次の日、才加、梅ちゃん、由依に話したら

「ごめんうちは家に帰るけん無理やわ」

「才加はいいよ面白そうだし」

「由依もこっちで就職するから入るで」

「五人しかいないのにどうするの?」

「野呂さんとかソフトしてない先輩誘ってみる」

「才加任せた」

「任せといて、でも監督はどうする?」

「選手と兼任で出来るから揃ってから決めればいいんじゃない」

「そうだな、人数揃ってから決めよう」

「賛成!」

トントン拍子に決めちゃってるけどほんとにいいのかな(汗)

佐江や才加は別のチームからも声がかかってるはずなのに・・・

「よし!監督に言いに行こう!」

「え?いま?」

「善は急げって言うだろ、昨日の返事もしなくちゃだし」

「そうやな、早く決めといたらもう、話持ってこんやろうし
いちいち呼び出されるのうっとうしかってん」

そんなに声かかってたんだ・・・


それから野呂さんがいろんな人に声をかけてくれて
なんとか15人集まった

「ユニフォームも作って道具もそろえなきゃ、お金いるね」

「ヘルメットは大学の古いやつ借りようよ」

「それいいんじゃんボールも借りよう♪」

「そんなに、迷惑だよ(汗)」

「どうせ練習場所も大学になるだろうし
その都度借りたらええんちゃいますか」

「そうだね」



それから新年会と称した初集合

「こんばんは、お久しぶりです」

一番下ったな私達は先輩方に挨拶する

その一番後ろには・・・小嶋さん・・・


会いたくて・・でも逢えなかった憧れの人がそこに立っていた