「ただいまぁ〜」


それでも直ぐ帰れるわけがなく
仕上げてしまわないといけない書類に目を通していたら
結局いつもの時間になっていて
最後まで付き合ってくれていた麻里ちゃんから
「ホント仕事好きだよね(*`ω´) 」と言われて帰って来た


「お姉ちゃん今日大変だったね」

「お帰りでしょ」

「あ、お帰りなさーい」

「あれ?優子は」

「ご飯作ってたけど呼び出し受けて行っちゃった」

「もしかして途中なの?」

「殆ど出来てたから私が仕上げたよ」

「・・・・・食べれるよね?」

「酷いなぁーちゃんと教わった通りしたよ」


だったら安心か(бвб) 
優子ちゃんと休めたのかな・・・・

あれから少しでも寝てたらいいんだけど


「にゃぁ〜」

「けむただいま、優子少し位いねてた?」

「にゃぁ〜お」

「そっか、よかった(бвб) 」

「やっぱ、お姉ちゃんて猫なの?」

「そんなわけないでしょ、今寝そべるそぶりしから分かったの」

「なーんだそっか」


それよりけむしの方が凄いのにそこは良いんだ(笑)


なんか忘れてる気がするんだけど・・・・
あ、そうじゃん


「事件の事優子に聞いたの?」

「ううん、動画で回って来ててうちの近くだーと思ってみてたら
優ちゃんが映ってあの優ちゃんが騒いでると思ってたら
お姉ちゃんが映ってびっくりしたんだよ」

「うそ・・・」

「優ちゃんが肖像権の侵害だ!て言ってどこかに電話してたけど・・・」

「そんな事なら会社の宣伝しとけばよかった(бвб) 」

「お姉ちゃん?」

「だって無料で全国、ううん世界に発信されてるんだよ
知ってたらブランド名大声で叫ぶのに」

「なんか・・・・お姉ちゃんらしくて好き(笑)」

「なにそれ(笑)」

「お腹すいたから早く食べよう」

「着替えてくるから先に食べてていいよ」

「はーい」



少し生意気なところもあるけど素直でいい子
顔もスタイルだっていい方だと思う
流石私達の妹(бвб) 


「けむちゃんにも餌あげてねぇ」

「さっき鳴いてたから沢山積んであった缶詰あげた」


あの後謝罪も込めてコンビニある猫缶全部買いに行ったらしい


だって犯人は捕まったけど
無駄にけむが暴れたから店内が悲惨な事になってたから・・・


お手柄だけどさすがに後味がわるいからって
そういう所優しいよね(бвб)


食事が終わるとうっくり時間なんだけど
十夢が来てからは無いに等しい


「お姉ちゃん聞いて!!」


から始まり


学校であったことや先生の話から今日話題の話まで
ずーと喋ってる


「ねえ、ちゃんと聞いてる?」

「聞いてるよ(бвб) 」

「ずっと携帯いじってんじゃん」


話を聞くのはいつも優子の仕事
今日はいないから陽菜に被害が及んでるんだけど
これでも結構聞いてる方だと思う


「優花ちゃんが最近冷たいからどうしたらいいかって事でしょ」

「うん・・・・私何かしちゃったのかな」

「思い当たることないの?」

「う〜ん・・・・」

「いつから冷たくなったのか思い出してみたら」

「それは覚えてる、優ちゃんが初めてお弁当作ってくれた日だったから
食事終わらないうちに何故か怒り出して・・・
それからかな一緒に食べてくれなくなった」

「お弁当じゃない日も?」

「うん、なんで怒ってるか聞いても答えてくれないんだ」

「お弁当の自慢した?」

「自慢と言うか大好きな優ちゃんが私の為に初めて作ってくれたお弁当で
また作ってくれるって言ってたから幸せって言ったんだけだよ」

「あぁ・・・それだわ(бвб) 」

「どれ?」

「大好きな優ちゃん」

「どうして?」

「ヤキモチ妬いたんじゃないかな」

「えぇぇ!?でもお姉ちゃんだよ」

「それでも嫌なものは嫌だと思うよ」

「そうなのかな・・・・」

「明日、優花ちゃんの方が好きだからね!て言ってみたら」

「そんな恥ずかしい事言えないよ(汗)」

「優子の事は大好きって言えるんでしょ」

「それは・・・お姉ちゃんのことも大好きって言えるよ」


違う意味で本当に好きな子には普通恥ずかしくて言えないよね(笑)



「今のままでもいいの?」

「いやだ・・・・・わかった、明日こそっと言ってみる」



スッキリした顔をしてバスルームへいった



「ふぅ・・・やっと陽菜の時間(бвб) 」

「にゃぁ〜」

お疲れ!と言われてるようで
ありがとうって頭を撫でておいた