肩にもたれていたら気持ちよくなっちゃってついウトウト・・

優子が頭を撫でてくれたので目が覚めたけど
寝たふりしていたら・・・・

今キスした?・・・・

起きるに起きれなくなりそのまま寝たふりをしていると

「にゃんにゃん・・・」

起こされたから今起きました見たいな演技をした
・・・出来てたよね?


帰りの車の中ではいつものように話しかけてくれてたけど
さっきのキスの事で頭がいっぱいで
ちゃんと返事が出来なくて・・・

優子気を悪くしてないかな(汗)

別れる時もついそっけない態度をとってしまった・・・



優子は陽菜の事が本気で好きなの?

もしかして高校の時からずっと?

片想いって言うのは陽菜の事なの?

でも失恋したって言ってたよね・・・

陽菜、告白された事無いし振った覚えもない
麻里ちゃんのように結婚もしてない・・

やっぱり陽菜じゃないのかな・・・

じゃーあのキスは何?

問いただしたら、ついしちゃった
とか言うんだろうけど・・・

その日はなかなか寝付けなかったのに

プルルル・・・プルルル・・・

「・・・・はい・・・」

(まだ寝てたの?今何時だか知ってる)

「ん・・・・知らない・・・」

(もう10時過ぎてるからね)

「まだ十時じゃん昨日遅かったんだからいいでしょ」

(あんたね(怒)
日曜にブランチしようって言ったの陽菜の方でしょ)

・・・・忘れてた・・・

「今から用意するから先行ってて」

(LINE既読にならないしメールしても返って来ないから
もしかして!と思って電話してよかったよ)

「さすがみーちゃん私の保護者」

(大人になってまで面倒見させんなよ(怒))

「もう、早く切らないと用意できないから、じゃーね」

(あ、ちょっ・・・・)

まだ何か言ってたけど無視して電話を切り急いで用意をする

家を出たのが11時

「凄いと思わない、この私が1時間かからないで出て来たんだよ」

「今何時ですか(怒)」

「12時前?」

「そう、世間では今から食べるご飯をランチと言います」

「ランチもブランチも同じじゃん(бвб)」

「ちっがーう!起きる時間が違うし食べる時間も違う(怒)」

「むぅ・・・先に食べてればよかったんじゃん」

「それはそれであなた文句言うでしょ」

「いわないもん・・・たぶん」

「で、昨日なんで寝るのが遅かったの
またゲームでもしてた?」

「昨日は全然してないから」

「何してたの?」

「えー・・・優子とご飯行ってた
優子車持っててさ軽自動車なんだけど
それでドライブがてら海の家?行ったの」

「ドライブで海の家?」

「知らないの?海に浮かんだパーキングエリア」

「あんたね、それを言うなら海ほたるでしょ」

「あぁー・・・そんな名前だったかも(бвб)」

「なんで私も誘ってくれなかったの
一声かけてくれてもいいじゃん」

「えーと・・急に決まったから誘う暇なくて
今度は誘おうねって優子が言ってたよ」

「あれから連絡とりあってたの?」

「ううん」

「なのに急にドライブ行ったりしたの?」

「別に友達なんだからいいじゃん」

「失恋したからって優子を利用してるんじゃないでしょうね」

「そんな事!・・・してないもん・・・」

みーちゃんに痛いところを付かれたような気がした
優しい優子に甘えてたから

「優子は誰にでも優しいんだからね!」

「知ってるし」

そうだよね、あの頃もみんなに優しくて
みんなから好かれていたもんね・・・

「陽菜は早く新しい恋を見つけなきゃ
いつまでも引きずってたらダメだよ」

「わかってる」

だから全部整理しようとしてるんだから

「来月優子とフリーマーケットするんだけど
みーちゃんも行く?そこで何か売りなよ」

「陽菜は売る物あるの?」

「ん・・うん・・・友達から洋服を沢山貰ったから
それを売ろうと思ってる」

「なんか楽しそうだね行く行く
ちゃんと決まったら連絡ちょうだい」

「わかった、優子から連絡させるね」

「連絡先交換したんだ」

「当たり前じゃん友達だもん」

「友達ねぇー・・・」

「なに、なんかへん?(бвб)」

「陽菜はさ、結婚願望ってあるの?」

「もちろんあるよ
好きな人とずっと一緒に居たいもん」

「だよね、安心した(ΘωΘ) 」

嘘は言ってない
今の世の中、女性同士でも出来るもん

「ご馳走様でした、ここ陽菜のおごりね」

「え〜なんで」

「当たり前でしょ(怒)」

「仕方ないなぁー」


「今度からは約束忘れないでしょ」

「わかってる」

「全然わかって無いから言ってるの
それで秘書の仕事よく出来てるよね」

「仕事とプライベートは別です」

「気を抜きすぎだから」

「みーちゃんにだけだもん」

「うれしいのやら悲しいのやら・・・」

「前の日に連絡くれたら忘れないよ」

「今度からはそうします!」

「ふふふ、じゃーまたね」

「あ、優子と会うとき絶対私を誘ってよ」

「はーい(бвб)」

「だから軽いって(笑)」


なんだろう、みーちゃんといると楽しいんだけど優子とは違う・・・
何が違うのかは言えないけど・・・


それから一週間後場所が取れたよって優子から連絡が来たから
みーちゃんにも連絡しておいて欲しいってお願いした