「ただいま(-∀-`) 」


また、ノックもせず勢いよく入って来たユウコ


この前と違ったのは


「マリコ先生」

「どうしても部屋に戻るって聞かないから
仕方なく戻すんだけど
まだ完全には引っ付いてないから
暴れさせないようにしてね」


まだ引っ付いてない?


「ハルナおにぎりは?」

「あるよ、どうぞ」

「わぁーい(-∀-`) 」

「ご飯食べてないの?」

「固形物はくれないんだもん(怒)」

「固形物って・・・・」

「何を聞いても深く考え無くていいからねぇ〜」

「あのう・・・いつ治るんですか?」

「後、2時間ほどかな」

「お風呂は・・・」

「洗浄の魔法かけてあるから大丈夫かな
朝教室へ検診しに行くから大人しくさせといて」

「はい・・・」

「じゃーねユッピー」

「ユッピー?」

「アハハハ気にしない気にしない(*`ω´) 」


チャオ!と言いながら手をひらひらさせ出て行ったマリコ先生


ユウコを見ると二個のおにぎりを平らげていた


「もう寝た方がいいよ」

「え〜せっかく戻って来たのにぃー」

「大人しくしとかないと治らないって先生も言ってたでしょ」

「じゃーさぁ、そっちで寝てもいい?」

「え!?」

「ハルナのベッドで寝たい(-∀-`) 」

「ベッド交換する?」

「違うの!ハルナもいなきゃ意味ないの」

「一緒に寝るって事?」

「うんうん(-∀-`) 」


(まだ完全には引っ付いてないから
暴れさせないようにしてね)


さっきの先生の言葉が脳裏をかすめる


「大人しく寝れる?」

「寝れる寝れる(-∀-`) 」

「今日だけだよ」

「えぇぇ〜」

「怪我をしてるから特別」

「じゃー毎日ケガする♪」

「そんな冗談やめてよ(怒)」

「ごめん、怒んないで(汗)」


冗談じゃないのにって小さく聞こえたけど
聞こえなかった事にする


「どこ怪我してるの」

「ここ」


そう言って左腕を指さす


そういえば一度も動かしてないかも・・・・


「だったら当たらあないようにユウコは右側に寝て」

「わかった(-∀-`) 」


あっという間にベッドに移動し寝転んでいる


「右側だって(汗)」

「え、右だよ?」

「・・・・そっか、陽菜から見て右側」


「あ、こっっちね・・・・いい匂い(-∀-`) 」

「ちょっと!枕は自分のを持ってきてよ(汗)」

「嫌だ、これがいいから私の枕使っていいよ」


言い返そうと思ったけど欠伸をして目を閉じたから
言うタイミングを逃してしまった


「今日だけだからね!」


聞こえてるのかどうかわからないけど
とりあえず言っておく


「ユウコのベッドで寝ようかな・・・・」


そう思ったけど一緒に寝るって約束したから
仕方なく隣で寝た