「んん・・・あっ・・・んっ・・・」

いい気持で寝てたら体も気持ちよくなってきた・・・・ん?

バッと目を開けるとニヤニヤしたチビが陽菜のおっぱい揉んでるんだけど・・

手を振りほどき

「変態!(怒)」

振りかぶって叩こうとしたら腕を掴まれ

「おっと、私は殴るのは好きでも殴られるのは嫌いでね」

「くっ・・・」

横を向くとノッポの方は黙々とお弁当を食べてる

「・・・・あぁぁ!陽菜のお弁当何で蓋空いてるの(怒)」

「モグモグ・・・」

「たこさんウインナー食べたでしょう(怒)」

「ん?入ってなかったんじゃねえか?」

「むぅ・・・毎日入れてるもん
それに卵焼きも一つ無い(怒)」

「なんでわかるんだよ」

「陽菜が作ってるんだから分かるし」

「おめえが作ってんのか?」

「悪い?陽菜だってお弁当ぐらい作れるもん」

他に作ってくれる人がいないだけだけど・・・

「まじか!卵焼き美味かったぞ明日も作って来てくれよ」

「やだ、優子のお母さんに作って貰いなよ」

「お前!優子さんは・・・」

「サド、いいって」

「でも・・・」

「何よ(怒)」

「私には親はいねえ、この弁当もサドが作ってきてくれてるんだ」

「・・・・・・(бвб) 」

「こいつの料理うめえぞ、食ってみろ」

自分の箸で卵を突き刺し陽菜の口の前に突き出した

「ほら、あーん」

「い、いらないし」

「そう言うなって卵食っちまったからお返しだ」

「うっ・・・どっちが美味しいか比べるためだからね」

そう言ってからパクッて食べる

「・・・・・美味しい」

「だろ(´-∀-)味付けは違うがどっちもうめえ
私は陽菜の味付けの方が好きだけどな」

「すいません・・・・」

「あやまんなよ、さっきまではサドのが一番好きだったんだぜ
でも陽菜の味はなんか懐かしいって言うか・・・
昔食べたような味がした」

二人が話してるのをボーと見てて
何の気なしに携帯を見ると

「あぁぁぁ!!」

「うわっ、どうした?」

「もうこんな時間じゃん、もっと早く起こしてよね(怒)」

「おめえがなかなか起きなかったんだろ」

「起きるまで起こすのが親切ってもんでしょ」

「アハハハ確かにそうだ(笑)」

ケラケラ笑うチビを複雑な顔で見てるノッポ

こんな事していられない・・・

急いでお弁当をかき込み部屋を飛び出した