「りんちゃん早退したんだよね?」

「うん」

「だったらランチ行こう!」

「佐江ちゃん戻らなくていいの?」

「営業ウーマンは忙しいんです」

「佐江はサボりの名人だからな(笑)」

「優子それは違うよ
佐江は時間を使うのが上手なだけです」

「敦子も一緒に戻ろうか(*`ω´) 」

「ランチして帰る(∵)」

「それはダメかな(汗)」

「どうしてだよ、容体は電話すればいいだろ」

「そうだけどお昼食べてきましたはダメでしょ(汗)」

「言わなきゃわかんないだろ」

「意識戻りそうなのでもう少し様子を見てから戻ります
でいいんじゃない?(бвб) 」

「さすがにゃんにゃんサボり方は心得てる
麻里子も見習えよな(怒)」

「麻里ちゃんて意外と真面目だもんね(笑)」

「意外は余計です(*`ω´) 」

「優子はどうする?」

「私は・・・・本当に戻ってもいいの?」

「戻ってこない方が許さない」

「ありがとう(。-∀-)
仕事まだあるからそれが終わったら先に掃除しに行って
引っ越しは朝一番んでする」

「お昼には迎えに来てね(бвб) 」

「うん(-∀-`) 」


二人の世界に入り込んでたらみんな居なくなっていた


「キスして(бвб) 」

「ここ病院だし(;´-∀-)」

「誰もいないし恥ずかしかったらカーテン引けばいいじゃん」


そうかって言う顔をしてカーテンを引いてる


「記憶全部戻ってるの?」

「うん」

「陽菜の誕生日は?」

「4月19日」

「教会で誓った日は?」

「5月13日」

「記憶をなくしてから思い出すまでの記憶は?」

「全部ある」


「もう離れて行こうなんて思わないで
次そんな事したらこんなケガじゃすまないからね」

「え、まさかわざと落ちたの?」

「そんな事するわけないし」

「だよね、良かった(-∀-`;)」

「その時は優ちゃんを殺して陽菜も死ぬから」

「あり得そうだからもう二度と離れません(;´-∀-)」

「あと、もしまた記憶喪失になったら
今度は襲うからね」

「陽菜の写真に最愛の人って書いて持ち歩きます」

「忘れた時の為にやってる時の動画撮っておこうか?」

「それは勘弁してください(;´-∀-)」


ベッドに腰掛けゆっくり降りて来る唇

不器用じゃないいつもの優ちゃんのキスに
本当に記憶が戻ったんだと思うと涙が出て来た


「どこか痛いの?鎮静剤切れた?」

「胸が痛い」

「どうしよう、先生呼ばなきゃ(;´-∀-)」

「違うの!心が痛いの!わかれよバカ」

「ごめん、本当にごめん」

「謝って欲しいわけじゃない
これからはちゃんと痛みとか苦しみや悲しみ
そして喜びや楽しみ全てを共有して行きたい」

「うん(。-∀-)
おばあちゃんになって死ぬまで一緒」

「痴呆症になっても離れてあげないからね!」

「うん、ずっと一緒だよ」


「お帰り優ちゃん(бвб) 」

「ただいま陽菜(-∀-`) 」


笑い合いもう一度キスをした





おしまい