すぐ駆けつけれるようにお酒も飲まない先生が
何でずる休みなんてするんだろう・・・・

(おはようございます)
(おはようございます)

挨拶が交わされるナースステーション

「陽菜先生」

「あ、みーちゃんおはよう(бвб)」

「私見ちゃったんですよ、朝早く大島先生が寮に入って行くところを」

「えっ?」

「急いでたんでどこに入って行ったかわかんなかったんですけど
絶対に恋人のとこですよ、先生両方いけるらしいですから」

やばいバレル(汗)

「みーちゃんその話広めない方がいいよ」

「何でですか?面白そうじゃん」

「副院長の耳に入ったらその人クビになっちゃうかも」

私の事だけど・・・・

「そっか・・まだ陽菜にしか言ってないから
陽菜も黙っててね」

耳元でそう囁いて去って行った

危ない危ない・・・て言うかなんで陽菜がこんな目に合わなきゃいけないの(怒)




「お疲れ様でした」

「お疲れ様」

ふー・・・今日は一日平和な日だったかも・・・

帰り道

あれ?こんな所にケーキ屋さんあったんだ・・・
そう言えば今日って・・・

(今日は特別な日だから)

「まさかねぇ」

プルルルプルルル・・・「はい」

(もしもし陽菜?今どこ)

「寮の近くの公園の前です」

(ちょうどよかったそろそろかなーて思って
迎えに行こうと出たところ)

「迎えにって・・・まさかずっと部屋にいてたんですか?」

(うん(-∀-`) )

「うん、て・・・キャッ」

(陽菜?どう・・・)

「な、なんなんですかあなた(汗)」

「フハハハハ」

刃物持ってるし・・・

「もしかして連続通り魔?」

マスクして帽子をかぶってるけど
目がギラギラしていて気持ち悪い・・・

逃げなきゃ(汗)

走り出したけど足の遅い女の陽菜と
男の犯人との結果なんてわかりきっていて肩を掴まれた

「いや!離してーイヤー」

ドカッ!

「え?」

バン!ガツン・・・ドサッ・・・

倒れた犯人その横に立っていたのは・・・・

「大島先生血が(汗)」

「え?あ、ほんとだ・・・大丈夫少し切っただけだから」

「ダメです見せてください・・・よかった、たいした事なくて
これで押さえておいてください」

持っていたハンカチを渡して傷口を抑えさせる

その後警察に連絡して色々と聞かれ
寮に帰って来た時には日付が変わっていた

「ありがとうございました」

「今日泊めて」

「はい?」

「この手だと不便でしょ」

陽菜のせいだし・・助けてもらったんだから拒めない

辺りを見回し誰もいないのを確認してから
急いで部屋へ入ると

「これ・・・・」

「日付変わっちゃったけどお誕生日おめでとう陽菜」

やっぱり・・・・

テーブルの上には豪華な料理とワインそしてケーキまで置いてあった

「あ、ありがとう・・・」

「だから休めって言ったのに」

「言ってくれないとわかんないじゃん(怒)」

「サプライズは言わないの!」

「そんなの知らないし・・・・」

「まあいいや、ほらそこ座って、冷めちゃったけど食べよ」

「ここは陽菜の部屋です!」

「アハッ(-∀-`) 」

それからワインで乾杯して優ちゃんの手作り料理を食べたら
意外に美味しかった。