麻里子さんが話してた条件を思い出す限り話す
陽菜の言葉をメモする


「それみーちゃんにLINEしといて
決めるのはみーちゃんだから」

「わかった、でもよくこんなに覚えてたね」

「当たり前、でも一晩寝たら殆ど忘れる(бвб) 」


だからいつも寝ないで案を仕上げてるのか(;´-∀-)


「通訳替えなって言っとかなきゃ」

「そう言えばどうして今回連れてきてたんだろう」

「それは陽菜が言ったから・・・・」

「もしかして私のせい?」

「・・・・・・・」

「ごめん・・・私って足引っ張ってばっかだよね」

「そんな事無い、優ちゃんがいてくれたから
仕事にだって復帰できたし
いいアイデアもどんどん浮かんでくるもん」

「ホントに?」

「陽菜嘘嫌いだって知ってるでしょ」

「うん、ありがとう(´-∀-)」

「だからセックスしよう」

「・・・・どうしてだからになるかな(;´-∀-)」

「だって可愛い顔見せるんだもん」

「いや、こういう顔だから(;´-∀-)」

「・・・・・社長命令」

「酷いぞ(怒)」

「負債・・・・」

「好きにしてくれ」

「好きにしまーす(бвб) 」

「せめてお風呂に入らせてください」

「わかった」

「ありがとう」

「お風呂で一回ね」

「なんでだよー(泣)」

「にゃぁ〜ぉ」

「けむしもなんか言ってやってくれよ」

「シャァァァ!!」

「うおぉぉ猫缶あげるの忘れてた(;´-∀-)
ひぃ〜助けて」

「酷いお世話係だね」

「にゃぁー」

「飼い主は陽菜でしょ(;´-∀-)」

「陽菜とけむちゃんのお世話係は優ちゃんでーす」

「そうでした(;´-∀-)」


「一生お世話、お願いね」

「一生?」

「そう、一生陽菜とけむちゃんの面倒見てよね優ちゃん」

「それってもしかして・・・・プロポーズかな(;´-∀-)」

「違うし、陽菜はされる方が好きなの!
だからよろしく(бвб) 」


プロポーズしろって事ですか?


「コホン」

「・・・・・(бвб) 」

「えーと・・・・もう少し出世して
お給料を沢山貰えるようになったらするから
それまで待っててください」

「それだと一生無理じゃん」

「なんでだよ(怒)」

「会社を休んでばっかりいるのに
お給料増えるわけないし」

「はぁ?行けないのは陽菜のせいだし
陽菜の秘書だから一緒に居るのに
おかしくない?」

「陽菜はお家でも仕事してるけど
優ちゃんは家事しかしてないじゃん
先月の給料明細見てないの?」

「・・・・・うそ」


お金使う必要性が無かったから通帳も明細も見てなかった
と言うかそもそも明細貰ってないし(;´-∀-)


「私の明細書は?」

「無いよ(бвб) 」

「なんで?」

「だって先月一度も出勤してないでしょ
あ、保険とかあるからマイナスの明細はあるのか」

「うそだよね・・・」


誰か嘘だと言ってくれ〜(。-∀-)

床に膝をつき項垂れていたら目の前に何かが落ちた


「餌?」

「ニャァ〜オ」


その後ろにけむしがいて
哀れんだ顔をしてるように見えるのは気のせいか?


「けむちゃんが分けてあげるって(笑)」

「けむし・・・・おまえ・・・いいやつだったんだな(。-∀-)」

「ニャ〜」


その後何とかしてもらおうと峯岸副社長に連絡したら
大島さんて可愛いね
にゃんにゃんが気に入るはずだ
と何の説明もなく電話を切られた・・・


私は一生、この一人と一匹に翻弄されていくのだろう

それもまた面白いかなと思える自分を褒めてあげたい



おしまい





あ、お給料はちゃんと振り込まれてました
今まで見たことのない額でしたが・・・・・・



ほんとにおしまい