうとしたら

「優子!」

座ってたのは小嶋さんで私に気づき呼び止められた

「なんで逃げるの」

「べつに・・・逃げてない・・・」

「じゃー来て」

近づくとそのまま腕を取られ部屋へ連れ戻された

「・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

しばしの沈黙

机の上には飲みかけのお酒があったから
全部飲んで酔ってたことにして今からでも笑い飛ばせばもしかしたら・・・
飲み干そうと手を伸ばすと
先に奪い取られ小嶋さんの胃の中へ全部入って行った

「ふぅ・・・・優子はさ」

「はい」

「前に自分も失恋したって言ったよね」

「はい」

「私告白された覚えないんだけど」

「してません」

「じゃーなんで失恋したって嘘ついたの」

「ウソはついてない!
だってにゃんにゃん好きな人がいたわけじゃん
私の事なんてなんとも思ってなかったんだから
失恋したのと同じでしょ」

「そんなのわかんないでしょ」

「わかるよ!ずっと好きって言ってきたんだよ
学生の時だって聞き流されてたし
久しぶりに会ったあの時だって顔も赤くせずに聞き流したじゃん
これって失恋でしょ」

「それは・・・優子って他の子にも好きってよく言ってたでしょ」

「そんなに言ってない・・・と思う」

「みーちゃんにだってバレンタイン貰った時
ありがとう好き!て言ってたし
他の子にも同じように言ってたから
好きは口癖なんだと思ってたんだもん」

そう言われれば嬉しい時に言ってたかも・・・(汗)

「でも、にゃんにゃんの時はお礼で好きって言ってない
常に言ってたでしょ」

「だから口癖かと思ったの
もし本当に好きなんだったら
普通卒業の時告白するんじゃないの?」

「だって、私女だし・・・無理だって思ってたんだもん
告白してキモイとか思われたら二度と会えないでしょ」

「キモイって・・・・・」

「・・・・ワァ(汗)ごめん違うにゃんにゃんはキモくない
だって綺麗だもん
私だからキモイんだよ(汗)」

「優子だって可愛いでしょ
あの頃両方にモテてたじゃん」

「だからだよ!女の子に告白されたり引っ付いてこられてる時
いっつも眉間にシワを寄せて見てたでしょ
だからそう言うの嫌なのかなって・・・・」

「そんな顔してないよ」

「してたよ!私はずっとにゃんにゃんを見てたんだから」

「覚えてない・・・・」

「ほら、それぐらいの付き合いなんだよ
私は・・・あの頃の事鮮明に覚えてる」

「ごめん・・・・」

「いいよ、私の片思いだったんだからさ
今はちゃんと友達としてみてるから
これからも遊ぼう」

「うん・・・・」

「明日仕事だしもう帰るね(-∀-`) 」

「うん」

「また連絡するから」

「うん」

ずっと下を向いたままの小嶋さん

きっともう、会ってくれないんだろうなぁー・・・

みーちゃんに怒られそう・・いや、絶対に怒られるなこれ(汗)

