「優子・・・優子起きて」

「ん・・・・おはよう・・」

「ご飯さめちゃうから早く!」

「んっ」

目を閉じ両手を広げ唇を尖らせながら待っていると

「ペシッ!」

「イテッ(汗)」

おでこを叩かれた

「なんだよ(怒)」

「ほら早く」

手を取り起こしてくれる

「ちぇっ、キスぐらいしてくれてもいいじゃんかよ」

プンプン怒りながら着替えていると

「優子」

「ん?」

振り向くと目の前に顔があって

チュッ!!

「フフ、早くね(бвб)」

・・・・私転がされてるな・・・(´-∀-)


「昨日遅かったね」

「今追ってる山がそろそろかなーて感じだからね」

「ふーんあんまり無理しないでよ」

「陽菜がいるからもう無茶はしない」

「陽菜を一人にしないでね」

「しない!ぜ―たいにしない」

「ありがとう」

「今日仕事は?」

「夜勤だから昼から行く」

「そっか、夜いないのか・・・」

「なーに、変な事しようとしてた?(笑)」

「ち、違うよ(汗)寂しいなって・・・」

「夕飯作っとくから」

「アハッいい奥さん」

「当たり前だし(笑)」


アメリカから日本へ活動を移し陽菜と一緒に暮らし始めて二年

陽菜もボランティア派遣をやめ日本の病院で働いている

幸せに暮らしていたのに
その幸せはある者の来日によりもろくも崩れ去った