「ねえ、これに乗るの? 」

「そうみたいだね、スタッフが頼んどいてくれたんじゃないの?
せっかくだから乗ろう 」

そう!やっぱりお新婚旅行の迎えはリムジンだよね

「すごーい! 広ーい! 二人じゃもったいないね 」

「そうだね、こんなに広いのに二人引っ付いてるもんね 」

20分ほどで到着 

「あっ、着いたよ 」

「わーおしゃれなお店だね、こじぱいつ来たの?」

「TVでやってて行ってみたいなーて思ったの 」

なーんて言うのは嘘で携帯で必死に探して口コミも見たりすごく調べたんだから

特にプライベートはしっかり守ってくれるみたい

「予約してあるから入ろ!」

「えーこじぱが予約するなんて珍し(笑) 」

「むう・・・陽菜だってたまにはするし・・・ 」

「アハハ、すねた顔も可愛いよ(-∀-`) 」 

「もう、早く入ろう 」

名前を告げると部屋に案内された

「内装も凄くおしゃれだね 」

「気に入ってくれた?」 

「うん 」

「何食べよっかなー、おススメは何?」

「それももう、頼んであるから 」 

「そうなの?」 

「そうだよ 」

「まずは、乾杯しよう 」 

ワイングラスを持って

「陽菜の可愛い奥さんに乾杯 」

「ふえっ? 」

周りをきょろきょろ見渡して誰もいないのを確認すると

「私の綺麗で素敵な旦那様に(汗) 」

「「乾杯 」」  

「なんか新婚旅行みたいだね(-∀-`) 」 

「うふふ、そうだよ(бвб) 」

「へぇっ? 」 

「さっきから変な声ばっかり(笑) 」

「えっ・・・だってMV撮影で・・・みんなもいてるし・・・?」

「みんなはね明日の昼の便で現地入りなの 」

「えっ?明日?えっ 」

「一泊だけだけどね優ちゃんと陽菜の新婚旅行だよ(бвб) 」

「ごじばー////(涙)」  

「もう、泣かないでよ今から食事するんだから」

「だっで・・・うれじいよぉー 」

もうしかたないなー

「優ちゃんおいで」

膝にのせて抱きしめてあげると

「ぢゅーしたい」

「ちょっとだけだよ」 

「うん」  チュッ

「続きは夜にね 」 

「うん(汗) 」

今まで泣いてたくせに顔がデレデレになってるんですけど

席に戻らせてウエイターを呼び食事を運んでもらった

ホテルはセミスイートを取ってたから優ちゃんはまた大喜びで陽菜も大満足

部屋に入ると着ていた服を入り口からどんどん脱いで行って
部屋を走り回ってるし・・・ムゥ陽菜が脱がせたかったのに

仕方がないからその後ろから服を拾い集めて一緒にお風呂に入り

その夜は美味しく優ちゃんを頂いたんだけど、陽菜も頂かれちゃって(汗)

最高の新婚旅行になりました