なんだかんだあってもちゃんとお仕事を両立している私達

今日も無事成敗の方の仕事を終えいつもの居酒屋へ


指「みなさん仕事ちゃんとしてるんですか?」

吉「してるからお仕置きし終わったんでしょ」

指「違いますよ本業の方です!
あ、どっちが本業か分からなくなってるのか(笑)」

菜「はぁ?報酬なんて現金がたまーに貰えるだけで
殆どがこーんな庶民的な料理と安い酒とかなのに
本業とか笑わせないでよ(怒)」

木「そうそう、私達は現ナマが欲しいの!」

陽「現ナマだってーお下品(бвб) 」

吉「大体お金持ちのお嬢様のあんたがどうしてここにいるの(怒)」

優「あぁー・・・なんか・・・ごめん(;´-∀-)」

吉「違う(汗)優子に言ってるんじゃなくて(汗)」


そう、陽菜も優ちゃんもお金持ちのお嬢様
なのにこんな裏家業をしてるのはなんでだろう・・・

と言うか優ちゃんがしてるから必然的に陽菜もしてるって感じ?
だって、陽菜と優ちゃんは一心同体なんだから!
と、陽菜が思ってるだけなんだけどね(бвб) 


木「でもさ私達は借金があって返すためにこういう仕事してるけど
優子はどうしてしてるの?」

優「私は・・・・・・」

菜「言いたくなければ無理しなくていいから」

優「ううん、いい機会だからみんな聞いて」


みんな頷き真剣な目で優子を見つめる


優「子供に頃、誘拐されそうになったんだ」

陽「え!?いつ?」

優「嘘でしょ、覚えてないの?」

陽「陽菜もいたの?」

優「陽菜が誘拐されそうになってたんじゃん」

陽「うそ・・・・」


全く覚えてない(汗)


優「お母さん達と買い物に行ってて忘れ物したから買いに戻るって言うのに
目の前にあった公園でどうしても遊びたいって陽菜がごねるから
私もここで遊んで待ってるって言うと優子ちゃんが居るなら安心ね
すぐ戻るからって二人で買いものに行っちゃったんだ」


吉「あんた昔っから迷惑かけてたの(怒)」

陽「覚えてないから仕方ないじゃん」

優「始めはブランコとかで遊んでたんだけど
砂場で山を作って遊びたいって言いだして・・・」


菜「はぁ・・・ガキ」

陽「だから子供の時!」


優「作ってる途中でブランコ空いたから行ってくるって行っちゃって
仕方なく一人で作ってたんだ」


木「最低・・・・」


優「出来上がったから振り返って呼ぼうとしたら
陽菜は男の人に手を引かれ公園から出て行こうとしてて
慌てて叫んだら、ママが陽菜を呼んでるみたいだから行ってくる
て言った瞬間に
その人陽菜を抱きかかえて逃げようとしたから
大声で助けを呼びながら追いかけたら大人の人が気づいてくれて
捕まえてくれたんだ」

陽「あれ、誘拐だったの?」

吉「あんたね・・・・むかしっから惚けてなとは・・・」

木「で、その人ちゃんと警察に捕まったの?」

優「捕まったと思ってた、テレビで見るまでは」

菜「芸能人だったって事?」

優「芸能人だったら捕まるっしょ(笑)」

吉「じゃー何のテレビに出てたの?」

優「選挙前の街頭演説する議員の後ろに立ってた」

木「まさか秘書?」

優「それもその議員の息子だったんだ」

菜「もみ消された・・・」

優「そう言う事」

吉「許せない(怒)」

木「でもさ、優子や陽菜の親が黙ってなかったんじゃないの?」

優「子供より政界にコネを作っておいた方が良かったんじゃないかな」

陽「昔っから最悪だったんだね私達の親」

優「だね・・・それがずっと心の隅に残っててさ」

陽「だったらどうして秘書になったの?」

優「政界の裏とか見れるでしょ」

木「なるほど・・・・」

指「優子ちゃんはそんな汚い裏社会にメスを入れたいって
この仕事を始めたんですよね」

陽「そう言えばさっしーて優子とどこで知り合ったの?」

優「さっしーは前の都知事の新人秘書で犠牲者かな」

指「その節は優子ちゃんには大変お世話になりました(涙)」

吉「あ、なんか公費巡って秘書が勝手にやった事で自分は被害者だ!
的な事を言ってたっけ」

指「指原は全く関与させて貰えてなかったのにいきなり名前出されて
クビになって刑務所に入れられそうになっていたところを
優子ちゃんに助けて貰ったんです」

菜「じゃーこのお店はどうやって?お金無かったでしょ」

指「優子ちゃんがすべて出してくれて指原は雇われ店長です」

吉「だ、だからオシャレで料理もお酒も美味しかったんだ(汗)」


庶民的な料理に安いお酒って言ってたのはだーれかな(笑)


優「私はお金を出しただけでさっしーが頑張ったから
こんなに流行ってるんだよ(-∀-`) 」


流行ってるのはアルバイトが全員美男美女だからだと思うけど・・・