打ち合わせが終わり終業時間


内線が鳴る


「はい」


「デザイン科の大島さんが社長にお会いしたいと
来られてるのですがどういたしましょう」


やっぱり気づいちゃったか(汗)


「通して」

「かしこまりました」


コンコンコン


「どうぞ」

「失礼します」


そこにはいつもの笑顔はなく
初めて見る冷たい顔の優子が立っていた


「優子」


「これ、お願いいたします」


そう言って突き出されたのは辞表



「これは受け取れない」

「ここに置いておきます」

「待って(汗)」

「離してください(怒)」


咄嗟に腕を掴み引き留めていた



「陽菜の話を聞いて(汗)」


「だから名字を教えてくれなかったんだ」


「違うの」


「違わない、私を弄んでたくせに」


「そんな事してない」


「私一人バカみたい
私の愚痴を聞いて会社の問題点でも探り出そうとしてた?
それとも平社員が何言ってんの、て馬鹿にしてたんでしょ(怒)」


「違う、お願いだから落ち着いて(汗)」


「もう会うことは無いですから!失礼します」

「待って!」


私の手を振り解き出て行こうとするから
そのまま壁に押し付け・・・・



「うわぁ(;´-∀-)」

「キャッ(бвб)」


いきなり視界が真っ暗になり床に倒れてしまった



「何も見えない(;´-∀-)」


「どこかにスイッチ(汗)」



手を伸ばし壁を触ってスイッチを探す



「あった」



灯された灯り



「ここなに(;´-∀-)」



壁に囲まれた何もない部屋の真ん中にベッドが一つ


「扉捜さなきゃ(;´-∀-)」


「それよりもする事があるでしょ(бвб) 」


「は、陽菜?」


バレちゃったし、こだわりなんてもうどうでもいいよね?


グイグイ迫っていき怯んで下がる優子を無事に誘導



「もう我慢しない」


「ちょっと待って(;´-∀-)」


「一昨日良いって言ったよね」

「無視したのは陽菜でしょ」

「知らない(бвб) 」

「私は別れるんだから(;´-∀-)」

「別れないし少し黙って」


うるさい口を塞ぐ


優子は陽菜を拒否できない
初めてのキスの時も頬を赤らめ受けるだけだった優子
だから始めに行動を移すのは陽菜じゃないといけない




「はる・・・なぁ・・・」


「優子・・・好き・・・」


「私の方が好きだもん」



優子は知らない、陽菜の方が先に好きになったと言う事を