優子

「男が三人もよってか弱い女の子を
いじめてるのはいただけないね〜
あっ・・と言ってもこの二人はか弱くないけどね(笑)」

この声と話し方は・・・・

「はい、携帯返してもらうよ」

「イテッ離せよ(汗)」

「はい、ゆっぴーどうぞ、なにもされなかった?」

「うん」

「優子、みーちゃん大丈夫?」

「あっちゃん(涙)」

「てめーカッコつけてんじゃねえぞ
男一人で俺ら三人に勝てるとでも思ってんのか(怒)」

「ゆっぴーこの人達知ってるの?」

「この前絡まれて陽菜がやっつけた・・・」

「そうなんだ、
ニャロが一人で勝てたんなら篠田も勝てるよ(*`ω´) 」

「大ぼら拭いてんじゃねえぞ」

「二人とも習い事しててさ、ニャロとは悔しいけど互角なんだ
勿論文系じゃないよ(笑)」

「うそ・・・知らなかった(汗)」

「ゆっぴーにはバレない様にしてたからね・・
あっ、ばらした事内緒ね(笑)」

「無視してんじゃねえぞこのやろう!」

「ぐえっ・・・・」

「だから言ったのに〜怪我しないうちに帰りな
あぁーそれともうこの辺来ない方がいいよ
この子の彼氏に今度会ったら怪我じゃすまないかもね(笑)」

「くそー・・・覚えてろ(汗)」

そう吐き捨てて逃げて行った・・・

「まあ、ニャロが顔を覚えてたらの話だけどね(笑)」

「篠田君ありがとう」

「敦子のおかげだよ、敦子がクレープ食べたいって
言わなかったら来てなかったからね(*`ω´) 」

「あっちゃんありがとう(-∀-`) 」

「たまたまだけど良かったよ、
それよりお腹減ったから早く行こう!」

「私達も行くところだったんだ、一緒に行こう!」

「行こう行こう!麻里子五人前よろしく」

「えっ?4人だよ?」

「敦子は二人分(*`ω´) 」

「なるほどー・・・納得(笑)」

篠田君には助けてもらったのに
クレープまで奢ってもらっちゃって助かっちゃった(-∀-`)

その後二人にも付いて来てもらいグロスだけ買った


次の日さっそくグロスを塗り陽菜を待つ

「おはよう(-∀-`) 」

「んっ・・・」

「えへへ(-∀-`) 」

「・・・・?」

「えーと・・・おはよう・・」

「さっきも言った・・・(бвб) 」

何度も陽菜の前に回り込み顔を見せてるのに何も言ってこない・・・

「おまえ」

「え、なに♪」

「歩きにくい」

「ぶぅー・・・」

全然気づいてくれないし・・(怒)

そりゃー何事にも興味を示さない陽菜だけど
恋人の変化ぐらい気づいくれてもいいじゃん・・・

「遅れる」

そう言うといつものんびりなくせにスタスタと歩いていく

お母さんでさえ気づいてくれて
可愛いって言ってくれたから朝からテンション上がってたのに

はあ・・・テンションだだ下がりだよ