「たまにはいい事言うじゃん」

「敦子(*`ω´) 」

「そうそう、そう言うのは優子だけの悩みじゃないんだから
佐江達にも相談して欲しかった」

「みんな来てくれたの?」

「にゃんにゃんが危ないって言うのに
仕事なんかしてられないだろ(∵)」

「心配かけちゃってごめんね(汗)(бвб) 」

「敵を欺くにはまず味方から(*`ω´) 」

「その怪我は?」

「麻里子がつけたんだろ(∵)」

「そんな事出来るわけないでしょ
これは本物で手首は骨折、頭にも縫い傷
意識だって初めはどうなるかって医者さんが言ってたんだから」

「危なかったんじゃん(汗)」

「優ちゃんが来る少し前に意識が戻って
とりあえず寝たふりしてって言われただけで
何が何だかわからず目を閉じてた」

「どうやって怪我したの?」

「ん〜・・・なんかボーとしてて
誰かがぶつかって来てアッと思った
ら目の前に麻里子の顔があってここに寝てた」

「ほら、やっぱり麻里子が押したんだろ(∵)」

「私はその時間には会社にいたから(汗)
目が合ったのは意識を取り戻した時の話で
にゃろははしょり過ぎ(汗)」

「でも命に別状がなくて良かったです」

「うんうん、りんちゃんは優しいなぁ
で、佐江にも黙ってた秋元課長はすぐ説明(怒)」

「責めないであげて全部私がお願いした事だから(;´-∀-)」

「初めから順を追って説明しなさい」

「麻里子のその真顔怖いから(汗)
私の部署に来て数十日しかたってないのに
パソコン入力とか異様に早くてさ
記憶がないはずなのに結構専門的な言葉とか聞いてこないし
たまにレート見てるのが見えたから声をかけるとかわされて
注意して見てたら新人の子とかにアドバイスしてて
絶対に記憶戻ってると思ったんだ」

「どうしてその時点ですぐ言ってくれなかったの」

「本人に思う所があるのかもしれないでしょ
だからもう一度話しをしたんだ」

「才加と食事して帰るって言ってた日?」

「うん、嘘はつきたくなかったからね」

「そこで悩んでるって聞いて
私はこじぱに言った方がいいって言ったんだけど
このまま離れる方が傷は浅いからって」

「全然浅くないし(怒)」

「ごめん(;´-∀-)」

「優子は優秀で仕事を辞められると困るから
会社には体調を考えて少しの間ホームワークをさせると伝えて
私の家でトレーダーをしてもらってたんだ」

「でも佐江に退職願が送られてきたって言ったじゃん」

「送られてきたとは言ったけど退職したとは言ってないだろ」

「細かすぎだって(汗)」

「だから家賃振り込めてたんだね」

「外回りはしないけど営業の仕事をしてるから
給料は元通りになったんだ」

「グループLINEでの話は全部聞いてたんでしょ」

「うん」

「陽菜が恋人と一緒に住むって聞いた時どう思った?」

「それは・・・・・」

「言うべきかどうか悩んだんだけど
家賃の件もあるしそのままLINEを転送してんだ
すぐ既読は付いたのに何も言ってこないし
心配になって早めに帰ったら
布団に籠って動かないから心配になって剥ぐと
パンパンに腫らした目でどうしようってまた泣くから
一緒に泣いたよね(汗)」

「相変わらずバカだね(*`ω´) 」


「あら、小嶋さん目が覚めたんですね
それにしてもお見舞い多すぎますよ(笑)」

「すみません(汗)」

「先生呼んで来ますので皆さんは面会室に・・・
ホントはそう言うんですが
この部屋には他の患者さんが居ないので
邪魔にならない場所で静かに待っていてください」

「はい(汗)」



「みんな会社に戻らなくていいの?」

「佐江は今外回り中(笑)」

「私は麻里子が会社にちっとも連絡してこないから
見にいきますって言って出て来た」

「わ、私は両親が怪我をしたので早退を・・・(汗)」

「私は課長だから何とでもなる」

「うわっ、最悪な上司、職権乱用(*`ω´) 」

「大体が、麻里子の嘘のせいでこうなったんだろ」

「あれ?自分のついた嘘がそもそもの発端じゃ
あーりませんか?」

「そ、それは・・・(汗)」

「麻里ちゃんには口で勝てないんだから
黙ってた方が身のためだよ才加(笑)」


先生が入って来たからみんな急に大人しくなった


眼球やその他いろいろ見て


「検査の結果、脳に異状はありませんでした」

「よかった(;´-∀-)」

「ただ今は痛み止めが効いてますが
骨折、裂傷、打撲があるので今夜から
数日は痛みが残ると思います」

「・・・・・やだ・・・」

「2・3日入院して様子を見ますか?」

「入院しなくてもいいんですか?」

「安静にしていればいいのですが
先ほどお友達から一人暮らしだと聞きました
右手が使えませんし日常生活に支障をきたすかと」

「同居人が戻ってくるので大丈夫です(бвб) 」

「では今夜は様子を見て明日退院と言う事でよろしいですか?」

「はい」




「と言う事だから今日中に引っ越してきて
部屋を片付けといてね優ちゃん(бвб) 」

「怒ってないの(;´-∀-)」

「その話は明日ゆ〜くりとします」

「ご愁傷様(*`ω´) 」

「そ、そうだ久しぶりにみんなで集まらない(;´-∀-)」

「そんな野暮な事はしなーい(∵)」

「そうですね、集まるのは
小嶋さんの怪我が治ってからの方がいいと思います」

「佐江も賛成」

「何はともあれこじぱも無事だったし
優子の記憶も戻ったと言う事でめでたしめでたしだな」

「なにまとめようとしてんの?」

「いや・・・そろそろ会社に戻らないとだな(汗)」

「才加の処分とゆっぴーへの罰も
今度集まってみんなで決めよう(*`ω´) 」

「程々でお願いします(汗)」



懐かしい光景に笑みがこぼれた