カタン・・・・
「んん・・・けむ?」
物音で起きるなんてよほどけむの事が気になっていたのかな
「けむ、帰って来たの?」
いつもなら返事するのに呼びかけても返事がない
窓が閉まっていたら入れないよね
「仕方ないなぁ」
起き上がってカーテンを開けると
「きゃぁぁぁぁ!!!」
バタン!バタン!ドドドドド
「陽菜どうした!?」
「そ、そ、外に誰かいた(汗)」
「え?泥棒ですか(汗)」
「男子!適当な武器もって突撃」
「無理ですって(汗)」
「弱いなぁ仕方ない篠田が行くか」
「麻里ちゃん気を付けて」
そーと窓を開けバルコニーを覗く
「あら、職業替えたの?(笑)」
「誰?知り合い」
「朝も会った人(*`ω´) 」
まさかスタッフの誰かが夜這いに来たの?
だったらドアから入って来るか・・・誰だろう
「玄関から入ってくればいいのに」
「だってチェーンかかってるだろ」
この声って・・・まさか・・・ね
頭をかきながら気まずそうな顔をして優子が姿を現した
「嘘でしょ・・・電話切ってすぐ来たの?」
「ちゃんと十夢の朝食の用意と、もしかしたら遅くなるかもだから
夕飯の用意もしてきた」
「だったら来るって連絡くれたらチェーン外してたのに」
「その間に泥棒に入られたら大変だろ(;´-∀-)」
「はいみんなぁ〜各自部屋に戻って就寝(*`ω´) 」
「あ、お騒がせしてすみませんでした(;´-∀-)」
「明日差し入れ期待してまーす(*`ω´) 」
「了解です」
「みんなごめんね(бвб) 」
「大丈夫です、おやすみなさい」
あっという間に戻って行った
「・・・・・・(бвб) 」
「そのう・・・心配でさ(;´-∀-)」
「優子がけむしの事をそんなに心配してくれるなんて思ってなかった」
「あぁ・・・けむしもだけどさ
にゃんにゃんの方が心配で(;´-∀-)」
「私?」
「心配で眠れないんじゃないかなって(;´-∀-)」
実は熟睡してました・・・
多分浅い眠り周期に来てて起きたんだと思う
「ありがとう、明日も早いから早く寝よう」
「う、うん朝起きたらけむしを探しに行く!」
「よろしくお願いします」
ベッドに入って数秒で寝息が聞こえて来た
そりゃ疲れるよね
朝早くに往復してそのまま仕事
帰って食事の用意してまたここまで車を飛ばしてきたんだもん
今日はゆっくりおやすみなさい優子(бвб)