それから毎日30分の特訓
・・・・と言っても
ハルナとアツコ
ユウちゃんとミナミが
向かい合って座り目を閉じて
単語を思い描いて相手に送ってるだけ
「ふあぁぁ・・・暇すぎて眠くなってきた」
「シッ(怒)」
「・・・・・ミナミが悪いんだぞ(怒)」
「なんでや(汗)」
「ちゃんと送ってこないから
眠くなるんだろ始めてから10日も経つのに
なーんにも聞こえてこないんだから眠くなっても仕方ない」
「ユウコからも送ってくれたらええやん」
「相手に受け取る力がないと
一方通行なんだよ」
「あれ・・・今なんか聞こえたような気がするんだけど
ユウコの声で聞き取れなかった(∵)」
「ユウちゃん(怒)」
「ご、ごめんよ(;´-∀-)」
「今ユウちゃんて言ったよね・・・
怒られるよ(汗)」
「ハルナは良いんだよ(-∀-`) 」
「どうして?」
「もう生徒じゃなくて治療室の先生だからな(-∀-`) 」
「そうなの?」
「う・・ん・・戦闘向きじゃないから
勉強しても覚えられなかったみたいなの
でも先生は言い過ぎ、まだまだ見習いだよ」
「ユウコとハルナがやってみてよ」
「そうだな、その方が早く習得できるかも」
「今日はもう帰るね」
「うん、また明日(бвб) 」
2人が出て行くと
「疲れてなかったら少しだけしてみる?」
「いいの?眠くならない?」
「ハルナに送るんだから眠くなるわけないだろ
先に私が調節しないで送るから聞き取ってみて」
「わかった」
目を閉じ気持ちを静め心を無にする
「・・・・・・・・・・・・・」
どれくらい経ったんだろう
唇に柔らかいものが触れたと思った瞬間
一気に流れ込んできた言葉
目を開けると
「アハッ顔真っ赤(-∀-`) 」
「今キスしたでしょ(怒)」
「その方が早く伝わるからね
どうだった、聞こえた?」
聞こえたもなにも
「知らない(怒)」
「酷いなぁー何千回も繰り返してたのに〜(-∀-`) 」
その2文字をずっと繰り返してたの?
「キスしたいからキスキスって言ってたんでしょ(怒)」
「え(;´-∀-)違う、キスじゃないのに・・
そっか繰り返してたからキスに聞こえたんだ」
(アハハハ、バーカ(*`ω´) )
「あぁぁぁぁ!盗み聞きしてたな(怒)」
(あんな垂れ流しで言ってたら聞く気なくても聞こえるよん)
「仕方ないだろそうしないと届かないんだから」
「マリコ先生?」
「え・・・う、うん」
「どうしてハルナには聞こえないの?」
「それは私がハルナに聞こえるようにしてないから・・」
「・・・・触れないと聞こえないんだったら意味ないね
今日はもうやめる」
「お、おう・・・寝る?」
「うん」
ハルナのベッドに入って来ようとするから
「今日は疲れてないでしょ」
「(;´-∀-)」
「自分のベッドで寝て下さい」
「だよね・・・・」
トボトボと歩いて自分のベッドへ戻るユウちゃんの
後姿を見ていたら申し訳ない気持ちになり
(なんか・・・ごめん)
「ううん私が悪いから(;´-∀-)」
「え?(бвб) 」
「え?」
「今しゃべってないよ(бвб) 」
「でも聞こえたよ、ごめんて」
「出来たの・・・かな」
「出来たじゃん
ほら、キスしてよかっただろ(-∀-`) 」
「だったら先生とかアツコとも
キスしたら出来るようになるの?」
首を思いっきり横に振り
「ダメダメダメダメ
そんな事で出来るようにならないから
絶対にしちゃダメ!」
「そんな・・・・事?」
「あっ(;´-∀-)」
「やっぱり・・・
聞こえたのはたまたまだったんだね」
「いや・・・私とハルナは繋がってるというか(;´-∀-)
そ、そうだ再生の魔法の時に繋がったから
今度も繋がれたんだよ(;´-∀-)」
「ふ〜ん・・・・」
「きっとそうだよ(;´-∀-)」
「やっぱり根拠も無いのにキスしたんだ」
「ごめん(;´-∀-)」
「でも出来るようになったのは本当だから
ありがとう(бвб) 」
「だぁぁハルナぁー好きだぁー(。-∀-)」
「叫ばないで(汗)隣の部屋に聞こえるでしょ
それにどさくさに紛れてベッドに飛んでこないで(怒)」
「いいじゃんかぁー
親交を深めたらもっといろんなこと出来るようになるかもよ?」
「・・・・・それも一理あるか・・」
「うんうん、あるある(-∀-`) 」
丸め込まれた感は否めないけど
その夜は一緒に寝てあげた
静かな治療室
三人は麻酔で眠っているし
ユウちゃんもグッスリ
「すぅー・・・・」
息を大きく吸い込み先生に言われた通り目を閉じ耳を澄まし
授業が行われている教室の場所を頭にイメージする
「・・・・そんなすぐに出来るわけないか(бвб)」
「疑いの気持ちがあるから聞こえないんだよ」
「ユウコ?起きたの」
振り向くと・・・・寝てる・・・・
「体は寝てるけど意識だけ起こして
ハルナの頭の中に話しかけてる(-∀-`) 」
「ユウちゃんはすごいね、なのにハルナは・・・」
「それがダメなんだよ、思い出してみて
7年間育たなかった杖がたった三か月で
あんなに立派になったんだよ
みんな何年もかけて大きくなるのに
ハルナはたった三か月
そんな人見たことある?」
「みたこと・・・・無い」
「でしょ、だからハルナもすごい人なんだよ
自信もって(-∀-`) 」
「ありがとう、もう一度やってみる」
そうだ、アツコに語り掛けてみよう
素質があるって言ってたから
もしかしたらハルナの気を受け取ってくれるかもしれない
(・・・アツコ・・・・ハルナだよ・・・
アツコ聞こえる?)