好きと言い続けた結果 19

「で、旅行はどうだったの」

「え?楽しかったよ」

「何かあった?」

「何かってなに?(бвб)」

「・・・・・それだったら良い・・・」

「変なみーちゃん、はいこれ、おそろいのお守りと有名なお土産」

「有名なお土産って何よ(笑)」

「調べたらベスト3に入ってたやつ」

「今日、優子は?」

「なんか接待が入ったらしくて来れないから
みーちゃんによろしくって言ってた
でね、今度は三人でちゃんと行こうねって約束もした」


「三人でねぇ〜」

「なにぃー今回はみーちゃんが悪いんでしょ」

「そうですよ、私がミスしたおかげで
二人っきりの旅行にしちゃってすいませんでした」

「なんか、全然謝ってないし」

「二人のほうが楽しかったんじゃないの?」

「どうかな・・・・三人でまだ行ったことないからわかんないけど
楽しかったよ、優子が全部調べてくれて連れて行ってくれたし」

「そう言えば陽菜って鈍かったよね」

「なんでそゆこと言うかな運動は関係ないじゃん(怒)」

「・・・・・関係ないねーごめんごめん」

さっきから変なことばかりいってるみーちゃん
何が言いたいのかはっきり言えばいいのに・・・

「でね、次どこ行きたい?」

「陽菜の行きたいところでいいよ」

「それって一番困る・・・」

「なんで、行きたいとこないの?」

「いっぱいありすぎて困るのー」

「それ全部書き出して優子に渡しておけば」

「それ名案!みーちゃんもたまには良い事言うじゃん(бвб)」

「たまにってなんだよ、いつもでしょ」

「いつもくだらないことばっかり言ってるくせに」

「そんな事ないでしょ、陽菜よりは常識知ってるつもり」

「えぇ〜それはこっちのセリフだし」



こんなことを言い合えるのはみーちゃんだけ

でも陽菜が女の子のことを好きだって知ったら・・・
きっと嫌われちゃうよね

これは誰にも言えない秘密

あ、優子は知ってるけど人に言う子じゃないから・・・・

1人知っていてくれるだけでもすごい心が軽くなる

それに優子は今まで通り普通に付き合ってくれてるし・・・

陽菜はいい友達を二人も持てて幸せって思っていたのに
一通の手紙がまた陽菜の心をかき乱す

封筒の中には新しい家の前でお腹の大きくなった麻里ちゃんを
旦那さんが優しく肩を抱いて笑顔で写っている写真が入っていた

”後二ヶ月でこの子と会える
産まれたら連絡するから
こっちへ遊びに来て”

前よりは辛くないけどまだ少しだけ心が痛い
こういう時は

(今、無性に飲みたーい!誰か付き合って)

三人しかいないラインに送ると

(今日は平日だから無理だしこの時間からとか普通無理でしょ(怒))

すぐにみーちゃんから返信が来た

ケチ・・・・


既読が1だから優子はまだ見てないのかスルーしてるのか・・・
10分後既読が付くと個人に返信が

(ごめんねお風呂入ってた、少しなら付き合うよ)

(お風呂入っちゃったのならもういいよ、ありがとう)

(でも、今飲みたいんでしょ?)

返事に困っていたら

(お酒あるの?)

(無いからもういいよ、また今度付きあって)

(もう部屋でたから、適当に買っていくね)

それから10分・・・・チャイムが鳴り鍵を開けて優子が入って来た

「鍵持ってるのに何で鳴らすの?」

「いきなり入って来たらびっくりするでしょ」

「たしかに・・・・」

「買ってきたよ(-∀-`) 」

「急に呼び出したのに・・・ありがとう」

「こういう時近いっていいね
みーちゃんの所からはさすがに自転車は無理だからね」

「優子明日仕事大丈夫?」

「少しなら全然平気(-∀-`)
にゃんにゃんどれ飲む?」

「私は・・・こっち」

「アハッ(-∀-`) やっぱり♪
そう思ったんだ」

乾杯して一本目を飲み終え二本目を口にしながら

「理由聞かないの?」

「にゃんにゃんが落ち込むのは先輩の事だけでしょ」

「そんな事・・・仕事かもしれないじゃん」

「仕事は完璧にこなしてるっぽいし
それに仕事の失敗ぐらいで落ち込まないでしょ(笑)」

なんか鋭い・・・私の事凄くわかってくれてる?

