パパが門番に声をかけると
誰かと交信してるようなそぶりを見せ
頷き返事をすると門を開け中へ通してくれた

「凄い・・・・(бвб) 」

中には多分歴代の大ま王様の石造が飾られていた

一番奥まで行き金の扉をノックする

コンコン・・・・

「どぉ〜ぞぉ〜」

・・・・ん?

中に入ると・・・・

え?嘘でしょこれが大ま王様?

「あらん、あなた今これがって思ったでしょ」

ギクッ!(汗)

「フフフ正直だし綺麗だしナイスバディだし
どう?私の夜の相手にならない」

「はぁ?なるわけないし(怒)」

「これ、ハルナ(汗)」

「ねぇ、大ま王様はどこなの」

「私が大ま王のメ〜たんよ♪」

「・・・・今は冗談に付き合ってる暇ないんだけど(怒)」

「私も望んだわけじゃないんだけど
女の子ばっかり8人も産んじゃったでしょ
ドンドン出世しちゃって気が付いたら
大ま王になってたのよん」

「でもあなた女性種だよね」

「種が全員違うから私が出世しちゃったのよん♪」

「そんな事出来ないはず・・・」

「あなた達が知らないだけよ
両性種が一人の女性種を物にすると他は手出しできなくなる
でもね、女性種の方から両性種を見限る事が出来るの
そうするとまた新しいダーリンを探せるって言うわけ♪
私のダーリンみんな遊び人で女の子が出来て
ワンランクあがるとすぐ遊びだすのね〜
私伴侶運無いみたいなのよね〜」

そう言いながら遠い目をして思い出に浸ってるし・・・

「だから、あなたが望むなら大ま王の旦那にしてあげるわよん」

「ハルナは優ちゃんだけで満足だし
優ちゃんしかいらないし、おばさんなんて興味ない(怒)」

「こら!ハルナ(汗)申し訳ありません」

「正直なあくまね(笑)
ますます気に入ったわ」

「そんな事はどうでもいいの!
ハルナの赤ちゃんが何で光ったのかあなたにわかるの」

「ハルナ!!」

「いいわよん、ハルナちゃん本当に来る気ない?」

「だから、赤ちゃん!!(怒)」

「その話はすぐに私の耳にも入って来たわ
おそらくその子は・・・・」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・(бвб) 」

「・・・・・・・」

「もしかしてわかんないの」

「あらん、痛いとこついて来るわね」

「やっぱ偽物じゃん!パパ帰ろ(怒)」

「落ち着きなさいあなた達が来るのはわかってたから
大天使と話してたんだけど」

「うわっ、やっぱ偽物の嘘つき」

「長同士は連絡を取り合う物なのよ
そうじゃないと天ま界は存在しなくなるんだから」

「・・・・・で、結論は出たの?」

「こんな例は初めてだから憶測でしかないんだけど
その赤ちゃん天使界の救世主になるかもしれないわよん」

「はぁ?何言ってんの?」

「あなたの奥さん人間とのハーフでしょ
それもおそらく人間になった天使とあくまのハーフ」

「うそ・・・・」

「大ま王は嘘はつかないわ」

「でも、優子は確かにあくまだったもん」

「隔世遺伝で天使のDNAが目覚めたのね」

「じゃーハルナと優子の赤ちゃんなのに白になっちやうの」

「その辺はまだわからないのよ
でもたぶん両方の能力を持つはず、そうなると
天使との赤ちゃんも出来るって言う事になる」

「白は赤ちゃんを作れないんじゃんないの?」

「女性種がなぜか人間と同じDNAを持っていたから
赤ちゃんを作れなかっただけだったとしたら?」

「じゃー本来は子供を作る能力はあるって事?」

「そうね、だからあくまと交わることが出来るし
その赤ちゃんも白に代わって行く」

「妊娠してないあくまと交わったら赤ちゃんが出来るって事?」

「それは出来ない様になってるの
それこそあくまと天使が入り乱れちゃうでしょ」

確かにそんな事になったらあくまか天使かわかんなくなるもん

「だから、あなたの赤ちゃんは見た目はあくまだけど
天使の力も秘めている新種って事になるわね」

「ハルナの赤ちゃんて凄いんだね(бвб) 」

「新種が増えると天使が赤ちゃんを奪いに来る事は無くなる」

「新種ばっかりになったらどうするの」

「それは無いのよ新種は女性種だけだから
両性種は今まで通りあくまのまま!
頑張って女性種を沢山産ませてね♪」

「言われなくてもいっぱい作って
大ま王になってやるし(бвб) 」

「あらん上がってくるの楽しみにしてるわよん」

こんな人でも出来るんだから
ハルナだって出来るもん
ん〜ムラムラして来た
早く家に帰ろーと優ちゃん待っててね(бвб)