陽菜

「こんにちは(бвб) 」

「ヤッホー来てやったぞ(ΘωΘ) 」

「みーちゃん久しぶりだね」

「寂しかったでしょ(笑)」

「そうでもないけどね(-∀-`) 」

「またまたー冷たいふりして〜(ΘωΘ) 」

「今日はどうしたの?」

「たまには顔出さないと忘れちゃうでしょ
それに陽菜に勉強教えるついでに
私も教えて貰おうかなーて」

「え?そうなの?(бвб) 」

「当たり前でしょ、自分だけいい点とろうなんて
抜け駆けは許しませんよ」

「ああぁ・・・その事なんだけど
教えてあげれなくなっちゃったんだ(汗)」

「なんで?陽菜があんな事言ったから?」

「違うから落ち着いて!
来週から少し強い薬を使うから部屋から出ちゃいけないし
多分起きてるのも辛くなると思うんだよね」

「会いに来るのもダメなの?」

「部屋で会う分はいいんだけど
こじぱも勉強しなくちゃだし
たぶん話し相手も出来ないと思うからごめんね(汗)」

「でも・・・優ちゃんに毎日会いたい(ウルウル)」

「うーん・・・嬉しいけど来てもつまんないと思うし
こじぱに迷惑かけちゃうかもしれないから・・・」

「迷惑だなんて思わない、それに優ちゃんがしんどいなら
お世話する人必要でしょ?」

「それはヘルパーさんに頼んであるから大丈夫なんだ」

「お金かかるじゃん、試験が終わったら
冬休みに入るから毎日来れるし
陽菜ならお金いらないよ
それとも陽菜じゃ嫌?」

「こじぱは友達と遊んで楽しまなきゃ!
高校生活最後の冬休みなのに・・・(汗)」

「ちょっとあんた達私の存在忘れてやいませんか?
それと陽菜はプライベートで遊ぶ友達
あんまりいないから優子は気にする事ないよ(ΘωΘ)
それに(ニヤニヤ)」

「いきなりムカつく!なに?顔キモイんだけど(怒)」

「こらこら唯一の友達に向かってキモイは無いでしょ
まあいいけど・・・むふふ、峯岸がちょっと来ない間に
こじぱ!優ちゃん!呼びになってるじゃん(笑)」

「そ、それはみーちゃんて呼んでるし
小嶋さんて呼ぶのもよそよそしいかなーて(汗)」

「ふーん・・・まあどうでもいいんだけど
優子ってさ恋人とか好きな子居ないの?」

「みーちゃん!話それてるし(汗)」

「いいじゃんかー興味あるもん
いるんだったらその子に世話してもらえばいいじゃん」

「それはプライベートな事だからノーコメントで・・・」

「と、言う事はいるんだね
名探偵峯岸の推理によると
陽菜が毎日来ていて誰にも会わないという事は
恋人はいない!残るは好きな人いるねこりゃー
残念だったね陽菜」

「陽菜は・・・会えるだけでいいから・・・
だから来るなって言わないで(涙)」

「こじぱ・・・」

「しんどくて会いたくない時は一目見てすぐ帰るし
優ちゃんの恋愛の邪魔はしないから・・・お願い」

「私も・・・私もこじぱが来てくれるのは嬉しいよ
でもねこじぱの負担にはなりたくないんだ
それにひどい姿見せたくないし・・」

「こ、恋人じゃないんだから見せても大丈夫でしょ
好きな人には見せたくないかもだけど・・・」

「無理しないで」

「無理してない!優ちゃんに会えない方が無理だもん」

「ありがとう・・・じゃー試験終わるまでは少しだけね」

「うん!調子いい日は長くいていい?」

「その代わり試験順位落としたら
罰として一週間の出入り禁止!(笑)」

「ええーそんなの無理だし(怒)」

「じゃないと終わるまで来ちゃダメ!」

「・・・分かった頑張る(бвб) 」

「なんか私お邪魔虫?」

「うん(бвб) 」

「そんな事ないよ(-∀-`) 」

「せっかく手土産持ってきたのにもって帰ろうかな(怒)」

「さすがみーちゃん!なになに?」

「そこの駅前のチーズケーキ(ΘωΘ) 」

「うわっ!あそこの美味しいんだよねー・・・
あっ、こじぱが作ってきてくれた奴の方が美味しかったけどさ」

「なんか取ってつけたような言葉・・・(бвб) 」

「そんな事ないよ(汗)
また作ってきてくれたら嬉しいなー(-∀-`) 」

「ほんと?試験終わったら作って来るね(бвб) 」

「治療終わってからね、たぶん投与中は食べれないと思うから(汗)」

「わかった・・・・」

そんなに辛いんだ・・・
少しでもその辛さを和らげてあげたい
陽菜に出来るかな