「・・・・手紙とね写真が送られてきたの」

「そっか・・・辛かったね」

そう言って頭を撫でてくれる手が
温かくて優しかったからつい

「優子を好きになればよかったなー」

「・・アハッ(-∀-`) 今からでもいいよ(笑)」


一瞬間が空き冗談ぽく笑うから


「そんな簡単に言わないでよ
ホントに好きになっちゃったらどうするの(怒)」

「にゃんにゃん酔ってる?(汗)」

「まだ酔ってない!
優子は誰にでも優しすぎるから勘違いしちゃうんじゃん
好きな人がいるならその人だけに優しくしなきゃ」

「してるよ!全力で優しくしてるよ!
でも気づいてくれないんだから仕方ないじゃん」

「優子の好きな人って・・・もしかして」

「わ、私の事はどうでもいいから(汗)
あ、もうこんな時間だ帰んなきゃ」

焦って帰ろうとするから

「やっぱり・・・・・佐江さんが好きなの?」

「・・・・・・・アハハハ違うよ佐江も才加もダチ!」

え?て言う顔をしたと思ったらまた作り笑いをする

「じゃーみーちゃん?」

「みーちゃんは幼馴染(笑)」

「もしかして柏木さん?」

「そんなわけないでしょ、佐江の彼女だし
知り合ってまだ数年だよ」

「そっか年数が浅いよね、昔っからだと陽菜しかいないね」

「そうだよ!昔っからずっと陽菜が好きだっ・・・・うっウェッ(汗)」

「やっぱり好きって言ってたのは友達としてじゃなかったんだ」

「えーと・・・いや・・・違うんだ(汗)」

「じゃー、挨拶代わりだったの?」

「違う!そんな軽い気持ちじゃない!
あぁぁーもう、どうにでもなれ
私はずっと、ううん初めて見た時からにゃんにゃんが・・・
陽菜の事が好きだった、一目ぼれだった
だから嫌がられてもそばに居たくて毎日遊びに行ってた(汗)
ごめんね、迷惑だったよね(汗)
今日は帰る」

そう言うと鞄を持ちあっという間に部屋を出て行ってしまった






好きと言い続けた結果 18

髪と体を洗い終え優子の待つ露天風呂へ

湯槽に入ってるのかと思ったら
立って外を眺めていたから
締まりの良い可愛いお尻が見えていて綺麗って思ってしまった

「あっ、やっと来た、おそいよ〜のぼせちゃうかと思った」

「優子が何もかも早すぎるの」

「そうかな、まあ温泉は浸かったり
外で冷ましたりを繰り返すのが良いんだけどさ」

「だよね、そう言えば外見てたけど何か見えた?」

「波の音と船の明かりぐらいしか見えないけど
癒やし効果があるよ、にゃんにゃんも見てみなよ」

少し高くなっている石の上に立つ

「うん・・・・ほんとだーここまで来ると波の音が聞こえて
ヒーリング効果になってるね」

「でしょ(-∀-`)」

「でも少し寒いから温もる」

「あ〜私はずっと温もってたから(汗)」

振り向いて降りようとしたら

「キャッ(汗)」

「あぶなっ(汗)」

滑って転びそうになったところを優子が支えてくれた

「・・・・手、もう良いよ・・・」

「あっ(汗)ごめん」

とっさだったからだと思うんだけど優子の手が陽菜の胸に触れていて
いつまでもどけてくれないから恥ずかしくなってつい冷たく言っちゃった

「わざとじゃないから、ほんとにごめんね(汗)」

「分かってる、助けてくれてありがとう」

そのまま座り並んで浸かる

「・・・・・・・」

なんか気まずい・・・
そんな空気も優子が解消してくれる

「明日は水族館めぐりして夫婦岩見に行くでいい?」

「優子に任せる」

「志摩マリンランドに行って鳥羽水族館でしょ・・・
電車はわかんないしタクシーは勿体無いから
レンタカー借りようか」

「優子しか運転できないけどしんどくない?」

「帰りの新幹線で寝れるし大丈夫(-∀-`)」

「その方がお土産ずっと持って移動しなくていいから助かるかも」

「だよね、あがったら旅館の人に聞いてくる」

「私も行く」

「いいよ、にゃんにゃんは先に部屋に戻っておいて」

「全部優子に任せてたら悪いもん」

「アハッ(-∀-`)じゃー、一緒に行こう」


一番近いレンタカー屋さんを教えてもらい部屋へ戻ると
お布団が敷かれていて・・・

二人しかいないから並んで敷いてあるのは当たり前なんだけど
なんか近すぎない?

それに気づいたのか

「部屋広いのに〜布団もう少し広げるね」

「いいよそのままで、離れ過ぎたら話せないじゃん」

「そ、そうだね(-∀-`)」

それからスマホで水族館について調べたり
ショーの時間を調べてメモしたりしていたら
あっという間に就寝時間

「もうこんな時間だ、そろそろ寝ないと明日起きれなくなっちゃう(汗)」

「私が起こしてあげるから大丈夫」

そう言えば優子って朝強いよね
前に泊まった時も先に起きて朝食作ってくれてたし
料理も上手だし部屋もいつもきれいだし
一緒に住んだら・・・

何考えてるの(汗)そんなことあるわけないし・・・

「にゃんにゃん?」

「おやすみ(бвб)」

「アハッおやすみ(-∀-`)」


次の日も凄く楽しかったのに
東京に帰ってきて一人の部屋に戻ると
一気に寂しさが襲ってきて
みーちゃんに電話しようとしたら優子から電話がかかってきた

「どうしたの?」

(ん〜二日間が楽しすぎて1人の部屋に戻ってきたら
なんか寂しくてさ、さっきまでのは夢だったんじゃないかって思っちゃって
確認の電話してみた(笑))