やっぱりムリ・・・・
ダメダメその考えがダメだって言われたじゃん
何度か繰り返してたらいつかは・・・
それから何度も挑戦したけど
ハルナの声は届かないし声も聞こえてこない
おなかすいたなー・・・
そう言えばお昼食べてないじゃん
アツコはお昼何食べたんだろう
きっと沢山お代わりしたんだろうな(笑)
「一度しかしてないよ!」
「アツコなした(汗)?」
「bPどうかしましたか」
「え、あれ・・・今ハルナの声が・・・」
「授業中に寝ぼけていたんですか(怒)」
うそ・・・届いたし向こうの声が聞こえる(涙)
でもまたすぐに聞こえなくなった・・・
アツコ・・・ごめんね(汗)
「アハッやったね(-∀-`) 」
いつの間にか起きて陽菜の目の前に座ってたユウちゃん
「うん(涙)もしかしてユウちゃんが手伝ってくれたの?」
「私は何もしてないよ
起きてからずっと見守ってただけ」
「もうこんな時間・・・」
「きっと授業が終わったから聞こえなくなったんだよ
休憩に入ると雑音が増えるから初心者には難しいんだ
毎日訓練すれば戦場にいる私とも
マリコ無しで通信できるようになるから
頑張って(-∀-`) 」
「うん」
その時
「ハルナ!ハルナいる?」
「アツコ(бвб) 」
「ずっとここにいたの?」
「うん(бвб) 」
「ほらやっぱりここにいたやん」
「おかしいなぁ・・・絶対ハルナの声だったのに」
「ふふ、私だよ」
「ほら、やっぱりじゃん
寝てたんやろとか言ったバカは誰(怒)」
「でもおかしいやん、ここにずっといたんやろ」
「うん・・・テレパシーの練習してたの」
「テレパシー?」
「違う場所にいてもお話しできるって言う幻の魔法?」
「魔法とは少し違うんだけどね
アツコにも潜在能力があるってマリコ先生が言ってたの
だから二人で練習しない?」
「するする!そんな事出来たら
連絡係いらなくなっちゃうね」
「そうだね(笑)」
そこ?と思ったけど突っ込まないでいた
「あのう・・・・うちは?」
「みなみの事は言ってなかったから
無理なんじゃないかな(汗)」
「そうなんか・・・でも努力は必ず報われるから
私も訓練に参加していい?」
「参加するのは自由だけど
特別にこれをするとか無いから難しいかもしれないよ(汗)」
「それでもやる!」
「人がいい気持ちで寝てるのに
ギャーギャー煩いぞチビ」
あれ?いつの間にかまたベッドに移動してる・・・
「な・・・ユウコの方がチビだろうが(怒)」
「残念・・・見た感じ四pは勝ってるね(-∀-`) 」
「ちゃんと測れよな」
「みなみ、最後の授業始まるから戻ろう」
「えぇぇ・・・」
「詳しくは放課後ね(бвб) 」
「うん」
慌てて出て行った二人
「ハルナのおにぎり食べたい(-∀-`) 」
「ハルナもお腹すいたんだけど
ここを離れられないから
先生が戻って来るまで待って」
「マリコならだいぶ前から隣の部屋で寛いでるぜ」
「うそ・・・」
いつ戻って来たのか
全然気づかなかった(汗)
「行ってくるからな」
「いってらー(*`ω´) 」
「ほらな(-∀-`) 」
「ほんとだ・・・・」
「すぐ食べたいからテレポで行こう」
「そんな事で使っちゃダメ!(怒)」
「えぇ〜食堂遠いのにー(;´-∀-)」
ブツブツ言ってるユウちゃんの手を取り
食堂へ向かった
「君達は部屋へ帰っていいよ」
「ありがとうございました。」
軽い三人は部屋へ戻って行った
「ハルナはユッピーに癒しの魔法かけてあげて」
「怪我してないのにですか?」
「テレポーテーションは大量の魔力がいる
だから出来る人は一握り
先生の中でも三人ほどかな
テレポーテーションで人を輸送するのには
その半分の魔力で送れるんだけど
何人もを一度にとなると今はユッピーにしか出来ない
