「そろそろ起きないと開園まで時間無いから
朝ごはん食べれなくなるよ」


開園?・・・・朝ご飯・・・・

そうだ夢の国に泊ったんだ(-∀-`)


勢いよく飛び起き


「にゃんにゃんおはよう♪」

「おはよう・・・・・」


何故か目と目が合わず
小嶋さんの目線の先は私の・・・・


「あぁぁぁ!!見ないで(;´-∀-)」


そうだ昨日小嶋さんにあんな事やあんな事をされて
そのまま寝たんだったぁー(;´-∀-)


「隅から隅まで知ってるし(бвб) 」

「言わないでぇー(;´-∀-)」


急いでベッドへ逆戻り


「また寝るの?あ、またして欲しいんだ(бвб) 」

「違う(;´-∀-)して欲しくない!」

「陽菜が下手だったから?」

「そう言う事じゃなくて」

「やっぱり下手なんだ・・・・」


落ち込んで俯いちゃった小嶋さん


「初めてだから上手下手はわかんないけど
めちゃくちゃ気持ちよかったよ(;´-∀-)
意識がどこかへ行っちゃいそう
と言うか何度も行っちゃってたかも・・・」

「なのにして欲しくないの?」

「今はって事だよ
せっかくここにいるのに遊びたい!」

「陽菜も早く遊びたい(бвб) 」


そう言ってクスクス笑う小嶋さん


「・・・・・・もう、からかわないでよ(;´-∀-)」

「ほら早く服着て行こう、昨日優ちゃんに
気持ちよくなってもらえるように頑張ったからお腹すいた」

「だから普通にさらっと言わないで(;´-∀-)」

「サラッと言うから恥ずかしくないんでしょ」

「あ・・・・そうか・・・そうかも」

「はい、服と新しい下着」


全部用意してくれてた大人な小嶋さん



早く大人になりたい
早く追いついて追い越して
小嶋さんと子供を養いたい

急にそう思ったのは何故だろう

まだ結婚するとか決まってないのに・・・

だってこれは試験的にやってる事でしょ?
小嶋さんだって今は興味本位で楽しそうだけど
終わったらきっと男の人へ行くんだ

だから・・・・

その時まで
いっぱい楽しんで
いっぱい引っ付いて
いっぱい甘えて
いっぱい思いで作って



そして最後はいっぱい泣きつくそう


そう決めたら気持ちが楽になった


「にゃんにゃん今日はめいいっぱい楽しもうね(-∀-`) 」

「どうしたのいきなり?」

「だって夢の国だよ!」

「そうだけど」

「久しぶりだから嬉しい♪」



私が喜ぶと小嶋さんも嬉しそうで
それを見た私のテンションもどんどん上がる


ホテルでブレックファーストを食べ荷物をまたフロントに預け
いざシーへ

はしゃぐ私を何やってんのと微笑みながら
携帯で写真を撮ってくれる


「次あれ乗ろう(-∀-`) 」

「やだ・・・・」

「え、なんで?怖いの」

「怖くないし・・・」

「じゃー乗ろうよ」

「ヤダって言ってる」

「へぇーにゃんにゃん怖いんだぁー」

「・・・・・・乗る(怒)」

「冗談だよ(;´-∀-)無理しなくていいから
私一人で行ってくる」

「乗るって言ってる」


一度言いだしたら決して引かないのはわかってるから
心配しつつ一緒にゲートへ


「・・・・・・・(бвб) 」

「まだ間に合うよ」

「これ映画と同じなんでしょ
今度見てみようかな」

「私も見たい!」

「一緒に見ようか」

「うん(-∀-`) 」


並んでる間も飽きさせない作りは凄いよね
二人だと話がどんどん膨らむもん


乗り場に近づくにつれ言葉数が少なくなっていく小嶋さん


「にゃんにゃん今ならまだ(;´-∀-)」

「大丈夫!」


顔が大丈夫じゃないから言ってるのに・・・・


「あっという間だから」

「うん」

「手繋いでいよう」

「うん」


うんしか言わない小嶋さんが子供みたいで愛おしい




「きゃぁぁぁぁ〜!!」

「(-∀-`) 」

「怖い怖〜い」

「(´-∀-)」




「・・・・・・・・」


叫びすぎもあると思う
真っ青な顔をしてフラフラな小嶋さん


「大丈夫(;´-∀-)」

「休憩したい」

「そうだね、どこか入ろう」


近くのレストランに入り席を探して座らせる


「飲み物買ってくる、何がいい?」

「さっぱりしたのがいい」

「コカ・コーラ?」

「炭酸はいいかな・・・スポーツ飲料系」

「わかった買ってくる」



少し並んでるから時間かかりそうだけど
ここから席が見えないからLINEを打っておく

見てくれるかな・・・・・
あ、既読が付いた


5分ほどだったと思う
席に戻ると見知らぬ男性2人が小嶋さんを囲んでいた