「うそ・・・私も寂しくて今みーちゃんに電話しようと思ってたとこだったの」

(みーちゃんなんだ・・・)

「え?なんて言ったのごめん小さくて聞き取れなかった」

(そうなんだって言っただけ)

「またどこか行こうよ」

(そうだね、休み合わせていこうか)

「今度はみーちゃんも行けると良いね」

(そうだね・・・・)

「優子?どうかした」

(ん?どうもしないよなんで)

「なんか元気ないみたいだから」

(アハッ(-∀-`) そんな事ないよ、明日会社だから憂鬱なだけ(笑))

「あーそれ言えてる(笑)」

(あ、お風呂湧いたみたいだから、また連絡するね)

「うん、またね〜おやすみ」

(おやすみ)

そう言って電話を切った



好きと言い続けた結果 17 優子

まさか二人で旅行することになる何て・・・

みーちゃんには悪いけど
ミスしてくれてありがとうと言いたかった

フリマも売る物が無ければやらないわけで
たまに行く食事もショッピングもいつも三人だったから・・

まあそのおかげでこんなにも仲良くなれたんだから
みーちゃんには感謝しかない

うん、お土産たくさん買って帰ってあげよう(-∀-`)

自分が誘ったんだから伊勢神宮の事を必死で調べた

それがいけなかったのか少し機嫌を損ねかけたけど
上手く誤魔化せたかな?

天照大御神様には
小嶋さんともう一度出合わせて頂きありがとうございました
て感謝の意をのべてきたし
三人でお揃いのお守りも買ったし
浴衣や食事にテンションのあがる小嶋さんも見れたし
もう思い残す事は無い・・・て思っていたけど

肝心なことを私は忘れてた

そう・・・・・ここは温泉旅館だという事

ホテルやマンションじゃないから一緒に入れるという事(-∀-`)

鼻血出たらどうしよう(-∀-`)

想像したことはあったけど見るのは初めてだからヤバいよね

服の上からでもわかる豊満なお胸
女性らしいライン・・・

はぁ・・・・考えてたら変態顔にもなるよ(-∀-`)


それを指摘され入ってもらえない所だったけど
熱意が伝わったのか今、大浴場へ向かってる♪

「スリッパ一組しかないね(бвб)」

「ほんとだ他の人はまだ食事中なのかもしれない」

昼食をあまり食べれなくてお腹すいたと言っていたから
早めに夕食を準備してもらった
それが功を奏したみたい

私達が入ると先に入っていた人は浴衣を着ていて
どうやらもう出て行くみたい

という事は・・・・二人で貸し切り〜!!

シャッー!

心の中でガッツポーズ

別にやらしいことをするわけじゃないよ
そんな事大島さんからするわけないじゃん
だって嫌われたくないもん
やっと今の関係が築けたんだからね

先にパパッと脱いで中に入る

先に座ってかかり湯をしていたら
後から入って来た小嶋さんが隣に座った・・・

五か所あるんだよ!私は一番端に座ってたから
反対側に座るかなって思ってたのに
隣に来てくれた・・・
それだけでドキドキもんだよ(汗)

「ここシャンプーインリンスだ」

「だから言ったじゃん」

「うぅ・・・ごめん、にゃんにゃんの貸してくれる?」

「仕方ないなぁー、はいどうぞ」

「アハッ(-∀-`) 有難う♪」

同じ匂いになるんだね、当たり前だけど・・・

豪快に頭を洗い終わって隣を見ると

「何してるの?」

「え?クレンジングしてる
優子はしないの?」

「私薄化粧だから洗顔だけしかしない」

「えぇ〜ダメじゃんそんな事してたら
シミになったり毛穴広がっちゃうよ」

「うそ・・・・それはヤダ(汗)
えーと・・・・」

「はい(бвб)」

「ありがとう(-∀-`) 」

「こっちは洗顔ね」

「うん(-∀-`) 」

なるべく顔を見て目線が下へ行かないようにしてるんだけど
自然と見えちゃうというか
にゃんにゃんが見てない時は胸を凝視しちゃう(汗)

思っていた通り素晴らしい!エクセレント!!

生肌に触れたい・・・・

どうしたものか・・・滑ったふりして抱き付くとか?

