「ねえパパ」
「なんだ」
「優子が居なくても仕事出来るんだよね?」
「無理だな」
「即答なの?大人のプライドとかないの」
「プライドなんかで研究はできない!」
ドヤ顔で言ってるのを見て情けなくなる
「でも優子が来る前までは出来てたんでしょ」
「それはそうだけど何年もかかってたのが
優子ちゃんが来てくれてたおかげで
半分・・・いや1年もかからず開発できるようになった」
「じゃーさ、お金払ってるって言うこと?」
「いや、お金は払ってない」
「無料でやってるってこと?」
「うーん・・・無料なのかな」
「どういう事?」
「それは・・・・わしの口からはいいたくない!」
「なにそれ良いもんママに聞くから」
「ママは知らない」
歯切れの悪い言い方をして
急ぐからって慌てて家を出ていった
「にゃんにゃーん迎えに来たよ(-∀-`)
あれおじさんは」
「さっき出ていった」
「今日は遅番だって言ってたのにーそっか居ないのか」
そう言うといきなり抱きついてきて
チュッ
「アハッ朝の挨拶(-∀-`)」
「・・・・・・・・お弁当頂戴」
「はい、どうぞ」
今日は素直だ
「食べ終わったら屋上集合ね」
「行かないし」
「陽菜に断る権利はないんだよ(-∀-`) 」
笑いながら言うから怖くなる
「ほら早くいかないと遅刻しちゃう♪」
今度は学校の優子みたいに可愛いペットに・・・
ねえどっちが本当の優子なの?
昼休みお弁当を早々と食べ終えた優子
「相変わらず早いね、だから大きくなれないんだよ(ΘωΘ) 」
「いいもん小さい方がにゃんにゃんに抱きしめてもらえるもん」
「そんな事するわけないし」
「さーてと遊びに行ってきまーす(-∀-`) 」
「陽菜を置いて行くなんて珍しいじゃん」
「別にいつも一緒に居るわけじゃないし」
「そうかな・・・私が見てる限り
陽菜の周りには必ず優子がいるけど」
「気のせいでしょ、トイレだってバラバラに行ってるし」
「トイレまで一緒だと病気だよ(ΘωΘ) 」
「ご馳走様でした(бвб)」
「陽菜にしたら珍しく早いね」
「うんちょっと呼び出されてて(汗)」
「え、なになに男?また告白されるとか?」
「そんなんじゃないし」
「だよね、そんな事になったら優子がいないわけないか」
「だからいつも一緒じゃないって」
「はいはい、みーちゃん暇だから
早く行って早く戻って来てね」
「わかった、行ってきまーす」
「遅ーい!後15分しかないじゃん」
「これでも必死に食べてたんだから
優子だって見てたでしょ」
「まあいいや、そこに座って」
少し陰になったところにシートが敷かれていたから
言われた通り座るといきなり膝の上に乗って来て
「時間無いから暴れないでね」
そう言って制服の間から手を入れてブラのフォックを外してきた
「何するのよ、降りて(汗)」
引きはがそうとするとより強い力で抱きしめられ
押し倒される
「やだっやめて(汗)」
「暴れたら制服破れちゃうよそれでもいいの」
「こんなとこでなんてヤダ」
「・・・じゃー何処でならいい」
「ベッドなら・・・て、違うしこんな事やだ(汗)」
「もう遅いよベッドて言ったの聞いたもんね♪」
つい言ってしまった、誘導尋問じゃん(汗)
「今日おじさんもおばさんもいない日だから」
「そうなの?」
どうして優子の方が知ってるの(怒)
「また陽菜の家に泊るね(-∀-`) 」
「一人で大丈夫だもん」
「だから、断る権利はないの!」
「だったら優子の家に泊る」
暴れたり声出したらおばさん達に聞こえるから
手は出してこないよね?
「私の家だったら襲われないとか思ってるんだったら大間違いだからね」
・・・・何で分かったの・・・・
「陽菜の家で良い・・・・」
「あぁ〜楽しみ、早く夜にならないかな(-∀-`) 」
そう言って先に降りていったから電話をかける
「もしもしパパ・・・・今日帰ってこないの?・・・ママは?・・・
朝何も言ってなかったじゃん」
(今、新しい研究が山場を迎えてるからこれが終わるまでママは帰れないし
パパも出来るなら泊まりたい・・・寂しいか?)
「ううん・・・・大丈夫、仕事頑張ってね」
(ありがとう、大島には頼んであるから迷惑かけるんじゃないぞ)
「うん・・・・・」
陽菜が知ってしまって隠しておく必要がないから
無理してまで帰ってこないんだと思う
「ヤバッチャイムなってるじゃん(汗)」
急いで教室へ戻ると間一髪で・・・・・・・アウトだった
「あぁーあ、怒られちゃったね(-∀-`)」
誰のせいだと思ってるの(怒)