次の日の朝、乗る電車と車両を決めて落ち合う

「おはよう(-∀-`) 」

「おはよう(бвб)」

「荷物多いね(笑)」

「優子はそれだけなの?」

「だって一泊だしほとんど旅館にあるから
着替えだけしか持ってきてない」

「でも、化粧品とかシャンプーリンスとか変なのだったら嫌じゃん」

「その時は貸してね」

「え〜どうしよっかなー(笑)」

「荷物持つからお願いします」

「仕方ないなー、重くなったらよろしく」

「了解しました(笑)」

東京駅から新幹線に乗り名古屋で乗り換え
そんな長い時間も優子といたらあっという間に感じた

「まずは外宮から行くんだよ」

「豊受大御神だよね」

「凄いじゃん、よく知ってるね」

「内宮は天照大御神(бвб)」

「正解!じゃー外宮は左側通行で内宮は右側通行って知ってた?」

「・・・・・知らない・・・」

「やったー(-∀-`) 」

「むぅ・・・・」

「うわぁ(汗)ごめん」

「別に競い合ってないもん」

「そうだよね私だって昨日必死で調べただけだから」

「優子も初めてなの?」

「そうだよだから凄い調べたんだ(汗)」

なーんだ、初めて同士なんじゃん(笑)

「時間あるしゆっくり回ってパワー沢山もらって帰ろう」

「そうだね、みーちゃんにもパワー分けてあげなきゃだもんね(笑)」

正殿はもちろん
パワースポットの三つ石、地蔵石、亀石や神木を巡り
両方でお守りを買った

おかげ横丁では伊勢うどんのお店でお昼ご飯

「・・・・柔すぎない?(汗)」

「うーん・・・こういう、うどんだと思う」

陽菜は・・・・好みじゃないかな・・・

「会社にお土産買っていかなきゃいけないんだけど
何がいいと思う?」

「食べ物なら・・・へんば餅か定番の赤福じゃないかな」

「だよね・・・それでいっか」

「みーちゃんにはお守り買ったし食べ物はいいよね」

結局赤福は取り分けにくいからマドレーヌにした
お土産部門2位て書いてあったから(бвб) 

旅館はこじんまりしてるけど綺麗で何と言っても浴衣が可愛い

「みーちゃんが着たがってたのにね(笑)」

「ほんとだね、だからここを選んだのに(笑)」

二人で写メを取り合いみーちゃんに送ると
今見せんな!て怒られた

料理も伊勢エビを筆頭に魚介類が美味しくて
陽菜は満足だったんだけど

「ホタテ食べないの?」

「ん・・・苦手なんだ、にゃんにゃん食べていいよ」

「優子でも好き嫌いあるんだね」


「私だって少し位ありますよ」

「あと何が食べれないの?」

「抹茶とか・・・フルーツもそんなに好きじゃない・・かな」

「結構あるじゃん、私何でも食べれるよ」

「だから豊満なボディを作れてるんだね(-∀-`) 」

「・・・・・変態(бвб)」

「いや、違うくて(汗)女性として羨ましいなって思ってさ」

「温泉一緒に入んないから」

「えぇ〜一人じゃつまんないじゃんかよー(汗)」

「変態さんが悪いんでーす」

「女性が女性の身体にあこがれて何がいけないんだ(`^´)」

「そんなに陽菜の裸が見たいの?」

「見たいみたい(-∀-`) 」

「陽菜が女性を好きだってわかって言ってる?」

「・・・・・わかってるよ
でも、にゃんにゃんはにゃんにゃんじゃん」

「ありがとう・・・」

「よし、温泉へレッツゴー(-∀-`)」

「・・・・・(бвб)」

「な、なんだよ(汗)」

「嬉しそう」

「温泉も好きだしにゃんにゃんも大好きだからね」

「陽菜も」

「え?」

「温泉大好き(бвб)」

「あ・・・・そうだよね・・・温泉最高!・・・・」

陽菜の言葉に一喜一憂する優子に
愛しさがこみ上げて来るのは何故なんだろうか