だから校長はユッピーを出動させるんだよ」
「だからすぐ寝ちゃうんですね」
「自己防衛力が働くんだろうね」
ハルナの精一杯の優しさを魔法に込めた光が
ユウコを包み込む
「寝てるくせに笑ってるよこいつ(*`ω´)
・・・・あらあらまた成長したね」
杖の形がまた変わった
「でもマリコ先生とは長さが違うから
まだまだですね」
「それは経験の差と言うか年輪の差だから
違うのは当たり前(笑)」
絶対に追いつけない(汗)
「ハルナはハルナの新しいやり方でしていけばいいよ」
「いなくなるようないい方しないでください(怒)」
「ハルナは本当にいい子だね
ユッピーが夢中になるのがわかるよ」
そう言って頭を撫でてくれる先生
「ユッピーを頼むね(*`ω´)」
「だから!(怒)」
「アハハハ、さてとそろそろ作戦会議が始まるようだから
ここを頼んでいいかな」
「はい」
何も連絡が来ていないのに
どうしてわかるんだろう
「目で見て耳で聞くんじゃなくて
心の目と耳で感じてごらん」
「え?」
「ハルナなら出来る
集中して聞きたい人や場所の声を聴くの
それが出来ないとユッピーと遠くから会話できないよ」
「え、みんなに聞こえてたんじゃないんですか?」
「ユッピーの声は私とハルナにだけしか聞こえてない
あの場にいた校長でさえ聞こえてなかったんだよ」
うそ・・・・・
「だったらどうして私に聞こえたんですか?」
「それはユッピーと私がハルナにも聞こえるように
調整してたからだよ、それでも聞こえない人は聞こえない
校長がいい例(*`ω´)」
そう言えばユウコとは会話せず戻って行かれたっけ
「これも生まれ持ったもの
訓練次第では聞こえるようになる人もいるけど
確率が低いから授業に無いでしょ」
7年いたけどそんな授業受けたことなかった
「1のアツコだっけあの子も素質あるから
訓練次第では出来るようになるかもね
出来たら何かと便利だから教えてあげるといいよ」
それだけ言うと部屋を出て行った
「先に傷口を止血して」
「はい」
「腕や足は真空パックして持ち主の横に置く」
「はい」
小さな球体を作りその中を真空にし
切り離された足を入れる
「ふぅ・・・・」
「大丈夫?まだ来るよ」
「はい(汗)」
三人を治療しただけなのに体力の消耗がすごい
これをずっと一人でしてきたの?
(パーツそろってる二人は一度に送る)
「あと一人は?」
(かすり傷だから連れて帰ろうと思ってるんだけど
交代の部隊がまだ来ないんだ
どうなってるのか聞いてくれよ)
「ユッピーじゃないんだから出動命令出てからすぐ出発しても
あと5分はかかるんじゃない」
(そっか、そうだよな)
話しながらも生徒を受け取り治療を開始する先生はやっぱりすごい
「うん上手に止血出来てるね(*`ω´)」
「ありがとうございます」
「軽い二人の傷口を縫って薬つけておいて」
「はい」
「さーてと・・・・これは使えそうだ
これは・・・・なんとか引っ付くかな」
ハルナの時は傷口がめちゃくちゃすぎて
再生の治療を選んだと聞いた
「再生治療はおこなわないんですか?」
「その治療法はねすごく難しいの
薬の調合具合と魔法の力加減
それに時間もかかる
誰もが簡単に出来る治療じゃないんだよ」
「だったらユウコに頼んでハルナの時みたいにすれば」
「ユッピーの治療魔法はね
誰にでも使えるというわけじゃないんだ
まあ、元が攻撃魔法専門だから仕方ないんだけど」
「じゃーどういう人にだったら使えるんですか」
「私から聞いたって言わないでくれる?」
「言わないです」
「好きになった人(*`ω´)」
「・・・・・・」
「それも友達だから好き!じゃダメなんだよね
ユッピーが心を許し
愛する相手にだけ効果が表れるの」
ユウコがハルナの事を?
