「もう無理だ!」

GWの予定は?て聞かれたから
ずっと撮影だよって答えたら

じゃー陽菜だけLAに行ってくるねって言われたから
一人か会社の子達と行くんだと思ってた

なのに・・・・なんであいつがいるんだよ(怒)
それも二人で行ってるとかあり得ない


「ご飯御変わり!(怒)」

「どうしてうちに来てご飯食べてるの?」

「だってめちゃくちゃ忙しいなかであんな投稿みたら
腹が立って作る気がしないんだもん」

「優子が腹を立てる権利ないでしょ」

「なんで?もうすぐ結婚記念日だって言うのに
陽菜が男と旅行してるんだよ浮気された私の身にもなってよ」

「大島さんちょっとお聞きしてもいいですか?」

「なんだよ改まって、気持ち悪いな関取さん」

「ちゃんこは美味いですかぁー、てなんでやねん」

「イントネーションちげぇーわ、そこはなんで!やねんですぅ〜」

「どうでもいいけど優子は結婚したんだよね?」

「したよ、神様の前で二人、手を繋いで誓い合った(-∀-`) 」

「え、いつの間に?」

「いつの間にってまだ野呂ちゃんAKBにいたじゃん」

「・・・・あのう、どなたとの話をされてますか?」

「陽菜に決まってるでしょ」

「いやいや、あんた去年声明を出してたじゃん」

「ん?・・・・・・え、もしかして夏のやつ?」

「そうそれ!」

「あのね、昔の王朝で言ったら陽菜は正妃で皇后
彼はタダの妃、野呂ちゃんは側室かな(-∀-`) 」

「ファンタジー漫画読み過ぎだし
ここは日本でパートナーを何人も持てません」

「籍入れてないんだから別にいいじゃん」

「え?」

「私入籍したって言った?」

「言って・・・・ないか(汗)」

「と言う事でご馳走様でした(-∀-`)
デザートはお風呂に入ってからでいいからね」

「ちょっと、お風呂にも入って帰るつもり?」

「現場ここからの方が近いんだよねぇ〜」

「泊るんかい!私一人暮らしじゃないんだよ」

「ヲタクならみーんな知ってる事言わないの
それにプロデューサーと寝てやる!てLINE送ったし」

「うちの旦那と浮気する気?」

「はぁ?寝言は寝て言えよあんなおっさんと浮気するわけないだろ」

「あんたね、仮にも私のダーリンだよ(汗)」

「同じ部屋で寝るんだから嘘は言ってない(-∀-`) 」


ピンポーン


「こんな時間に誰だ
はい・・・あれ?どうして(汗)」

「そこにいるのは分かってるんだから開けて」

「今開けるから・・・・・修羅場の予感」


「ふぅ〜さっぱりした、持って来たケーキ出して」

「えーと、早く服着た方がいいよ(汗)」

「今日帰ってこないんでしょ」

「旦那はね(汗)」

「誰か来るの?」

「もうすぐ(汗)」


ピンポーン


そう言えばさっきも鳴ってたっけ、ウーバーでも頼んだのかな
私が対応しないんだから問題ないのに変な野呂ちゃん


「あのう、ちょっと待って(汗)」


え、中まで入ってきちゃう感じ(;´-∀-)?


ガチャ


「うおぉっ(;´-∀-)ゲッ」

「あり得ないんだけど(怒)」

「な、なんでここに・・・と言うかどうして日本にいるの(;´-∀-)」

「夕方に着く便で戻って来てたの!で、あのLINEはどういう意味(怒)」

「そ、それは・・・さ、先に浮気したのはそっちだろ(怒)」

「はぁ?」

「匂わせ投稿までしてたくせに惚けるなよな」

「陽菜ちゃんと予定きいたよね」

「お、おう」

「元々LAの友達と合流する予定で二枚取ってたけど
優子が仕事だって言うから空いてた彼を誘っただけ」

「そ、それなら会社の子でいいでしょ」

「せっかくのお休み、みんなそれぞれ予定があるの!」

「でも、でも(。-∀-)」

「誰の為に一日前倒しで戻って来たと思ってるの」

「うくっ・・・・にゃんにゃんすきぃー(。-∀-)」

「知ってるし」


何だかんだ言って両手を広げて抱きしめてくれて
上目遣いで見上げると降りて来る弾力の良い唇


「はぁはぁ・・・にゃんにゃん(-∀-`) 」

「優ちゃん(бвб) 」


「ちょっとあんた達人の家で何をしようとしてるの(汗)」

「あぁ・・・上半身裸だったからつい(汗)
と言うか野呂ちゃん優子のおっぱいガン見してたでしょ」

「二期面は慣れすぎててもはやこれも服の一部だから安心して」

「それでも見ないで!、優子も早く服を着て帰ろう」

「ほーい(-∀-`) あ、ケーキ買ってきたから帰ったら食べようね♪」

「え、それ私にじゃ(汗)」

「陽菜が優先に決まってんじゃん
それにこれ以上食べたら横綱になちゃうぞ!」

「分かりましたよ(ケーキよ)さようなら」

「いらないから野呂ちゃん食べて」

「小嶋さん最高です」

「当たり前だし」


もしかしてやっぱり怒ってる?


そしてやって来たのは陽菜の部屋


「どんな事があっても一番は優子だから」

「私だってそうだよ、誰と遊んでようが一緒に住もうが
何においても一番は陽菜だよ」

「この前菜々緒ちゃんち泊まってたよね」

「ビクッ(;´-∀-)」

「吉高ちゃんちもか」

「あ、え〜と・・・ほら、積もる話が沢山あるから
どうしても時間が足りなくて(;´-∀-)」

「ポップアップの日休みだったよね」

「いやぁ・・・確か雑誌のインタビューが」

「スケジュールは全部知ってるんだけど」

「だってみんなと予定が合うのってなかなか無いし
その日を逃したらまた半年は会えないかもだから仕方なかったんだごめん。。。」

「誰に会っても泊まってもいいけど嘘だけはつかないで」

「はい・・・(。-∀-)」

「そこ座って目を閉じて反省する!」

「わかった」


せっかく会えたのに怒らせてばっかりだ・・・


「もういいよ」

「え、チーズケーキ・・・それも手作りじゃん」

「13日はお互い忙しいからお祝いできないでしょ」

「私何も用意してない、ごめんね(。-∀-)」

「優子がそばにいてくれたら他には何んもいらない(бвб) 」

「ぬぉぉぉぉ!!ずっとそばにいる
なんなら社長秘書になる!」

「それはドラマだけで十分だから(汗)」

「陽菜・・・・」

「優子」


もちろんその夜は今までで一番燃えたよね(-∀-`) 

で、朝怒られたのは言うまでもない(;´-∀-)


おしまい