「オヤスミ(-∀-`) 」
「おやすみ」
居酒屋のバイトは一時までだから電車がない
だからバイトの日は優ちゃんの部屋に泊ることになった
月・木を休みにしてるから週5のお泊まり
夕飯は賄が出るしお昼近くまで寝てるからブランチだし
陽菜には交通費が出るからその分優ちゃんよりお給料が多いし
こんなにお金を使わなかった夏休みって今まであっただろうか
そしてずっと同じベッドで寝てるのに何も起こらなかった半月
別に待ってたわけじゃないけど
キスだけしてオヤスミって・・・・
やっぱり陽菜の事そんなに好きじゃなかったのかな・・・
優ちゃんはお盆は実家に帰るからってバイトはお休み
だったら陽菜もお休み(бвб)
「あら、優子ちゃんは?」
「実家に帰った(бвб) 」
「そうね、お盆だものね」
休みの日は陽菜の家に来てピアノとベースの練習をしてたからか
ママと凄く仲良くなっていた
なんなら陽菜よりも話してるんじゃない?
て言うほど盛り上がっていて
たまにムカつくときがあったっけ
「いつ戻って来るの?」
「お兄ちゃんも帰って来るらしいから
一週間の予定」
「そう・・・・寂しいわね」
「どうしてママが寂しがるのかな(怒)」
「何であなたが怒ってるのかがわからないわ」
「別に怒ってないし(怒)」
どうしてイライラするんだろう・・・・
部屋でウックリしてたらLINEが来た
(今何してるの?)
《部屋にいるよ》
(いまからともーみとランチするんだけど暇だったら出てこない?)
ともちんからのLINE
どうせ暇だから行く事にした
三人でランチ中
「大島さんの家に泊ってるんでしょ?
どこまで進んだ?」
「なにが?(бвб) 」
「またまたとぼけて(笑)夜の話」
「夜は疲れて帰って来て
交代でお風呂に入って寝てる」
「・・・・・それだけ?」
「うん(бвб) 」
「はぁ・・・これ絶対捨てられるね」
「どうして?」
「好きだったら触れたいって前に言ったでしょ」
「うん」
「毎日隣にいるんだよ?
もしかしたら寝顔だって見えるでしょ?」
「優ちゃんの方が起きるの早いから見られてるとは思うけど」
「それで我慢できるとか尋常じゃないね
もしくはもう好きじゃなくなったかだ」
「そうなのかな・・・・」
「なんか思い当たる事でもある?」
「始めが勢いで付き合い始めたみたいなものだったから
もしかしたら好きとかじゃ無かったのかもしれない」
「大島さん友達多いし〜
誰にでもフレンドリーだし〜」
「・・・・・(бвб) 」
「こら!不安を煽ることを言わないの(怒)」
「ごめん・・・・」
「小嶋さんからアクション起こしてみたら?
好きなんでしょ?」
好きなのかな・・・・・
「え、なに、両方が好きでもないのに付き合ってるって事?」
「陽菜はたぶん好きだと思うけどわかんないんだ」
「じゃー大島さんが私と付き合ってもなんとも思わないって事?」
「え、とも大島さん好きなの?
浮気だ!最低(怒)」
「違う、もしもの話をしてるの!
私はともーみだけだから」
「‥‥とも・・・・」
いきなりいちゃつき出した二人
でもともちんと付き合うって思った時
胸が苦しくなった
これって好きって事だよね
陽菜優ちゃんの事好きになってたんだ