そうだ!ベタだけど

「にゃんにゃん背中洗ってあげようか?」

「いい」

ですよね・・・・撃沈

仕方ない・・・・

「先に露天風呂行ってるね」

「はーい(бвб)」



このままでいい、ずっと友達でいたいから

好きと言い続けた結果 16

次の日の朝、乗る電車と車両を決めて落ち合う

「おはよう(-∀-`) 」

「おはよう(бвб)」

「荷物多いね(笑)」

「優子はそれだけなの?」

「だって一泊だしほとんど旅館にあるから
着替えだけしか持ってきてない」

「でも、化粧品とかシャンプーリンスとか変なのだったら嫌じゃん」

「その時は貸してね」

「え〜どうしよっかなー(笑)」

「荷物持つからお願いします」

「仕方ないなー、重くなったらよろしく」

「了解しました(笑)」

東京駅から新幹線に乗り名古屋で乗り換え
そんな長い時間も優子といたらあっという間に感じた

「まずは外宮から行くんだよ」

「豊受大御神だよね」

「凄いじゃん、よく知ってるね」

「内宮は天照大御神(бвб)」

「正解!じゃー外宮は左側通行で内宮は右側通行って知ってた?」

「・・・・・知らない・・・」

「やったー(-∀-`) 」

「むぅ・・・・」

「うわぁ(汗)ごめん」

「別に競い合ってないもん」

「そうだよね私だって昨日必死で調べただけだから」

「優子も初めてなの?」

「そうだよだから凄い調べたんだ(汗)」

なーんだ、初めて同士なんじゃん(笑)

「時間あるしゆっくり回ってパワー沢山もらって帰ろう」

「そうだね、みーちゃんにもパワー分けてあげなきゃだもんね(笑)」

正殿はもちろん
パワースポットの三つ石、地蔵石、亀石や神木を巡り
両方でお守りを買った

おかげ横丁では伊勢うどんのお店でお昼ご飯

「・・・・柔すぎない?(汗)」

「うーん・・・こういう、うどんだと思う」

陽菜は・・・・好みじゃないかな・・・

「会社にお土産買っていかなきゃいけないんだけど
何がいいと思う?」

「食べ物なら・・・へんば餅か定番の赤福じゃないかな」

「だよね・・・それでいっか」

「みーちゃんにはお守り買ったし食べ物はいいよね」

結局赤福は取り分けにくいからマドレーヌにした
お土産部門2位て書いてあったから(бвб) 

旅館はこじんまりしてるけど綺麗で何と言っても浴衣が可愛い

「みーちゃんが着たがってたのにね(笑)」

「ほんとだね、だからここを選んだのに(笑)」

二人で写メを取り合いみーちゃんに送ると
今見せんな!て怒られた

料理も伊勢エビを筆頭に魚介類が美味しくて
陽菜は満足だったんだけど

「ホタテ食べないの?」

「ん・・・苦手なんだ、にゃんにゃん食べていいよ」

「優子でも好き嫌いあるんだね」


「私だって少し位ありますよ」

「あと何が食べれないの?」

「抹茶とか・・・フルーツもそんなに好きじゃない・・かな」

「結構あるじゃん、私何でも食べれるよ」

「だから豊満なボディを作れてるんだね(-∀-`) 」

「・・・・・変態(бвб)」

「いや、違うくて(汗)女性として羨ましいなって思ってさ」

「温泉一緒に入んないから」

「えぇ〜一人じゃつまんないじゃんかよー(汗)」

「変態さんが悪いんでーす」

「女性が女性の身体にあこがれて何がいけないんだ(`^´)」

「そんなに陽菜の裸が見たいの?」

「見たいみたい(-∀-`) 」

「陽菜が女性を好きだってわかって言ってる?」

「・・・・・わかってるよ
でも、にゃんにゃんはにゃんにゃんじゃん」

「ありがとう・・・」

「よし、温泉へレッツゴー(-∀-`)」

「・・・・・(бвб)」

「な、なんだよ(汗)」

「嬉しそう」

「温泉も好きだしにゃんにゃんも大好きだからね」

「陽菜も」

「え?」

「温泉大好き(бвб)」

「あ・・・・そうだよね・・・温泉最高!・・・・」

陽菜の言葉に一喜一憂する優子に
愛しさがこみ上げて来るのは何故なんだろうか


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