「は、陽菜何するの(;´-∀-)」

「恋人がする事は一つしかない(бвб) 」

「あ、え?ちょっんっ(汗)」


口を口で塞がれ目を閉じると申し訳なさそうに服の中に入ってきた手


「んっ、待って陽菜(汗)」

「やっぱり嫌なの?」


そんな悲しそうな目で見ないでよ


「クイーンがキングを襲うとか無いから」

「でも・・・」

「だから」


体勢を入れ替え


「私が陽菜を襲う(-∀-`) 」

「優子・・・・」

「初めてで上手くできないかもだから
色々教えてください(汗)」

「陽菜だって初めてだし」

「うそ・・・・・彼氏とかいなかったの?」

「中学の頃はいたけど
キスされた時気持ち悪くてすぐ別れた」

「なんか・・・可愛そう(;´-∀-)」

「だって、ファーストキスだったのに体触って来たんだよ
あり得ないし(怒)」

「いや、好きだったら自然な現象で(;´-∀-)」

「大切なファーストキスだよ?
もっとロマンチックなシチュエーションでしたいじゃん」


したいじゃんて・・・・そんなロマンチストだったの?


いやちょっと待って・・・


「私のファーストキス、さらっと奪われたんだけど(汗)」

「誰に?」


それ素で聞いてますか?


ゆっくり指差すと


「あぁ・・・・そうだったっけ?(бвб)」


すご〜くとぼけてるよね
気がついてるのにとぼけてるよね


「止めた」

「え!?どうして」

「お互い初めてなんだからもっとロマンチックにする」

「ロマンチックに?」

「それに私の怪我完治してないからまだ痛いし
だから・・・・、二人っきりでデートしよ」

「嬉しいけど危ないよ」

「だったら少し遠くへ・・・・そうだ旅行しよう(-∀-`)」

「二人で旅行・・・・・」

「嫌かな(;´-∀-)」

「ううん嬉しい(бвб)」

「善は急げだから今週末どう?」

「そんなすぐ取れるの」

「私に任せて(-∀-`)」

「うん」


スマホを取りいろいろ調べて
どこにしようか迷っていると


「つまんない(бвб)」

「え?」

「ずっとスマホ見てるとかありえないし」

「いや、だって旅行の事を(;´-∀-)」

「それでもつまんないの!」

「フフフフ」

「なに」

「クイーンと思えないね(笑)」

「今は家だもん(бвб)」

「ねえ、お姉ちゃんと二人っきりになったことなかったの?」

「優希さんと?う〜んどうだろう
たぶんいつも麻里子がいたと思う」


そうだよ、麻里子が問題だった
麻里子は多分・・・陽菜のことが好きだから

救いはそれに陽菜が気づいてないこと

もし気づいたらどうなるんだろう
今までずっとそばにいて陽菜を守ってたのは麻里子で
陽菜も麻里子を信頼していて
誰にも見せれない姿まで見せてるし・・・・

これってやばくない?(;´-∀-)


もし気がついて意識しだしたら好きだった・・・なーんて展開あるよね


「ねえ、麻里子のことどう思う」


私何聞いてんだ(汗)


「どう思うってどういう意味?(бвб)」

「え、いや、隣に住んでるしさずっと一緒に居たわけでしょ(;´-∀-)」

「もしかして・・・・麻里子が好きなの?」

「え、違うよ今まで陽菜を守ってきてくれたからさ
これからは私が守るんだけど(-∀-`)」


「そうだよね・・・・・麻里子が居なかったら
陽菜はクイーンなんて出来てなかったんだもんね」


なに墓穴ほってんだよ〜私のバカァー(涙)