(てめえ言いやがったな(怒))
「あら、切れてなかったのね(笑)」
(わざと繋いだままにしてたくせに)
「言う手間省いてあげたんだからありがたく思ってよ」
(うるさいやい)
「ほら手が止まってる」
「すみません(汗)」
今は治療に集中しなきゃ(汗)
・・・・よし、綺麗に縫えた・・・
後はこの薬を塗って・・・
これで良し
「ふぅ〜・・・・」
「うんうん、上出来上出来(*`ω´) 」
「キャッ(汗)」
いつの間にか真後ろに来ていてびっくりした
「先生はもう終わられたんですか」
「ジャーン!」
包帯が巻かれていたから状態はわからないけど
他の傷まで治療は終わったいた
「後は自信とスピードを鍛えなきゃね(笑)
まあ、数をこなして行けば自然と早くなるし
自信にもつながるから大丈夫か」
「そんなに沢山ここへ運ばれて来てほしくないです
だって怪我をしてるって事でしょ」
「確かに(笑)」
「笑い事じゃないですよ(怒)」
「あはははハルナも言うようになったね(*`ω´) 」
バン!
「帰って来たぞー(-∀-`) 」
「お疲れ様でした(бвб) 」
「めちゃくちゃ疲れたから治療して」
そう言いながら抱き付いてこようとするから
ひらりとかわし
連れて帰って来た生徒の傷を見る
「これ痛みますか?」
杖をかざし症状を見る
「少し痛いかな」
「打撲とねん挫ですね
骨は折れていないと思います」
「そこは思いますじゃなくて断言してあげないと
不安になるでしょ」
「骨は折れてないので痛みを取っておきますね」
「ありがとう」
「あれ、ハルナの杖・・・・」
「お、気づいたね(*`ω´) 」
「三ヶ月も経ってないのに凄い成長じゃん(-∀-`) 」
「私のおかげ(*`ω´) 」
「違うだろ、ハルナの努力の賜物だぞ」
「ううん、マリコ先生が誘ってくださって
色々教えて下さったおかげだよ」
「ほらぁー♪」
「チェッ・・・・マジで寝る」
そう言うと空いたベッドで寝てしまった
「ユウコ、鍵かけたでしょ(怒)」
「私はかけてないよ(;´-∀-)」
首をブンブン振って違うちがうと訴えてくる
「かけたのは私でーす(*`ω´) 」
先生がどうして・・・・
「開けて下さい!」
「嫌でーす」
「・・・・トイレに行きたいんです」
「恥ずかしいのは分かるけど
自分の気持ちに正直になることも必要だよ」
自分の気持ち・・・・・
何も考えず出た言葉だった
ユウコが死んだら・・・・・
そんな事想像もしたくない
でもここにいる生徒達はみんな死と隣り合わせ
だから誰かが死んでも悲しみはするが
誰も泣いたりはしないしハルナも泣いたことはなかった
自分の気持ち・・・・
まだユウコが死なないと知らなかった時
夢を見た
出動してその夜戻ってこなくて
朝の教室で先生があの言葉を口にしたら
涙が溢れてきて声を出して泣いた
その声で目覚めたハルナの枕は涙で濡れていたけど
何故泣いたのかまだその時はわからなかった
でも、今ならわかる気がする
たぶんハルナは・・・・
カチャリ
「あれ?(-∀-`) 」
「何故鍵をかけているのですか」
「校長先生(бвб) 」
「ユウコ至急居住地との境界線へ行き
負傷者をここへ転送してください」
「戦闘服は?」
「必要ありません敵は奇襲だけしてさった様です、が
怪我がひどすぎて戻れないと連絡がありました」
「境界線での攻撃は禁止されているはずでは」
「だから油断もあって防御がおくれたのでしょう
相手はなりふり構わず来ていますから
他の部隊にも警告しました」
「だいぶ追い詰めてるって事ですね」
「そうですね・・・・」
「校長はまだあきらめていないのですか」
「ずっと願ってきたことですから」
「しかし向こうが同調しないことには」
「軍隊としては向こうの数のほうが多いですから
まだ勝てると思っているのでしょう」
「こちらにはユウコがいるというのに?」
「最近の強さに怯んでいるのは確かなのですが
負けを認めるのは嫌なのでしょうね
共存していく選択をしてくれればいいのですが」
話をしながら陽菜のほうを見る二人
校長先生とマリコ先生が話してる間に
ウインクして消えたユウコから通信が
(おーい聞こえてるか)
「ほいほーい(*`ω´)」
(これこの前より酷いぞ
ちぎれてるのも一緒に送るから間違えんなよ)
「了解(*`ω´) 」
「ちぎれてるって・・・」
「ユウコからですね・・・私も手伝いましょうか?」
「ハルナがいるので大丈夫です」
「そうですか、もし必要でしたら
いつでも呼んでください」
「ありがとうございます」
出て行った校長先生
(一人目行くぞ)
「私が受けてベッドに置くから
ハルナは杖を出して用意して」
「はい・・・」
杖を使う初めての実践治療が始まった