案の定、朝起きると寝不足のような顔

でも陽菜はスッキリ(бвб) 


まあ、いつかは慣れるよね?
それに眠かったら勝手に寝ちゃうと思うからほっておこう

先に送り出し陽菜はゆっくり大学へ


「やっほーニャロ今日の夕飯何がいい?」


そっか、今日は掃除とご飯作りに来てくれる日だった


「何でもいいけど全部二人分用意してくれる」

「え、どういう事?男と住みだしたの(汗)」

「そんなわけないでしょ」

「だよね、ニャロは男を家に連れ込みはしても
泊めることはなかったもんね」

「同棲してる」

「だ、誰と(汗)」

「恋人に決まってるでしょ」

「だって、恋人って言ってたのはゆっぴーじゃん」

「(бвб) 」

「うそ・・・・・
ずるいずるいどうして篠田に教えてくれなかったの(怒)」

「昨日からだし、それに一緒に住みだしました!
て、他人に言う事じゃないでしょ」

「他人だなんて・・・シクシク」

「大袈裟なんだからもう・・・・」

「今日篠田も一緒にご飯食べる!じゃないと作らない」

「はぁ・・・わかった優ちゃんに聞いてみるから」

「聞くとかあり得ない」

「どうして?」

「ニャロは人の意見聞く人じゃないでしょ」

「どこまで非道なんだよ(怒)」

「そんな所(*`ω´) 」


「・・・とりあえず二人分よろしく」


「りょうかーい(*`ω´) 」


ゆっぴーと一緒におうちごはん♪
とか言うへんな歌を歌いながら歩いて行った



どこまで本気なのか・・・
才加の事が好きなくせに人にはそんなそぶり見せないもんね
だからたぶん気づいてるのは陽菜と・・・あっちゃんくらいかな


まあ、ちっちゃくて可愛い子に目が無いのもホントだから・・・

二人きりには絶対にしないでおこう(汗)



練習終わり


「優ちゃん」

「はい」

「今日の夕飯、麻里子も一緒に食べたいって言うんだけどどうする」

「篠田さんの分もあるんですか?」

麻里子が作るんだからあるに決まってるのに・・・


少し考えた顔をすると


「いいですよ、私から家政婦さんに連絡しておきましょうか」


そっか、言ってなかったんだ


「もう、知ってるから良いよ」


「じゃーさ、帰りにみんなで買い物行こう(*`ω´) 」


麻里子が横から口を挟んできた


「え〜邪魔くさいから一人で行ってよ」


いつも一人で行ってるくせに(怒)


「ニャロだけの材料なら一人で持てるけど
今度からは二人分だし今日は篠田の分もあるんだよ持ちきれない」

「え、いつも篠田さんが買い物するんですか?
家政婦さんが買って持ってくるんじゃないんですか?」

「そうだよ、だからいつも作るときは家にいろって煩いんだから」

「あのう・・・話が見えないんですけど」

「家政婦の篠田です(*`ω´) 」

「・・・・えぇぇぇ!!?」


すごいリアクションにみんな振り返り見てるけど無視して


「他人に鍵を渡して勝手に家にいれるわけないでしょ」


そっか、と言う顔をして


「いつも美味しい食事ありがとうございます(汗)」


麻里子に向かって頭を下げてる

だって作り置きを分けて食べてたから


「どういたしまして、ゆっぴーが食べてくれてるんだと知ってたら
篠田いつもより頑張ったのに」


「勝手に来だしたくせに・・・・」


陽菜は頼んでないもん



「篠田さん」

「なーに(*`ω´) 」

「私に料理を教えてください」


いきなり何言ってるの?


「え〜篠田の仕事を取らないでよ」

「あ・・・そうですよね・・・」


ガクンと肩を落とし明らかに落ち込む優ちゃん


「アハハうそうそ、いいよ教えてあげる(*`ω´)」

「ありがとうございます!」


顔を上げてすごく嬉しそうな顔をするゆうちゃん


・・・・・・そんなに表情変えれるんじゃん

それをそのまま舞台の上でできれば
もっと楽しくなると思う

まあ、それもまだまだこれからだけどね(бвб)


それで終わるかと思ったら


「その代わりワンメニューにつきキス一回ね」

「・・・・・・」


何言ってくれちゃってんの?


「はぁ?ダメだし(怒)」

「いいじゃん、外国では挨拶だよ」

「ここは日本でーす」


ケラケラ笑う麻里子

そんな会話を近くで聞き耳を立てていた一年生

優ちゃんを引っ張りコソコソ話をしてるけど
しっかり聞こえてるんだけど(笑)


おとなしく聞いてたら


「頼んであげようか?あ、もちろん泊まりはなしで」

「頼まれる前にお断りでーす(бвб)」


優ちゃん以外の人を教えるつもりはないから
優ちゃんを後ろから抱きしめながらそう言うと



「陽菜ちゃん(汗)」

「陽菜ちゃん!?」

「ゆっぴーがとうとう陽菜の毒牙に(涙)」

「毒牙って何(怒)優ちゃんと陽菜は恋人同士なんだから
小嶋さん呼びはおかしいでしょ」

「もし大学では都合が悪いなら小嶋さんに戻します!」


ほら、いらないこと言うからまた優ちゃんが萎縮しちゃったじゃん


「そんな事言うならもう来ないから(бвб)」

「今更言うわけ無いでしょ
こじぱがみんなを呼び捨てにしてるのを許してる時点で
他の子を注意できません」

「ということだから優ちゃんも小嶋さん呼びは禁止ね」

良かった(бвб)

すると前から


「陽菜ちゃん♪」


優ちゃん以外から呼ばれると寒気がする


「はぁ?誰に向かっていってんの(怒)」

「え、今良いって(汗)」

「呼んでいいのは優ちゃんだけなの!あなた達は許してませーん」

「すみませんでした(涙)」


慌てて謝る佐江って子


これで呼ぶのは優ちゃんだけになった・・・よね?