「おはようございます」
「おはよう、二人共スッキリした顔してるのは良く寝たから?」
「たっぷり寝ましたからコンディションはばっちりです(бвб) 」
「そう、良かった 」
この日の撮影はイブニングドレス、アフタヌーンドレス
それぞれのシチュエーションにあった場所での撮影
「小さい私でもロングドレスが映えるなんて凄いね」
「こんなのも着せてあげたいとか着せてみたいとか
優ちゃんをイメージしてたらドンドン沸いて来て
止まらなくて大変だったんだから(笑)」
「嬉しい(-∀-`) 」
「今度レッドカーペット歩くときは陽菜がデザインしてあげるから」
「うん、よろしくね」
三日間の撮影も終わり最後の夜はスタッフ全員でディナー
もちろんドレスアップして
「女性ばっかりの撮影もいいもんだね(-∀-`) 」
そう、この撮影には男性スタッフは一人もいなかった
だからなのか・・・・
「優ちゃんにはお仕置き」
「な、なんでだよー 」
「自分の胸に手をあてて聞いてみたら 」
「ああした方が早く着替えれるかなーて思って・・・ 」
そう、優ちゃんの全裸で着替えると言う悪い癖が出て
みんなに裸を見られたというのに
ちっとも反省してないんだから(怒)
「明日からバカンスなんですよね?」
「そうなの優子が行きたいところ書き出してるみたいだから
そこを回って最終日はお買い物」
「別に付き合ってくれなくてもいいんだよ・・・」
「一人で行きたいの?」
「そりゃー私は二人の方が楽しいけど
陽菜が楽しくなきゃ意味ないもん・・・」
「絵画とかじゃ無くて陽菜は優ちゃんをずっと見とく
だって感動したり見入ったりコロコロ変わる表情見てるだけで楽しいもん」
「本当にいいの?」
「一緒に居たくないの?」
「いたいよ!いたいに決まってるじゃん」
「なんか、二人の会話って惚気にしか聞こえないわね(笑)」
「そうかな?普通だよね」
「うん、いつもと同じ」
「ご馳走様、お腹も心もお腹いっぱい(笑)」
朝食を食べみんなをホテルの玄関で見送り
陽菜達はパリに向けて出発した