優子

撮影がオフになった1日で引っ越しを済ませた

中は段ボールだらけだけど陽菜達が来るまで
まだ日があるから少しずつ片付けたらいいよね

「フーとりあえず今日はお終り

新しく買ったのは事前に二人で選びに行った
キングサイズのベットと寝心地抜群の大きめのソファー
それに大型テレビだけ

なんで寝心地抜群かって?それは・・・ねぇ

「なんか広すぎて寂しいや・・・・

勿論ヒップはいるけどね

犬とウサギって相性はどうなんだろ?
大きさは・・・どう見てもヒップの方が大きいからな(汗)

寂しすぎて電話をかけてみる

「どうしたの?」

「今日引っ越ししたよ」

「あー今日だったんだ」

「うん・・・・あっにゃんにゃんの引っ越し手伝えないかもで
ごめんね(汗)」

「いいよ、お互い仕事持ってるんだから気にしないで」

「優、引っ越しする事で何か言ってた?」

「ヒップがみみと仲良くしてくれるかどうか心配してた」

さすが姉妹考える事が一緒って言う・・・(笑)

「私そこだけが不安だったんだ(´-∀-)」

「優ちゃんに言った日からみみにヒップの写メ見せて
仲良くするんだよ!て言い聞かせてるんだよ
自分だって会った事ないのにね(笑)」

「そっかー二人共私のマンションに来たこと無かったもんね」

「そうだよ、インスタとかでしか見たことないもん(бвб) 」

「ねえ、引っ越してくる前に一度優とヒップ連れてマンションに来ない?」

「新しいマンション?」

「うん、いきなり今日から住みますよりいいかなーて」

「そうだね、そうしようかな」

「今週の木曜日なんてどう?」

「ちょっと待って・・・・・・えーと、陽菜も三時までだから
優ちゃんを迎えに言った足でそっちに行こうか?」

「じゃー夕飯作って待ってるね(-∀-`)
あっ!着替え持ってきて泊まって行けば?」

「次の日は・・・そんなに早くないからそうしようかな
優子は大丈夫なの?」

「私は勝手に起きて勝手に行くから
ゆっくりしていってよ!て言うのも変か
二人の住まいなんだからさ

「うふふそうだね、じゃーいったん家に帰って
用意していくから6時ごろになると思う」

「OK!首を長ーくして待ってるね(-∀-`) 」

「やばい、身長抜かされちゃう

「小嶋さーん(泣)」

「アハハ、 寂しくて誰か連れ込んだら
即離婚だからね!まだ結婚してないけど(笑)」

「そ、そ、そんな事するわけないでしょ

「その動揺が怪しい・・・・(бвб) 」

「ここには陽菜の姉妹&佐江しか入れないと誓います

「たかみなとゆきりんもね(笑)」

「そうだった・・・(笑)」

「おやすみ優ちゃん・・・チュッ

「ぐはっ・・・
にゃんにゃんおやすみチュッチュッチューウ

「多すぎだし(笑)」

電話を切った後のこの静けさが辛い・・・

ゲージを見るとこっちをじっと見ているヒップに

「みみと仲良くしてくれよな」

近づきキョトンとしてるヒップの頭を
ワシャワシャ撫でた