なんかまた?危ないのが転校してきた

それも同じクラス

ゲキカラって言うんだって顔に傷があっていつもヘラヘラ笑ってる

それと関西弁の子はどうやら転校は免れたらしい

今看護学校らしいんだけどここには看護科ないもんね

聞いてもいないのにヲタとウナギが
ゲキカラと関西弁の子の事を教えてくれた

「おめえら二人は歩くスピーカーか」

「止まって話してますけど・・・グエッ・・」

「ヲタのばか・・・」

「で、どっちから寝るの・・・」

「二人とは寝ねえ」

「なんで、花嫁候補なんでしょ?」

「それは・・・誰も見つからなかったときのだな・・・」

「優子さん優子さん、私達も候補に入れてもらえたりしますか?」

「・・・・・ドラム缶にくくり付けて海に沈めんぞごらぁ(怒)」

「ひゃぁ、す、すいません冗談です(汗)」

「優子さんと一緒に住む?」

「おめえ、今一人か?」

「うん」

「そっか・・・・組みに帰らないのか?」

「アハハハハハ組みってなに?」

「はぁ・・・・陽菜の部屋に・・・」

「はぁ?」

「・・・・・ダメだよな」

「当たり前だし」

「そうだ!おめえら一緒に住んでんだろ一人ぐらい増えても・・・」

「む、むむむむむ無理です、すっごい狭いんでよねウナギ」

「は、ははいめちゃぜまです」

(ゲキカラさんと住むなんて命いくらあっても足りないよブツブツ)

「・・・サドんちで飼ってやれ」

「うちは・・・男が沢山住んでるんで・・・」

「ん?そう言えばサドの家ってどこにあるんだ?」

「大島組の前です」

「へぇ?」

「気が付きませんでしたか?」

「え〜前の家も結構大きかったよ(бвб) 」

「組長が建ててくれたらしくて・・・
うちにも父さんが教育しなおしてる輩が五、六人暮らしてます」

「おめえは大丈夫なのか?」

「そんな奴らには負けませんから」

「確かにそうだ(笑)、ゲキカラもでえ丈夫だろ
一部屋開いてないのか?」

「聞いてみます」

「まあ、卒業してからの話だしそんなに焦んなくていいぞ」

「わかりました」

そう言ってたのに次の日学校に行くと

「優子さんサドさんおはようございます(汗)」

「慌ててどうしたんだ?」

「ゲキカラさんが職員室でちょっと・・・
早く来てください(汗)」

走って行く優子の背中を見ながら先に教室へ向かった

「陽菜おはよう(ΘωΘ) あれ?珍しく一人?」

「優子達は職員室へ行った」

「なんか悪いことしたの?」

「ゲキカラがなんかしてるみたい」

「はぁ・・・もう卒業なんだから
みんな大人しくできないのかな」

「無理じゃない?(бвб) 」

「なんか陽菜替わったよね」

「なにが?」

「昔も我関せずのとこあったけど
最近はどっしり構えてると言うか・・・
なにがあっても動揺しないというか・・・」

「ん〜もうね自分でも悟りを開いたんじゃないかって
いうくらい物事に驚かなくなった」

「だよね、姐さんみたい(笑)」

「陽菜はなれないみたいだけどね」

「そうなの?組に住むんでしょ?」

「色々あるの!」

そんな事を話していたら優子達が教室に入って来た