食べ始めて半分くらいがなくなった頃
優子と目で合図して立ち上がりキッチンへ
冷蔵庫から取り出し火を点け麻里ちゃんに子供たちを見てもらい
電気を消す
「え?」
四人以外はみんな驚いている
「せーの、ハッピーバースデートゥーYOU」
四人で歌う
「ハッピーバースデーディアあっちゃん、才加、ゆきりん、佐江
ハッピーバースデートゥYOU」
ケーキを四人の前へ置いて持って行き
一息ずつ吹きかけてもらった
電気を点ける優子
「え?佐江達をお祝いしてくれるの?」
「そう、まとめてだけど7月と8月の誕生日の人だけね」
「うれしいー(∵)」
「わ、私まですみません 」
優ちゃんが子供部屋へ行き戻ってくると
「はい、これプレゼント」
そう言いながら頑張って描いた似顔絵を
全員に手渡していく
「みんなにくれるの?」
「みんな誕生日あったのにあげてないからなんだって
四人だけでと可哀想だよって言って全員の分描いたんだよね(бвб) 」
「高橋のもあるやん 」
「才加にも(涙)」
「おぉ、二人は男泣きか?(笑)」
「これでもレディーですから大島さん(怒)」
「アハハハ間違えた(笑)」
「優ちゃんは優しいんだよ、ねぇー」
「エヘッ(-∀-`) 」
「ありがとう大事にする 」
みんなにお礼を言われ恥ずかしそうに肩をすくめ陽菜の後ろに隠れる優ちゃん
「ケーキは最後に出すから冷蔵庫に入れとくね」
名残り惜しそうにじっと目で追うあっちゃん
でもすぐ鍋に目が移り一番に食べ始めた(笑)
みんなでアルコールを飲みながらワイワイ食べるのって
あっという間に時間がたっちゃう
「もう九時前だ 」
あっちゃんが残りを平らげてくれて
ケーキを切り分け食べれる人だけ食べお開きに
お酒の弱い陽菜はほろ酔いでいい気分
お酒の強い優子、才加とマネージャー、
あまり飲んでないあっちゃんたかみなが
後片付けを頑張ってくれてる
そう言えば優ちゃんと珠理奈、子供部屋へ行ったっきり
こっちに戻ってきてないかも
ゆっくり立ち上がり覗きに行くと
「やっぱり・・・・」
二人仲良くベットの上で寝ていた
「麻里ちゃん二人寝ちゃってるけどどうする?」
「私も飲んじゃったし運転して帰れないから泊まってもいい?」
「いいけど仕事大丈夫なの」
「朝早く帰る、私ももう寝ようかな(*`ω´) 」
嘘でしょ、まだ10時前なのに・・・はやっ(笑)
優ちゃんを抱き上げ自分達の寝室へ運んでいると
「陽菜大丈夫?」
心配そうに優子が声をかけてきた
「ん、大丈夫」
少しフワフワするけど絶対に落としたりしない(бвб)
優ちゃんをベッドの上におろしフーと休憩のつもりで横に寝ころんだら・・・
寝ちゃったみたいで気が付いた時には優子が隣で寝ていて
陽菜は昨日の服のままだったんだけど・・・
ブラのホック外したっけ?
胸の上に移動して胸があらわに・・・
苦しくて無意識に外したのかな・・・・
「まさかねぇー・・・まあいっか」
すやすや眠る優子を見て呟きもう一度目を閉じた