二人に後押しをされたのもあるけど
勇気を出して頑張ることにした


お盆が終わって初めてのバイトの日


「ただいまー(-∀-`)
久しぶりの陽菜だ♪」


そう言いながら抱き付いてくる優ちゃん


「お帰り優ちゃん」

「陽菜の匂い♪」


バイト先の更衣室でいつだれが入って来るかもわからないから
軽めのキスだけしてホールへ




「ふぅ〜やっぱ実家に帰るとだらけて動かないから
久しぶりに疲れたー」

「お疲れ様(бвб) 」

「タバコのにおいするけどキスしたい」

「うん(бвб) 」


ベッドに座ると匂いがうつるから
立ったままキス


「はぁ・・・やっぱり陽菜のプルプルの唇気持ちい〜(-∀-`) 」

「そうかな?」

「自分ではわかんないもんね
あ、私薄くてごめんね(;´-∀-)」

「全然わからないよ(бвб)」

「だったらよかった
今日もシャワーでいいかな」

「うん」


お湯を張ると水道代とガス代が高くつくから
夏に入ってシャワーだけ

陽菜の家で週二回湯船に浸かるから
別に気にならない

順番に入り
髪を乾かしベッドへ


「・・・・・・・(бвб) 」


頑張れ陽菜!行くんだ!


自分を奮い立たせ優ちゃんに抱き付く


「アハッどうしたの、寂しかった?」

「うん・・・・」

「可愛いな陽菜は(-∀-`) 」


そう言って頭を撫でてくれてそのまま・・・


「おやすみ」


おでこにチュッとキスをして目を閉じる優ちゃん


「・・・・・・・」


嘘でしょ
もう寝息が聞こえてくるんですけど(汗)

仕方ないからその日は諦めて眠る事に
そして次の日も何も起こることなく朝が来るの繰り返し

そして夏休みが終わった


「小嶋さーん!」

「おはよう(бвб) 」

「ふふふふ感想聞いてもいい」

「何の?(бвб) 」

「またまたー・・・・・
え、もしかしてまだしてないの!?」

「しぃぃー、声大きいって(汗)」

「うそでしょ〜(汗)
とも達なんて何回したかわかんなくなるほどしたのにー
ともがしつこくてお触り禁止の日を作ったほどなんだから!」

「そんな事人に言わなくていいの(怒)」

「やっぱり変なのかな・・・・」

「まあ、個人差があるから(汗)」

「それとも陽菜に魅力がないから?」

「そんな事無いと思うよ
お色気ムンムン垂れ流しだもの」

「垂れ流しって(汗)」

「もしかしたら他の人で済ませてるのかも」

「殆ど一緒に居たからそんな暇ないと思う」

「だったら友達としか見てないのかもね」


やっぱり好きじゃないって気づいたのかな・・・・
友達としか見てないのかな・・・・


「あーこんな所にいた(-∀-`) 」

「優ちゃん・・・・」

「え、どうしたの?何かあった(;´-∀-)」

「なんでもない・・・・・」

「大島さんてさ小嶋さんの事好きじゃないの?」

「え!?めっちゃ好きだよ、なんで?」

「そんな風に見えないからさ」

「え〜心外だな、こんなに好きスキアピールしてるのに」

「他の人にもそんな感じじゃん」

「そんな事無いよ、スキンシップはしても
キスするのは陽菜だけなのに」

「だってさ、良かったじゃん」

「うん・・・・ありがとう」

「なになに?何話してたの気になる」

「大島さんが「もういいから!」

「陽菜?」

「もうすぐ講義始まるよ(бвб) 」

「ほんとだ早くいかなきゃ、じゃーまたお昼にね」

「うん」



嫌いになったわけじゃないんだ
だったらどうして?


「一度ちゃんと話あった方がいいよ」

「そうだよね・・・・今度のお休みに話してみる」



そう思ってたんだけど
勉強とバイトの両立は無理でバイトを辞めた陽菜と
週三で続けている優ちゃん

夏休み終わりで学生バイトがぐんと減って
忙しくなったのか土、日も入らされることが多くなり
学校以外ではあまり会えなくなり
話が出来ないまま秋になっていた