「いらっしゃいませ(-∀-`) 」
「ゆっぴー会いたかったよー(*`ω´) 」
そう言ってハグする麻里ちゃん
「あれ?少し痩せた」
「夏はいつも痩せるので」
そう言えばあまり食べてない気がする
「こんばんは(ΘωΘ) 」
「こんばんは(-∀-`) 」
「陽菜達の同僚で年は一つ下の峯岸みなみちゃん」
「みーちゃんて呼んでね」
「私は優子でお願いします」
「優子・・・・どこかで会った事ある?」
「さあ・・・見覚えは無いですけど・・・」
「会社近くのコンビニでバイトしてたらしいから
見た事あるんじゃない?」
「そうなんだ・・・」
「そんな事よりお鍋出来てるのでゆで過ぎないうちに食べましょう」
そう言って中へ入って行く
「お、豆乳鍋じゃん」
「健康にいいので豆乳にしてみました」
「イソフラボンや鉄分が豊富だから女性には持って来い」
「麻里ちゃんよく知ってるね」
「これぐらい常識だよニャロ(笑)」
「知らなくったって死なないし」
「そうですよね知ってたって死ぬ人は死にますから」
ん?一瞬顔が曇ったような気がしたけど
そう言えば両親は生きてるのか死んでるのかわからないんだっけ?
クーラーをガンガンにかけて4人で鍋をつつく
「そう言えばゆっぴーて今何のバイトしてるの」
「今は夏休み中で陽菜の世話をしながらなので
友達のお父さんの会社でバイトさせてもらってます」
「ほうほう・・・お互い名前で呼び合ってるんだ(*`ω´) 」
「何かと都合がいいので・・・ねぇ陽菜」
「う、うん・・・」
「その割には敬語で話してるじゃん(ΘωΘ) 」
「そこは雇われてる方のけじめです」
「ふ〜ん・・・へんなの」
「陽菜が良いって言ってるんだから良いの!」
「一週間に一日でいいから篠田の家にも来てよ
ちゃんとバイト代払うからさ」
「篠田さんはちゃんと自分で何でもできる人だって聞いてますから
私なんて必要ないでしょ」
「夜の相手とかは募集してるよ(*`ω´) 」
「麻里ちゃん!(汗)」
「ニャロは淡白だけど篠田なら満足させてあげれるんだけどな」
「ちょっと、淡白ってなに?
した事無いのに想像だけで言わないでよね」
「だから試そうって言ってるのに」
「女性とだなんてあり得ない!」
「・・・・・」
「だってさ、篠田はいつでもウエルカムだからね(*`ω´) 」
「麻里子はロリコンだから気を付けて(ΘωΘ) 」
「それでも私は陽菜がいいんです
そばにいられるだけで幸せですから」
そう言って力なく笑う優子
麻里ちゃんが余計な事言うからつい言っちゃったけど
もし優子に迫られたら・・・・
迫られたことないから分からないけどもしかしたら・・・
結局二人に勧められお酒を少々・・・
もともと弱い陽菜はすぐダウン
「陽菜こんなとこで寝るな」
「う〜ん・・・・少しだけ・・・」
「すいません私じゃベッドまで運べないので
寝かせてもらってもいいですか」
「お安い御用(*`ω´) 」
誰かに抱えられ柔らかい所に降ろされた
「後はしますので・・・
あ、片付けも私がしますからそのままにしておいてください」
遠くの方で優子が話してるのが聞こえる
うぅぅ・・・着替えなきゃ・・・
お風呂は・・・あしたで・・いっか・・・
睡魔と戦い眠りに入ろうとした時
何か柔らかいものが唇に触れた気がした
でも睡魔には勝てず・・・・そのまま夢の中へ
朝目を覚ますとパジャマに着替えて寝ていた
「おはようございます(-∀-`) 」
「おはよう・・・・これって」
「私が着替えさせましたけど変な事はしてませんよ(笑)」
「あ、当たり前だし(汗)」
「それとですね昨日言いそびれてたんですけど」
「ん?」
「今行ってる友達の家の仕事が忙しくて残業しないといけなくて
そこの家に泊ることになったので
明日からは泊めてもらわなくてもよくなりました」
「もう来ないって事?」
「いいえ、朝は間に合うように来ます
夕飯も作っておくのでそれを寂しいでしょうが
一人で温めて食べて下さい」
「はぁ?全然寂しくないし」
「ですよね(笑)」
また、強がって思ってもいないことを言ってしまった
「行ってらっしゃい」
「行ってきます」
朝は来るんだからこの挨拶は出来るのか・・・
「ただいま」
「お帰りなさい」
が無くなるだけ・・・今までもなかったんだから寂しくない・・・はず
でも朝の挨拶もその日以降できなかった