「お待たせ(бвб) 」

白衣意外の陽菜さん初めて見たかも・・・

ジーンズにダボッとしたTシャツ
まるで体型を隠すかのような・・・・

ラインが強調するような服は嫌いなのかな
プロポーションいいのに勿体ない

まだマスクしてるけど花粉対策かな?

「これだけ遅いとお店開いてないから
ファミレスでいい?」

「どこでもいいです」

歩いて駅へ行く道筋に確か一軒あっあよね?

歩いて行くのについて行くと・・・やっぱりここだ

「ここ結構おいしいんだよ」

「陽菜さんでもこういうお店に行かれるんですね」

「当たり前でしょ、私ってどんなイメージなの(笑)」

「なんか、セレブ?」

「セレブが自分で施術なんてしないよ(笑)」

「あぁー・・・なるほど」

いっそう親近感がわいてきた(´-∀-)

このままお友達になって買い物とか
たまに食事とかしたいなーなんてね(汗)

「ここのオムライス意外に行けるよ」

「陽菜さんもオムライス好きなんですか?」

「もって・・・優子ちゃんも好きなの?」

「私大好きなんです♪一緒だ」

軽くって思ってたけどオムライスを注文した
陽菜さんは夕飯を食べたらしくて(当たり前だけど)
ドリンクだけ注文

ドリンクを飲むときはマスクを取らないといけないわけで・・・
夜なのにいつもより化粧が濃い?
塗り直してきたのかな・・
私なんて取れ取れで
口紅も塗り直してないのに(汗)


それからいろいろ聞かれて・・・
結構施術してもらいなが話してたと思うんだけど
もう一度確認のため!と言われて・・・

なんかデートみたい(´-∀-)

「陽菜さんは兄弟いるんですか?」

「私は・・・・いたかな?」

「えぇー何ですかそれ(笑)」

「私の事はいいの!」

「良くないです、私ももっと陽菜さんの事が知りたい」

「優子ちゃんて・・・・女性が好きなの?」

「ち、違いますよ(汗)陽菜さんが好きで友達になれたらなって・・・(汗)」

(よかった・・・)

「え?今何か言いました?」

「ううん何も・・・あ、もうこんな時間だ
そろそろ帰らないと」

「ほんとだ、あ、施術料とここの支払い私がします」

「今日はいい」

「ダメですよ(汗)施術は別だし
陽菜さんコーヒーしか飲んでないじゃないですか」

「じゃーまた今度奢って」

「わかりました!美味しいお店リサーチしときますね(´-∀-)」

「楽しみにしてる・・・」


家に帰りつくとお風呂も入らずバタンキュウ・・
朝起きて慌ててお風呂に入り
髪も半乾きのまま、家を出たから乱れまくってる(汗)

「おはようございます今日も宜しくお願いします」

このままいけば今日を含めて後3日で終わる
予定通りで一安心



「ぐぅぅぅ〜」

「君は見る度にあくびしてるかお腹を鳴らしているかなんだね」

まだ二回しか見てないくせに・・・とは言わない

「篠田さんおはようございます」

「もうすぐお昼だけど」

ああ言えばこう言う・・・(怒)

「その髪の毛はわざとなのかな?」

「え?」

「そういうファッションも流行ってるけど
君がすると寝ぐせにしか見えないな(笑)」

わざとでもないし寝ぐせでもない

「何か御用ですか」

「不手際がないか見に来ただけだけど
いけなかったかな?」

「いえ・・・順調ですので御心配には及びません」

「そう言えば初日以来担当の・・・」

「ああ、担当は僕になったんだよ」

「・・・いつですか」

「着工した時から」

うそ・・・全然知らなかった(汗)

「そういう事は事前に伝えておいてください(怒)」

「君の上司には伝えてあったんだけどな」

そういえばあれ以来会ってないかも・・・

「連絡不行き届きで申し訳ありませんでした」

「予定日までに出来上がりそうかな」

「はい(-∀-`) 」

ぐるっと見渡すと何も言わず出て行った

「何しに来るんだろ・・・」

ボソッと呟いたつもりだったのに

「大島さんに会いに来てるんじゃないですか」

「え?」

作業をしていた同い年くらいの女の子に言われた

「そんなわけないですよ、私嫌われてますもん」

「あれだけ絡んでくるのは気になるからですよ
子供の頃好きな女の子をいじめてた男の子いたでしょ(笑)」

「もう大人だよ(笑)」

「子供みたいな絡み方ですけどね(笑)」


そんなわけ・・・・ないよ・・ね?