「優ちゃん聞いてよ!」



次の日のお昼休み駆け込んできた陽菜



「ちゃんとノックしてから入ってきなさい」

「はーい(бвб) でね、陽菜リレーに出ないといけなくなってね
男子なんて酷いんだよ、もう優勝出来ない、小嶋当日休め!とか言い出すし
高橋君はそんな事言うな!て怒り出すし、麻里子はもの投げようとするし
大変だったんだから」

「秋元さんやっぱり骨折だったのね」

「うん、松葉づえで登校してきた」

「そう言えばあとの二人は?」

「麻里子は職員室に用事があって
みーちゃんは売店に寄ってから来る」


丁度よかった


「当日お腹痛くなればいいんじゃないかしら」

「・・・・そっか優ちゃんあったまいぃ〜(бвб) 」

「でもこの事は誰にも言ったらダメよ
嘘だってバレたら走らされるしみんなからは恨まれるでしょ」

「それは避けたい(汗)」

「仲のいい二人にもよ」

「わかった!陽菜こう見えて口は堅いの」

「そう、よかったわ」


純粋と言うか単純と言うか(笑)


「保健委員は誰だったかしら」

「秋元さんと高橋君」

「秋元さんは無理だから高橋君に連れて来て貰いなさい」

「わかった(бвб) 」

「体育祭も授業の一環なんだから
関係ない人は着いてこさせたら駄目よ」


「そっか、そうだよね」


じゃないと計画を実行できないから


「お待たせぇ~あれ、珍しく先に食べてないじゃん(ΘωΘ) 」

「待っててあげたんだからありがたく思ってよ」

「はいはい、と言うかジュースと菓子パンついでに頼んだのはどこの誰」

「二人で行くより早く買えるからいいじゃん」

「そうだけどさ・・・まあいっか」


いつも折れるのは峯岸さんの方(笑)


「時間がないから早く食べましょ」

「ほんとだ早く食べなきゃ(汗)」

「お、今日は二人足りないんじゃないか?」


来なくていいのがまた来た


「そう言えば麻里子遅いね」

「たかみなは今日は昼練の日だから来ないよ」

「じゃー俺がその席に座る、あ、篠田遅くなるから一人で食べるってよ」



伝言言付かってんじゃん(怒)


「今日も美味そうな弁当だな・・・・卵焼きもらい!!」

「毎回やめてください(怒)」

「いいじゃん」

「生徒の前ですよ」

「職員室じゃないんだから無礼講で(笑)」


どうしてここまで軽い男になったのかな・・・・最低だ


「そろそろ戻らないとチャイム鳴るわよ」

「本当だ・・・なんかお腹痛くなってきちゃった」

「そんな頻繁に痛くなってたらいざと言う時信じてもらえないよ(ΘωΘ) 」

「えぇ〜仕方ないなぁ〜」

「仕方ないじゃないの(怒)」

「ちゃんと授業受けて来なさい(笑)」

「はぁ〜い、六時間目は熱出るかもだからまたね(бвб) 」

「六時間目は視聴覚室なんだからそこで寝ろ!」

「みーちゃんのケチ」

「私は陽菜の為を思って言ってるんだからね!」

「そうね、体育祭までは授業中はあまり来ない方がいいかもね」

「むぅ・・・わかった後一週間だし我慢する」



そう、後一週間で私は・・・・・女子高生に襲われる
はぁ・・・・待ちきれない