「芸能人がみんなあんなのだと思うなよな」

「わかってる・・・でもやっぱりお姉ちゃんなんだよね
何処かに居ないかなー私だけを見てくれる人・・・」

「いるよきっと」

「え?どこに」

「ここ・・・」

顔が近づいて来たと思ったら唇に暖かい感触が・・・・

「え?えっ・・・?」

(小嶋始まるぞ)

「今行きます、じゃーなチビ(笑)」

今の何?・・・私のファーストキス・・・・

小嶋陽菜としちゃった・・・て言うか奪われた?・・・

何であんな事・・・まさか・・・・無いよね・・・
からかわれただけ・・・
小嶋さんにしたらあんな事日常茶飯事だろうし
私は違うけど・・・なんだろこの気持ち・・・
相手はスーパーアイドルだよあり得ないぞ優子!



「有難う、これが無いとおやつ食べれないとこだったの」

ダイエット食品飲むならおやつ食べなきゃいいのに
キッチンに忘れたから持ってきてーてLINEが来て
学校から急いで帰って来て持ってきたのに
今目の前のお姉ちゃんは黙々とお菓子を食べている・・・

「優子ジュース買ってきて」

「・・・はい・・・いつものでいいの?」

「うん、三本ね」

「分かった」

小銭入れだけを持ち楽屋を出る

あっ小嶋さん・・・・つい隠れちゃった(汗)
だってあれ以来なんだか顔を合せずらくてずっと避けてる・・・

会わないように別の廊下を歩いていると

「あ、妹ちゃんじゃんちょっと来て」

腕を掴まれ楽屋へ入れられた

「あのう・・・何か用ですか?」

「君僕のファンなんだよね(ニヤ)」

「あ・・・はい・・・」

前まではそうだったけど今は・・・なんて言えないよね(汗)

「そっか(笑)」

「え?やっ(汗)」

後ろ手に鍵をかけるのが見え
詰め寄って来たかと思ったら肩を抑えられ机の上に押し倒された

「やだっ!(パシッ)」

掃った手が頬にあたる

「イッテ(怒)小嶋にキスしてもらって敦子を紹介したんだろ
俺もしてやるから紹介してくれよ」

「ちがっ!!」

「そっかー・・・君僕のファンだもんね
じゃー抱いてやるから敦子紹介してよ、
今どきの高校生遊んでるんだろ」

「いやだ!あんたなんかにお姉ちゃんを紹介・・・んんっ・・・」

左手で口を塞がれ右手はTシャツの中に入って来てブラをずらされた

バタバタして抵抗するけど小さい私が大きな男の人にかなうわけもなく

タオルを口に入れられ腕は上に押さえつけられ
ズボンをずらされショーツの中にあいつの手が・・・

「んっ・・・んん・・・うんんっ」

必死に抵抗して首を横に振りタオルをなんとか吐き出す

「やだっ、やめてっお願いやぁー・・・あっ・・」

指が私のあそこに入ってくるのが分かった

「あっ・・あっ・・やぁーやだぁーいやぁぁぁ!!」

誰か助けて・・小嶋さん・・・(涙)

ドンドン!ドンドン!!・・・・ガシャン!

「てめーこの野郎(怒)」

ボコッ!!

「イッテェー・・・何カッコつけてんだよ
お前だってそいつを利用して敦子と良い仲になってんじゃんかよ」

「何言ってるんだ、俺はそんな事してない!」

「これ見てみろよ」

田中が出した週刊誌には
お姉ちゃんと小嶋さん二人でいるところが写っていて
上には”密会”と書かれていた

「違う!それは・・・」

「っ・・・やっぱりみんなそうなんだ
私がばかだった・・・一人で盛り上がって勘違いして・・
アハッ最低じゃん(涙)」

「ちび・・・」

パシン!バサッ!週刊誌を投げつけ

「小嶋陽菜なんて大っ嫌い(怒)」

そう吐き捨て部屋を飛び出した