陽菜
目が覚めて横を見たら
「優ちゃん?」
少し離れたところに優子が寝ていて真ん中にいるはずの
優ちゃんが居なかった
時計を見ると7:15
トイレかな・・・
少し待ってみても帰ってこないからリビングへ行くと
画用紙とクレヨンを机に出して絵を描いていた
「優ちゃん早いね」
「にゃんにゃんおはよう(-∀-`) 」
「誰描いてるの?」
「才加と優子ちゃんのマネージャーさん」
優ちゃんは才加たちが来るのを知らなくて
昨日の夜陽菜達が話してるのを聞いて初めて知ったみたい
そう言えば絵も描いてなかったもんね
「朝ご飯食べる?」
「まだいい」
「優子起きてからでもいい?」
「うん(-∀-`) 」
昨日も帰って来るのが遅かった優子
陽菜は一時過ぎに寝たけど
優子はそれからお風呂入ってたから・・・
洗濯機を回し顔を洗う
今日も暑くなりそうだけど家の中はクーラーが入ってるから快適(бвб)
電気代はバカにならないけどね
優ちゃんには牛乳を入れてあげて陽菜はアイスティを飲む
TVを付けると・・・・これってなんていうんだっけ・・・
戦隊もの?
「あ!ジュウオウジャーだ」
「知ってるの?」
「保育園で男の子が真似して遊んでるんだよ
写真見せてもらったの」
そう言えばこの時間帯仮面ライダーとか・・・プリキュアとかしてたかも
「見る?」
「うん」
日曜日早く起きてテレビなんて見る事なかったから新鮮な感じがして
二人ソファーに並んで三番組9時までしっかり見終えたいいタイミングで
優子が起きてきた
「ふあぁぁー・・・おはよう、みんな早いね」
「ねえ優子、今のプリキュアって魔法使えるの知ってた?」
「え?プリキュア?」
「そうプリキュア」
「し、知らないかな 」
「結構面白かったからこれから録画して見ようね優ちゃん」
「うん 」
ぐぅぅ・・・
「あ、お腹すいたよね今ご飯作るね」
優ちゃんのお腹がなって気が付く
朝はトーストとサラダ、ウインナーと卵にヨーグルトとフルーツ
優子も手伝ってくれたからすぐに出来た
「いただきます(-∀-`) 」
「今日何時に集合?」
「蟹が午前中着だけどお酒飲むなら昼からはちょっとだから・・・
4時に麻里ちゃんやあっちゃん達が来て
ゆきりんや才加たちは5時集合にした」
「なるほど、さすが陽菜用意周到(-∀-`) 」
「当たり前だし(бвб) 」
「じゃーお昼は軽めの方がいいね」
「そうだね」
お昼は素麺にした
ピンポーン!
玄関のチャイムが鳴り鍵になんとか手が届くようになった優ちゃんが
走って開けに行く
「いらっしゃい」
あっちゃんとたかみなが最初に到着
少しすると携帯が振るえ
”重ーい、優子に取に来て貰ってー”
そう言えばお鍋とかコンロ持ってきてもらってたんだった
慌てて駐車場へ降りて行く優子
重い物は優子が持ち食べ物は麻里ちゃんが運んできて
優ちゃんと遊んでるあっちゃんに見えない様に冷蔵庫へ
「用意し始めようか(*`ω´)」
「そうだね、優ちゃんと珠理奈は子供部屋で遊んどいで」
「はーい!」
「三人はセッティングお願い」
陽菜と麻里ちゃんで材料を切り分け
あっちゃんたかみな優子でお鍋出したり食器出して並べたり
材料を運んだり
「子供部屋のローテーブルも持ってきといて」
「ほーい、たかみな行くぞ」
ソファーを少し下げローテーブルを二つ並べ
ダイニングテーブルと合わせたら12人座れるけど
蓋を開けてみたらみんな下に座り
ダイニングテーブルは食材を置いておく場所になっていたんだけどね(笑)
ピンポーン!
珠理奈と優ちゃんが玄関へ走る
「ゆきりん先生いらっしゃい(-∀-`) 」
「お邪魔します(汗)」
二人に手を引かれ入ってくるゆきりん
「私まで呼んでいただいてありがとうございます
本当にいいんですか 」
相変わらず恐縮してるゆきりん
「いいのいいの、ゆきりんは家族みたいなもんだからさ(*`ω´) 」
ドヤ顔で言ってるけどここは陽菜達の家なんですけど(бвб)
「これ、つまらないものですが・・・」
「ありがとう、気を使わなくてもよかったのに」
「いえ、いつも御呼ばれしてるのでこれくらいしないと罰が当たります」
ピンポーン
下のインターフォンが鳴って三人が映っていた
「全員揃ったみたいだから火点けるね」
コンロを点ける優子
鍋にはお湯を入れるからすぐに沸く
「ゆうちゃん達もう暴れちゃダメだよ危ないからね」
「はーい 」
うん、いい返事(бвб)
玄関のチャイムもなり入ってくる三人
「え!えっ 」
「ゆきりん久しぶりー会いたかったよ〜 」
抱きつこうとする佐江ちゃんから逃げるゆきりん
「暴れたらダメなんだよ 」
「ご、ごめんなさい 」
子供たちに諭される大人二人(笑)
「好きなとこ座ってて」
「わ、私も手伝います 」
「もう、鍋に入れて食べるだけだから(笑)」
「ゆきりん先生と佐江ちゃんはここね(-∀-`) 」
園児に手を引かれ座らされてる先生ってどうなの?(笑)
「向うがもつ鍋で手前がカニ鍋だからお互い取ってあげてね」
あっちゃんは・・・・
「敦子真ん中はあかんやろ 」
「えーいいじゃん、ここだったら両方自分で取れるんだぞ(怒)」
テーブルとテーブルの間に陣取って座ってる(笑)
「そうやけど・・・」
「いいよ大人一人だけ誕生日席だったから」
「ほらー私偉いじゃん(∵)」
「優ちゃんと珠理奈は蟹の方がいいよね」
「うん!」
反対側の誕生日席に二人で並ばせ座らせる
「これ何?」
「あ、それタコの足のお刺身」
「え?こんな大きいんですか 」
「そうだよ、見てみる?」
冷凍してあった残りの足を見せると
「うわーおっきいですね 」
「陽菜も初めて見てびっくりしたの」
「向こうの人が進めてくれて買ってきたんだ
あと、イクラもあるから食べてね」
「わーい!いただきまーす」
久しぶりのみんなでの食事会
やっぱり仲間っていいよね(бвб)