「お疲れ様でした(-∀-`) 」

やっと完成した!

「うん、まあまあかな」

それってどう捉えればいいんだろうか・・・

「明日社長が見に来るから綺麗にしとけよ」

「どう見ても綺麗ですけど」

「君だよ」

「・・・・(-∀-`) 」

私の容姿の事ね・・・・

「そこは心得てますから」

「どうだか」

もうなんなの、絡まないでよね

「では明日10時にお待ちしております」

「ああ」

そう言うと他のスタッフと話し出した篠田さん

そうだ、まずは体からだから陽菜さんに癒してもらおーと
部屋の隅へ行き電話をかけると

誰かの着信音が鳴った

凄いタイミング!なーんて思いながら
その方向を見ていると・・・篠田・・・さん?

スマホの画面を見て取らずに操作してポケットへ・・
私の方は留守電にかわる・・・まさか・・・ねぇ・・

もう一度かけるとすぐ留守電に変わった

じっと篠田さんを見ていると私の方を見ずに
帰って行った

今度はお店の方に電話をかけてみる

「はい、サロンハルナでございます」

「あ、大島です」

「優子ちゃん?予約かな」

「今携帯に電話したんですけど・・」

「え?あぁ・・・気づかなかったごめんね」

「いえ、今日空いてますか?」

「ごめんなさい最終まで入ってるの」

「そうですか・・・残念(汗)」

「遅くていいなら・・・・」

「全然かまわないです」

「五分後にもう一度携帯の方にかけてもらえるかな」

「わかりました」

五分待ってもう一度かけると

「はい」

「どうですか?」

「9時からでもいいかな」

「私は大丈夫ですけど陽菜さんしんどくないですか?」

「私は大丈夫、じゃー9時に待ってます」

「お願いします」


やっぱりさっきの声と違う気がする
いつもは比べることが無いから気が付かなかったけど
さっきの声と今の声が明らかに違う・・・

これは確かめてみるしかないよね