やっと水曜日だぜ

陽菜何してるだろう・・・

優ちゃんがいなくて寂しかった・・・
なーんて抱き付いてきてよ
勢いに任せてブチューてキスして
そのまま押し倒したりなんかして(´-∀-)

「優子さん・・・優子さん顔が(汗)」

「おっ?おお・・・(汗)」

しまった、今は朝ご飯の最中だったぜ

「で、オヤジはいつけえって来るんだ」

「お昼前には戻ってこられます」

「そうか、それまでに帰る準備しとけ
午後から学校へ行くぜ」

「そんな急には・・・」

「何でだよ、飲んだらすぐわかるんだろ?」

「私もあまり詳しくは知らないんです」

「ぜってー放課後までには学校に行くからな!」

「・・・・・わかりました・・・」

セーラー服を着て待っていると親父を先頭に
さっきまでいなかった強面の男たちが
ゾロゾロ家に入ってきやがった

「優子そこに座って待ってなさい」

自分の部屋に入って行き少しすると小さい瓶を持って出て来た

「それか、すぐ試すぞ」

「待ちなさい、実は昨日篠田が来ている時に
松井組の組長と山本組の組長が・・」

「殴り込みに来たのか?」

「話を最後まで聞きなさい、
娘を優子の嫁候補にして欲しいと言ってきた
それも傷だらけの顔をしてだ・・・」

「はあ?頭おかしいのかあいつら」

「こら、言葉に気を付けなさい」

「へぇーい」

「はぁ・・・まあ、今はまだいい・・・」

「その娘とやらには了解を得て言ってきてるんだろうな?」

「子供の意志など関係ないそれがやくざの世界だ」

「そんなのおかしい人権無視だ!」

「まあ、会うだけあってみろ
二人共次女らしいぞ、これがその子達の写真だ」

「どうせブスなやつが・・・・・なっ・・・サドこれ見てみろ」

「これは・・・・・ゲキカラ?」

「おめえもそう思うか?だいぶ前の写真見てえだが
ゲキカラになる前の写真だな」

「そうですね、それとこっちの写真は今新しく
勢力を伸ばしてきている確か看護科のある学校のアントニオ
とか言うやつだったと思います。」

「そうか・・・オヤジ悪いがこいつらとは交われねえ」

「何故だ?」

「拳を一度でも交えた奴とは恋愛はしねえ
これは私のポリシーだ」

「お前に断る権利はない!」

「嫌だと言ったら縁を切るってか(笑)」

「そんな事はしない言う事を聞かすまでだ」

「まあ、まだ跡取りかどうか試してねえんだし
言いあいははっきりしてからだ、ほら早くよこせ」

「篠田」

「はい」

コップに水を入れ耳かきほどのスプーンに乗せた粉を入れ混ぜ
私に差し出して来た

「ふうー・・・」

覚悟を決め一気に飲み干す・・・・・・

「・・・・・・・ん?何も起こらないぞ?
やったー私も跡目なんかじゃ・・・・ん?あれ?」

下っ腹が熱くなってきてムラムラして来た

「なんだこれ・・・体が火照ってきやがった
おかしいんじゃないのか」

その時ショーツに違和感が・・・・

スカートの上から触ると

「うわぉー・・・やべー生えてやがる」

スカートをめくり確認すると女性ものの下着が膨らんで
苦しそうに出たがってるのが分かった

「サド見てみろ」

サドの方に向けると手で顔を覆って見てくれねえ

「これで決まりだな、優子が跡目だ篠田みんなに知らせてくれ」

「はい、おめでとうございます組長、優子さん」

めでたくねえやい・・・(怒)

それにさっきからムラムラしててやばいんだけど(汗)

「これどうやったら引っ込むんだ?」

「飲む量にもよるんだが1・2回出せば消える
ただし、女の中でしか消えない」

「・・・・はぁ?何冗談言ってんだよ」

「冗談でこんな事言えるか」

どうすんだよ女なんて・・・・・・そうだ陽菜!

「サド、学校へ行くぞ」

「もしかして・・・・でも無理やりは・・・」

「嫌でも無理でも初めては陽菜しか考えられねえ」

「陽菜って誰だ?」

「私の女だ」

「堅気はダメだ」

「なんでだよ」

「女の方が苦労するからだ、あいつも・・・・」

「もし陽菜が運命の女だったら私が守る!
母さんみたいな運命にはぜってえあわせねえ」

「優子・・・・」

「じゃーな、今度ここに来るのは高校卒業してからだ
それまでは誰も私の前に顔を出すな、優香と優希にも
釘をさしとけよ」


荷物を積み学校へ急いだ